今日は、占いのお話になります。
僕がコンサルティングをしていて、よく前世が○○だったと言われた
。という人がいらっしゃいます。
例えば、左手が痺れるのは、前世で左手を失ったから。。。とか
人から恨まれる原因が、前世で戦争があり多くの人を殺したから。。。だとか
高所恐怖症なのは、前世で高い所から落ちて死んだとか。。。
水が怖いのは、前世で海で溺れて溺死したとか。。。
先端恐怖症は、前世で拷問に遇い、鋭いものに刺されて殺されたとか。。。
その憎い相手は、前世では兄弟で、骨肉の争いをしたとか。。。などなどです。
僕は、占いを全く信じない訳でもありませんし、意味があることは知っています。
だけど今までいろんな相談を受けて来て、その原因が前世のカルマのせいだった人は、
一部の特殊な内容を除き、今のところいません。
だってそれでは今世では、どう生きればいいの![]()
となってしまいます。
前世の問題で終わりでしょうか
だから仕方ないの![]()
カルマ、業を落とす
どうやって
結局、落ちたの![]()
その魂を癒やす
どうやって
結局、癒やせたの![]()
答えは、NOです。 だから今、相談に来られている訳ですよね。
だからと言って、カルマや業と言われるものを、すべて否定する訳ではないですよ。
そのカルマや業があるなら有るでもいいのです。
たぶんそれらにも、意味があって持ち越しているのでしょう。
だとしたら、それは霊能者やヒーラーになんとかしてもらうことが
カルマや業の解除になる訳ではないのです。
それだったらわざわざ今世に持ち越さないで、
前世で、霊能者全盛期のその場で、霊能者やヒーラーに頼めばよかっただけですよね。
ですから答えを言ってしまうと、そのカルマや業は、人に取ってもらうことではないのです。
それでは、持ち越した意味がないのです。
持ち越した意味は、自分でその自分のカルマと向かい合うことです。
自分のカルマは、自分で解決する、自己責任がテーマになっているのです。
そしてそれは、カルマだけではありません。
すべてが、人のせい、前世のせい、だから誰かがなんとかしてくれる。
自分のせいではない。と、自己責任を放棄し、
他人や外側ばかり見てしまうことが本当の意味のカルマなのです。
そのカルマに向かい合うことは、自分しかできません。
幸せの青い鳥も自分の中ですが、カルマや業も自分の中なのです。
どんな原因があったにしても、それをどうするかは100%自己責任です。
もし、そのことに気づくことが出来たら、自分と向かい合ってみましょう。
なんにも出来ない
と苦しむかも知れません。
自分の無力さに打ちのめされる
かも知れません。
でもその中からしか、本当のことは見えないのです。
無力の先にあるものが、カルマ解除のカギかも知れませんよ。
ちょっと長くなりましたが、伝わる人にだけ、伝わってください。すどうゆうじ![]()