みなさん、レオナルド・ダ・ヴィンチがADHDだったって知っていますか?
私生児として育ち、家庭環境も悪かったみたいですが
芸術家、科学者として成功しています。天才はいつでも普通ではないのですね。
そして次はアインシュタインがアスペルガーだったって知っていますか?
ダブダブのセーターにカールヘアー、子供の頃から非常なかんしゃく持ちで
幼児期には言葉の発達の遅れもあったそうです。
一人遊びが好きだったアインシュタイン、教師ともうまが合わず高校も中退しています。
その後、スイス連邦工科大学を受験し数学と物理はよい点数だったのに
他の科目が全くダメで不合格になりました。そして1年間アーラウ州立学校に通い
大学入学資格を取得してその後に希望のスイス連邦工科大学に入学しています。
アインシュタインは記憶力の欠陥、不注意傾向、幼児期の言葉の遅れ、衝動性、攻撃性
こだわり傾向、自己コントロールの困難と対人スキルの欠如などいろいろ
ありましたが自分の興味、関心のあることを極め成功しています。
何に関しても天才は普通の人とは違うものです。
その才能を発見し育て見守り伸ばしてあげられるといいですね。
そしてモーツァルトがADHDだったって知っていますか?
情緒不安定だったモーツァルト。多動と衝動性と不注意傾向がありました。
かんしゃくを起こしてはケンカしていたといいます。
音楽以外は飽きっぽく10年間に11回も引越ししたそうです。興味深い話ですね。
それからピカソがADHDでLDだったって知っていますか?
小学生の頃から落着きがなく勝手に席を立って歩き回っていたそうです。
天才は彼のほんの一部にすぎません。でもそれでOKなのですね。
そしてまた音楽家ですがベートーベンがADHDでLDだったって知っていますか?
頭が熱くなると水を頭からかぶってそのまま作曲をしていたそうです。
それで大家とトラブルになりやはり何度も引越ししています。
短期で不器用、でも純真だったベートーベン。それでも今の世に残る天才ですね。
そして最後はチャールズ・ダーウィンです。
あの「種の起源」を著したダーウィンの進化論のダーウィン。
彼がパニック障害だったって知っていますか?
発症したのは彼が22歳の時、動悸にめまい、吐き気に息切れ、
身体の震えに死の恐怖、彼の後半生はうつ病も併発し引きこもりになっています。
それでも後世に名を残し現代の人々にも愛されています。
普通と違うとお悩みのみなさん、ADHDもLDもアスペルガーも
決して育て方や家庭環境に原因があるわけではありません。
神さまがくれた天才の芽なのですね。その芽をどう育てるか
あたたかい目で天才を育ててみたいですね。
今回は軽度発達障害は障害なのか?天才の芽のお話でした。
すどうゆうじ
- 機能不全家族(アダルトチルドレン)/星野 仁彦
- ¥1,600
- Amazon.co.jp
- 機能不全家族―「親」になりきれない親たち (講談社プラスアルファ文庫)/西尾 和美
- ¥760
- Amazon.co.jp
- 依存症の真相 —アダルトチルドレンとADHDの二重奏—/星野 仁彦
- ¥1,995
- Amazon.co.jp
- ササッとわかる「大人のアスペルガー症候群」との接し方 (図解 大安心シリーズ)/加藤 進昌
- ¥1,000
- Amazon.co.jp
- なぜあなたは食べすぎてしまうのか―低血糖症という病/矢崎 智子
- ¥1,365
- Amazon.co.jp