みなさんのまわりにもあなたのことを心配してくれる人のいいお友達っているかとは思います。
ですがそのあなたのことを思ってくれる心配にもあなたが安らげるやさしい心配と
あなたを落としてしまう、あなたを傷つける心配があるのです。
あなたが安らげる心配とは、あなたを見て「どうしたの?元気ないね?何かあったら言ってね!」と
あなたの自主性を尊重し、いつでも見守っているというやさしい母性のような態度です。
そしてもう一方のあなたを落としてしまい、傷つけてしまう心配とは「アレどうした?」と言うような
ヤジウマ的態度の心配です。それは言葉ではあなたを心配しているようで中身はあなたを心配していません。
「病気どうなった?治った?」とか「彼氏とどうなった?」とか具体的な内容を聞いてきます。
そして実はそれはあなたが触れられたくない部分だったりするのですね。
ですからあなたは心配されているようで傷つきます。いきなりテンションが落ちてしまいます。
そしてその裏側では無意識の心理的やりとりがあるのです。
「病気治った?」=まだ治らない自分=ダメな自分=がんばっているのにできない自分=罪悪感、無力感。
「彼氏とどうなった?」=うまく出来ない自分=ダメな自分=みんなはうまくできてるのに
=自分への怒り、自己嫌悪
、と言った具合です。
そこであなたが「嫌なことを聞かないで!」とひとこと言うか、せめて嫌な顔
をできればいいのですが
「うん、大丈夫よ」なんて苦笑いしているとますます落ちてしまう
のです。
だってそれはあなたの本音ではありませんからね。
態度と気持ちが不一致を起こしてしまうのです。
ですがいきなり怒れともいいませんよ。
まずはそんな2種類の心配に気づいてほしいのです。
気づけば対処できるのです。そしてそんなストレスを避けられます。
そして自分を安らげてくれる人がわかるのです。
そんな安らげる人と穏やかにお過ごしくださいね。すどうゆうじ