■子供が挫折した時

二月に入ってしばらくたち
大阪では私立高校の入学試験が終わり
これから公立高校の入学試験の時期が
やってきます

思えば一年前
長男が専願で受験した
私立高校は不合格となり

1.5次の入試を実施していた
高校の受験には合格したのでした

第一志望の高校を
不合格になった時
長男の落ち込みようは
まさに海より深いと言う
感じでしたが

一年経った今では
学校が面白くないとは
言いつつ野球部での活動を
続けるため毎日学校に
通っています

そして大学は絶対に
面白いところに行く!と言っており
希望を持って日々過ごしているように
見えます

我が子ながら逞しくなったと
思います

人生においては誰でも
自分の思うようにうまくいかないこと
つまり挫折を味わうことがあります

 



どうせ挫折をするなら
できるだけ早いタイミングの方が良いです


早いタイミングで挫折すれば
それだけ残りの人生で
挽回できるチャンスが
多くあるのです

逆に学生の時は順調に進学して
就職活動もうまく言って
希望通りに大企業に就職できた
そうして入った会社で
壁にぶつかって挫けてしまう
そんな例が報告されているのが
少なくないのは皆さんも
ご存知だと思います

会社に入るくらいの
大人になって挫折したとして
その時点で親がフォローするのは
非常に難しいです

そもそもそれくらいの歳になると
親と離れて住んでいる可能性が高いですし
仮に親と同居しているならば
親への依存度が高く自立性が低いために
親が何か言っても自分で適切に
行動するのは難しいと思われます

それであれば
まだ子供が親と一緒に住むのが
一般的な高校生くらいまでに
挫折をしたならばフォローも
しやすいでしょう

子供が挫折をした場合の
フォローですが

私の場合は
行く学校で人の人生が決まる訳ではないから
第一志望の学校が落ちたとしても
悲観する必要はない
」と受験前から
子供たちに伝えていましたし

受験に失敗した後も
そのように言っていました

重要なことは
受験に失敗した場合

本人は当然ながら落ち込み
どうせ俺なんて...」と
自己評価を下げてしまいやすいのですが

親としては絶対に
子供がこの自己評価を下げることを
阻止しなくてはなりません


ひたすら子供が前向きに
なれるように支援する必要があります


私自身は受験で失敗したことがないのですが
もし失敗した経験があれば
子供が受験に失敗しても
俺も受験に失敗したけどな...」と言って
共感を得ながら子供を諭すことができるはずです

そう言う意味でも挫折した経験が
多くあればそれだけ挫折した人たちに
前向きになれるような言葉を
説得力を持って言えますよね
なので挫折も悪くないものです


これから我が子が受験を迎える
親御さんは子供が合格すれば
もちろんそれは良いことですが
もし不合格になっても
その挫折が人生における良い経験に
なったと子供に思わせるように
してもらいたい
と切に思います

 

 

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