小説執筆ツール「Nola」&「Notion」を使いこなす!(その2) | 「藍染 迅(超時空伝説研究所改め)」の部屋

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小説家ワナビーの「藍染 迅(あいぞめ じん)」です。

書籍化・商業化を目指し、各種コンテストに挑戦しながら、カクヨム、小説家になろう、エブリスタ、アルファポリスなどに作品を投稿しています。

代表作は異世界ファンタジー「「飯屋のせがれ、魔術師になる。」。

 

  Nola(Web版)で機能を紹介

 

執筆時はキーボードを使いたい派なので、圧倒的にPC上での作業が多くなります。

なので、ここではWeb版の画面をもとにNolaの機能を紹介します。

 

アプリ版でもほぼ同等の機能が利用できると思います。

 

 

  ログイン後の画面

 

こんな感じで出迎えてくれます。いわば玄関?

左上「作品一覧」というタイトルの下はタブ見出しになっていて、「制作中」「制作完了」「保留」「制作中断」のグループごとに分類されるようになっています。

 

上の例では現在「制作中」は2作品です。

 

こちらが「制作完了」のグループ。

 

タブのリストは、「ジャンル」「カテゴリ」でさらにスクリーニングすることが出来ます。

将来作品数が増えて行ったら、そういう管理が有用になるかもしれません。

 

今のところは使ったことがありません。

 

 

  「制作メモ」はほぼ未使用

 

オープニング画面の左上に、「本書籍アイコン」と「メモノートアイコン」があります。

 

「書籍アイコン」は「作品一覧」画面を呼び出し、「ノートアイコン」は上の「制作メモ」画面を呼び出します。

 

当研究所では「制作メモ」はほとんど使っていません。

ずぼらな性分なので……。

 

テーマやプロットに至る以前、着想やヒント、関連情報などを記録しておくと後々便利かもしれません。

 

作品ごとにメモ書きを保存するイメージですね。

 

 

  「作品情報」を整理する

 

「作品一覧」画面右下の「書籍にプラスマーク」アイコンをクリックすると、この画面に遷移します。

(「作品追加」とか「新規文書」に相当するアイコンですね)

 

「タイトル」「ジャンル」「カテゴリー」「執筆予定文字数」を入力し、画面最下部「執筆を開始する」ボタンをクリックすると、次の画面が開きます。

 

 

  テーマを決める

 

まず、作品の「テーマ」を設定する画面になります。

使い方はその作家さん次第になると思います。

以下は、拙作「台所の雨音」の入力内容です。

 

この作品は全文552文字しかない短編なので、書き出しとエンディングのイメージをまとめ、その間をつなぐことをプロットとしました。

 

完成稿では少し文章を変更していますが、ほぼほぼこのまま書き込んでいます。

 

Nolaを利用して来て感じたのが、「ゴール」を決めておくのは良い習慣だということ。

完結しない小説は空しいもの。終わり方を決めておくと、ぶれることなく書き進めることが出来る――ような気がします。

 

設定可能な項目はさらに存在します。

「この作品のターゲット層」について「①年齢層・性別」「②趣味・嗜好」「③その人が他に読みそうな作品」という項目を設定することが出来ます。

 

当研究所ではそこまで綿密なターゲティングを行っていないので、入力を割愛しています。

(さぼっているともいう)

 

 

  今日はここまで

 

どの項目を利用するかは人それぞれで良いかと。

自分のスタイルに合った利用方法を編み出すと、ツールとしての使い心地が良くなりそうに思います。

 

次回は「構成」「プロット」「登場人物」などの項目をご紹介する予定です。

 

お楽しみに!