きのうは「カレー祭り」を決行! テラスでバーベキューをやってみました。in Napoli. | 「藍染 迅(超時空伝説研究所改め)」の部屋

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小説家ワナビーの「藍染 迅(あいぞめ じん)」です。

書籍化・商業化を目指し、各種コンテストに挑戦しながら、カクヨム、小説家になろう、エブリスタ、アルファポリスなどに作品を投稿しています。

代表作は異世界ファンタジー「「飯屋のせがれ、魔術師になる。」。

駐在員5人組、自称「Samurai Five」で入居したサービス付きアパート。
部屋割りの温情にて、最年長者である小生が最上階の、「見方によってはペントハウスといえなくもない部屋」をいただきました。

入居してほぼ2週間。
ここらで入居祝いをやろうではないかということで、2016.01.30の土曜日に、わが部屋のテラスに集結いたしました。

くもりあいにくの曇り空。最高気温13度では、ちょっと肌寒く、無理をした感じは否めませんでした。

カセットコンロに鉄板を載せ、スーパーで買いこんだ肉と野菜を焼くという、極めてお手軽なコース。
それに、ミニトマトとモッツアレラのカプレーゼもどき。何かのチーズ。サラミ。

そんなものを囲んで、宴を行ったのでした。
開放感があって、ビールがうまかったけれど、上空にカモメが異常に集まり、狙われているスリルも味わいました。

さて、中でも所長(自分)が最も力を入れたのは、ご当地食材で作る「カレーライス」でありました。
炊飯器の準備がまだできていないので、ごはんは「Samurai Five」の一人であるNickさんにご提供いただきました。「ゆめにしき」ありがとうございました。

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さて、カレーといえば、「肉」、「ニンジン」、「玉ねぎ」は具としてオーソドックスなところ。
個人的にはこれに、「じゃがいも」をぜひとも加えたいのです。
カレーの味を壊すという方もいらっしゃるでしょうが、じゃがいもを「究極食材」とあがめている自分としては、何としてもいれたい。

なので入れました。地元スーパーに並んでいたジャガイモを。

外見に特徴がないので、写真は割愛。
皮をむくときに思ったのですが、日本のものよりも、ねっとりした感じです。水分とでんぷん質が多いのか?
新じゃがっぽい感じかもしれません。

わざと長期保存すると、味が熟成するかも?

ニンジンは特徴あり。

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お馴染みの円錐状ではなく、型で押し出した「棒」みたいな形状。
これも皮をむいたり、切るときに感じたのですが、細いせいか、ちょっと固い印象です。
手ごろな大きさに切るのが難しいので、乱切りにしました。

ちなみに、買い物をした数店のお店ではどうしても「まな板」を見つけることができませんでした。
仕方なく、写真のピザ皿(プラスチック製)を購入。10枚で、1.99ユーロでした。

そして、玉ねぎは、外見が真っ白。

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これは、日本の「新玉ねぎ」みたいな感じでしょうか。中身?は、柔らかかった気がします。

後で見たら、外皮が茶色とか紫色になった品種?の玉ねぎもありました。
こちらは、バーベキュー用に焼いて食べました。

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右側はにんにく。
肉と野菜を炒めるときに、ひとかけらだけ使いました。はじめて生のニンニクを使ったので、皮の剥き方がよくわかりませんでした。(電子レンジで温めると、使いやすいとも聞きましたが...)

さて、カレールーには、ナポリ中央駅前「Super Bon」で買った、「とろけるカレー」を使用。
S&B製ということで、信頼いたしました。

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最後に、「肉」なんですが、個人的には豚肉で行きたい。カレーとしての味の奥行きは、やっぱり豚でしょう。
なのですが、

「どれが豚肉か、よくわからない」


豚肉のイタリア語は知っているんですよ。ところが、そう書いてある肉が売り場にないんです。
牛肉らしいもの、明らかな鶏肉はある。

そいつらにしてしまおうかなとも思ったのですが、記念すべき第一作なので、やはり豚で行きたいというこだわりが。

すると、「豚肉」らしき「ミートボール」を発見。日本でも、冷凍ミートボールをカレーに使用していたので、これでいいやと購入。食材は決まりました。

野菜を切り、オリーブオイルでチューブ入りしょうがとにんにくのみじん切りを炒め、ミートボールと野菜を投入。
するとです、炒めるために動かそうとすると、ミートボールがぐちゃぐちゃに崩れてしまいます。

めちゃくちゃ柔らかい。ひき肉を「ふわっ」と丸めたくらいの固さ。
驚きながらも、これでは炒めるのは無理だと思い、すぐに水を入れて煮込むことにしました。

幸い、野菜の方は調理時間短縮のために電子レンジで火を通しておいたので、すぐに煮込んでも芯が残ることはありませんでした。

後で調べてみると、この週末が地元のお祭りシーズンで、お祝い料理としてこのミートボールを食べるらしい。
調理の仕方は、当然炒めるわけではなく、丸ごと油で揚げるもののようです。ひき肉だけでなく、野菜なども混ざっていたらしいですが、カレーで煮込んでしまったので、まったくわかりませんでした。

と言っている間に、カレーが煮えました。

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ですが、写真にはちょっと嘘があり、こちらは残り物を翌日の朝食にしたものです。なので、ルーがもっちゃりしています。ごはんは、パックのもの。

出来栄えは...、正直65点
食材が違ったり、使ったことのないルーを使ったりで、味の想像がつかず、適当でした。

ブイヨン的なものを入れたり、隠し味で醤油をちょっと入れたりしたのですが、ルーの分量に対してスープの味が強すぎた感じ。10皿分を一気に作ったこともありませんでしたので、バランスが今一つでした。

本来であれば、もう少しルーを少なめに入れて、カレー味が不足する分をカレー粉投入で補うのが自分流です。
辛さは、唐辛子粉と白コショウを入手して、追加投入してあります。

電気コンロで調理したので、やりにくいかなと思ったのですが、火の当たりが柔らかくて、焦がさずに調理することができました。