本日は、中華を追いかけてみました。
行先は、二度目の登場、「金都中餐庁(La Citta d'Oro)」であります。
メニューは、①ワンタンスープと、②青椒肉絲、そして③ライスを選びました。
大体中華は味がしょっぱいということを学習し、ライスにぶっかけたときがちょうど良いだろうという予測のもと、③のライスを注文したわけです。
さて、お味のほうですが、
①ワンタンスープ:

思いのほかのボリュームでした。ワンタンの衣がつるんとして、美味しそうです。
味は、ちょっと薄いかなと思うくらい。出汁の風味は出ています。
ワンタンの舌触り、咽喉越しにも問題なし。
いけます。70点。
続いて、②青椒肉絲:

ちょっと食べかけの写真ですみません。
やはりソースの味は、ちょっとくどいですね。
ピーマンの切り方が雑で、大振り。
牛肉は硬くて、旨みも少ない感じです。値段的に、限界はあるでしょう。
ライスにオンして、ちょうど良い具合ですね。
十分です。65点。
③ライスがほかほかで、長粒米ながら意外といけました。75点。
よって、総合点70点。堂々合格です。
スープも、青椒肉絲も、舌の上に化学調味料のイガイガした感じが残りますが、大衆食堂のことなので仕方がないでしょう。「美味しんぼ」みたいに目くじらを立てるのは、大人げないというものです。
「味の素さん」ありがとう。
なにより、店の人が親切です。
中国人二人ですが、黙っていてもヒーターを席の横にしつらえてくれて、温かく食事できるよう気を遣ってくれました。
料理の出てくるスピードも迅速。返事もいい。
大びんのビールを加えた料金は、わずかに11.70ユーロ。ああ、庶民的お値段。
1.50ユーロのチップを小皿に置いたら、「Thank you.」の声が背中に響きました。
「俺のレストラン」ランク入り確定です。
ほかのメニューも、徐々に研究していきましょう。