参考にしたのはこちらのサイト。
なにがたいへんて、はんだ付け作業がめちゃくちゃ精密なレベルでした。
回路の中心であるICのTL064(オペアンプ4回路入り)はSOP14ピンパッケージ。
すなわち、ピン間隔が1.27mmという緻密さです。
1.27mmピッチのユニバーサル基板にはんだ付けし、それぞれのピンにリード線を直付けしたんですが、これが大変な作業でした。
なにしろこちらは電子工作4作目の初心者である上、老眼のオヤジでもあります。
ダイソーで買った100円の老眼鏡のお世話になりました。(汗)
どうにかリード線を配線し終わったら、なんだか不気味な姿に……。

脚を曲げたらこんな感じ。

リード線を曲げたら、スパイダー的な風格がありますね。
ショート防止と、リード線はんだ付け部保護のために根元をホットボンドで固めてみました。
(どれだけ効果があるかはわかりませんが……)
バッファ回路の全貌は、このようになりました。

恥ずかしながら、裏側はこんな感じ。

所要時間は、食事を挟んでほぼ10時間!!
疲れ果てました。
時給1,000円で計算すると、加工費だけで10,000円かかっている計算になりますね。
まあ、本物のオシロスコープは十数万はするでしょうから、これでもお得とはいえるか?
はんだ付けの練習にはなりました。少しずつ技量が上がっているような。
まだまだ、作業手順が悪くて、余計な時間がかかってしまいます。
基板上の配線パターンを考えるのにも2時間くらいかかってしまうし。
ケースに納めることなど、考える気力もわきませんでした。余裕が出たら考えましょう。
はてさて、こいつはちゃんと動くのかなあ?
とにもかくにも、
これはすべて個人の自己研鑽である。