まずは基板を上からみた配線図です。
コネクタであるEX80-54P(01)はまっすぐ上(=正面)を向いていることになります。

コネクタから出ている足の根元の番号はピンの番号です。省略していますが、上側は1~27まで、下側は28~54まで並んでいます。
1番ピンをGND端子に、3番ピンをVideo端子につなぎます。
Video端子とGNDの間に75Ω抵抗を入れます。
ステレオミニジャックのL端子を33番ピンに、R端子を34番ピンにつなぎます。
はんだ付けが難しいので、関係ないピンと離すために接続するピンを曲げてやりました。
また、そのままだとはんだ付け箇所にテンションが掛かってしまうので、リード線を基板にワイヤーで固定しました。もっとスマートなやり方があれば、工夫して下さい。
上の図はあくまでも概念図なので、実際の配線引きまわしは合理的に行ってください。
コネクタEX80-54P(01)を基板に固定するには、下の図のようにしました。

固定用の金具みたいなもの(平たい金属にビス穴があいているような部分)を水平に広げて、その穴を下から突き刺すように、ヘッダーピンを立て、基板と金具にはんだ付けしました。
ピンをまっすぐに立てるのは難しいですが、うまく固定しながらはんだ付けしてください。
金具の穴径がピンより小さいので、ピンの先を斜めにカットすると固定しやすくなります。
はんだは溶接でも接着剤でもないので、これでも力が加わると崩壊してしまうかもしれません。
基板とコネクタをワイヤー等で固定すると安定感が増すと思います。
(自分の作品では、そうするつもりでいたのに、作業を忘れてしまいました。Moverioへの抜き差し時には、コネクタ付け根に力を掛けないようにそっと扱っています)
トライされる方は、自己責任にてがんばってみてください。
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これはすべて個人のノウハウである。