今シーズン初のサンマを食べました。奥さんと話をしてる時にサンマをリクエストしたら、何とその晩の食卓にサンマが登場。もう出回ってるんですね。
よく『目黒のサンマ』と言われます。落語の話で、ある時に将軍様が鷹狩の帰りに目黒の茶屋に立ち寄りました。そこで食べた焼きサンマが美味しくて、後日、お城でサンマをリクエストしたんです。
慌てた家臣は新鮮なサンマを取り寄せ、丁寧に調理します。頭や皮やワタ、骨などもきちんと取って綺麗に仕上げました。当時もサンマは庶民の味。将軍様が口にする事はないので、そりゃ家臣は慌てたんでしょうね。
ところが、将軍様は目黒で食べたサンマとは違う事に違和感を持ちました。あのジューシで味わいがあったものが、何とも淡白になってしまいガッカリします。
将軍様は『これはどこのサンマか』と尋ねたところ、家臣は今朝海で取れた新鮮なサンマだと説明します。ここで将軍様は『サンマは目黒にかぎる』とのオチに。
この話には教訓めいたメッセージがあって、手をかけすぎると返って良くないというものだそうです。
家臣が手間暇かけた高級なサンマ料理よりも、単純に焼いた庶民のサンマ料理の方が美味しい。そして海のない目黒のサンマの方が、取れたてのサンマより美味しいと。
つまりは、親がアレコレ子供に手を出すと返って成長しないので良くないなどの例えにもされるそうです。
家庭での焼き魚は、臭いや後片付けが大変です。それでも、奥さんはサンマを焼いてくれましたから感謝です。しかし、ホント臭いは残りますね。
ちなみに、このサンマは北海道産です。残念ながら、目黒のサンマではありませんので(笑)。






