マグロとスイカとトマトのカルパッチョ。そんなレシピがあるんですねぇ。先日、テレビで『伝説の家政婦・志麻さん』が作ってたのを見てまして、それで奥さんに作ってもらいました(笑)。
↓日テレHP
https://www.ntv.co.jp/futto/articles/50c3ctr2y0bogvv8mv.html
テレビを見てて『???』と。聞き慣れない食材の組み合わせですし、見た目も赤一色。一見すると、マグロもスイカもトマトも識別が付かなく。
それに『マグロとスイカ』ってのにも疑問がありました。マグロにオリーブオイルと塩コショウは合うだろうけど、スイカはどうだろうと。
僕は釣りが趣味ですが、スズキを釣った時に持ち帰って食べる事があります。刺身はもちろん、オリーブオイルと塩コショウでカルパッチョ風に食べるのも最高です。
そんな事から、マグロのカルパッチョは旨いだろうと。果たしてスイカとの組み合わせは?ちなみに、最近は海釣りに行けてないですが(苦笑)。
味付けは、シンプルに塩とコショウとオリーブオイル。興味津々で食べてみたら、スイカの甘味がマグロとトマトに合うのに驚きました。塩とコショウもいい感じで、スイカの甘味が引き立つんです。
カルパッチョですから、基本的には前菜というかサラダというか。そんな位置付けになるんでしょうか。マグロを前菜にするのも、もったいない気がしますがね。
料理の何が凄いかって、旬で美味しい食べ物は食材本来を味わうのが王道だと思いますが、それをアレンジして美味しさを引き出すところかなと。
魚なら醤油で刺身、牛肉なら塩コショウでステーキと。食材の良さを活かして、シンプルに食べるのが一番美味しいんじゃないか思います。
しかし、ひと手間もふた手間もかけて、より複雑な味に仕上げて新しい味覚を創造するというか。そこに、食の楽しみがあるんでしょうねぇ。
例えば、僕が好きな食べ物に『ニンジン・サンドイッチ』があります。千切りにしたニンジンをパンに挟むんですが、お好みでツナやマヨネーズをあしらえます。
こうすると、ニンジンの甘味が引き立つんです。美味しくニンジンを食べる事ができるので、料理って凄いと思います。
↓関連ブログ
https://ameblo.jp/hyper-ryuki/entry-12621338785.html
さて、この日のメインディッシュは『アボカドと玉子のローストビーフ丼』です。これも夏らしいさっぱりとした食べ物で、僕にとっては夏料理の定番ですね。時々、奥さんが作ってくれます。
食欲が落ちる夏に、それでも肉を食べて夏バテ防止にと。『焼肉は重いな』という時にあっさりと食べられるので、パワーを補うにはいいんじゃないかと。
わさび醤油をかけるんですが、このピリ辛感も最高です。半熟玉子を混ぜる事で、濃厚な味わいになります。また、アボカドが箸休め的になるし、これも夏をイメージさせますね。
丼ものって、おかずをあまり必要としないので合理的だと思います。そこに、夏を意識させる食材を乗せる事で、涼しい印象になりますね。
マグロとスイカとトマトのカルパッチョ。前菜にしてはかなりの贅沢に感じました。ちなみに、コスト面で『マグロ丼にしたらどう?』と奥さんに聞いたら『そっちの方がパフォーマンスはいい』そうで。
とはいえ、スイカを活用した季節料理ですから、たまにはいいかなと。甘くあっさりしてて美味しいです。食欲が落ちる夏に、遊び心もあっていいんじゃないかと。