大阪の言葉 | りゅーき@釣行日和

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【設立2013年03月】シーバス釣行記ですが日常の徒然も。【更新2021年12月】故郷横浜を離れ大阪に移住。


先日、テレビで『大阪人も分からない大阪言葉』なる特集がありました。参考までに幾つかを挙げます。

・いちびり→調子に乗って騒ぐ
・ちょける→ふざける
・しゅんでる→味が染みてる
・ぐねる→足を挫く

横浜人の僕には、想像も出来ない意味ですが、何と大阪の若者も分からない様子でした。古い言葉なんでしょうね。今は情報化社会ですから、全国の言葉が平均化されているんだろうと。


僕が初めて大阪に来たのが2008年です。あの頃は『初大阪』とあって、予想以上に大阪の言葉が難しいかったなぁと。そして衝撃を受けた言葉も幾つかありました。

【ぬくい→暖かい】
ニュアンスは知ってましたが、日常的に使う言葉なんだとビックリしまして。当日、結婚前の奥さんが発してて『若い人でも使うんだ』と。ちなみに、奥さんは生粋の大阪っ子です。

【こそばい→くすぐったい】
【おっちん→座る】
【おぼこい→幼い】
上記の言葉は、長男が赤ちゃんの頃によく聞きました。いずれも聞いた事がなかったので、意味合いに驚きましたけど。

【三角座り→体育座り】
初めて聞いた時は『エアー椅子』とでも言えばいいんでしょうか、筋トレでやるようなポーズを思い浮かべましたね。

【遠慮の塊】
食事にて、料理がひとつだけ残った状態を言います。よくある光景だと思います。最後のひとつを食べるのに、躊躇する感じが伝わりますよね。

【モータープール→駐車場】
初めは何の事やらと。英語なら『パーキング』が一般的だと思ってましたから。調べたら、かつて米軍が車両などを待機させてた場所をそう呼んでた事に由来するとありました。

【関東炊き→おでん】
奥さんの実家で夕食をご馳走になった時、関東炊きを頂きました。『おでんじゃないの?』と思い、もしかしたら大阪にはないのかな?と考えました。

ところが、おでんはあるんです。だから、何か違いがあるんだと思いますが、残念ながら僕には分かりません。


環境に慣れてしまえば何てことはないんですが、言葉の違いに初めは戸惑ってしまいます。しかし、地域によってこうも違うのかなと感じますね。

地域独特の言葉は、それなりの背景があって成立したんだと思います。由来を深掘りしていくと、地域の歴史が分かったり新しい発見がります。

そんな事に楽しみを発見したり。大阪は、まだまだ謎があって面白いです。