■はじめから「オンリーワン」はあり得ない☆
やたら個性だオリジナルだと、なにかと勘違いされてるオンリーワン。
「人の意見を聞かない」
「自己主張のみを正当化」
「弱点が個性」
こんな風潮が、
解散してしまったものの、SMAPが歌った「♪世界にひとつだけの花」で、
歪曲拡散されてしまっています。
♪ナンバーワンにならなくてもいい もともと特別なオンリーワン…
圧倒的な知名度と穏やかでノリのいいメロディーと歌詞に乗せられ、
ついつい「なるほど~」なんて共感してしまった人は多いでしょう。
さらに「そうだ、自分の考えはオンリーワンでいつも正しいんだ」と、
とくに感化されやすい世代には、よからぬ潜在意識を瞬間植え付けてしまうことに。
そしてあげく、何でもかんでも「これが私なんだ」と自己主張…。
そもそも、「もともと特別なオンリーワン」なんてあり得ません。
人と触れあい、時には共感し時には競争、また時にもまれて多くを学び学習し、
その蓄積とノウハウと自分の考えで、自然に徐々に自己主張を軌道修正していくもの。
そしてようやく自分らしさ=個性が見えてくるんです。
■轍(てつ)を踏まないオンリーワンは独りよがりの自己主張
個性とは「やるべきことをひと通り経験して」生まれるもの。
人と違ったスタイル、人と違った言動、人と違った…
たんに人と違うことが個性ではありません。
はじめから、やるべきこと投げ出した個性の主張は、ただの独りよがり。
受け入れられる個性は、それなりの轍(てつ)を踏んだ、
深みのあるものであるべきなんです。
ふぅ~♪