■芸能人は何でも許される? ないない。
何時の時もニュースを賑わす芸能人の犯罪や事故。
とくに目立つのは大麻や覚せい剤などクスリ関連のニュースです。
そこでTV番組にかき集められた、芸能ゴシップのコメンテーターたち。
ここでふと耳に触るのが、制裁を終え社会復帰する芸能人へのコメント。
「事件の事はどこへやら、結局芸能界に復帰できる」
「芸能人は何をやっても許される」
「親の七光りでなんとかしのいだ」
なんて誰でも言いそうな一遍通りの他愛もないコメント群。
あげく
「サラリーマンならそうはいかない」
「我々一般人なら社会から抹殺される」
芸能人のニュースを語るはずが、
社会でのしくみも立ち位置も違うサラリーマンのことを例にあげること自体全く無意味。
しかもTVというマスメディアで、
少なからず発言が社会に影響を及ぼすコメントをしてる立場にある輩たちが、
「我々一般人…」はないでしょ。
芸能人でも罪を犯せば罰せられ裁かれ、それなりの境遇に追いやられます。
サラリーマンでも同じです。
何を差別化したいのかわかりませんが、なんだか的を得ないコメントにザ・ン・ネ・ン。
■コメンテーターの資質に着目!
じつはこんな意味不明なコメントは日常茶飯事。
識者と思しきゲストを招いたニュース番組で好き勝手に語るコメントの内容に着目しましょう。
日本のニュースの話題の中で、
「私もニューヨークに居ましたけれど、アメリカでは…」
「ドイツでは…」
ここは日本です。
的を得ない無価値なコメントは例え話にもならず。
何だかな~。