■自分のことで精いっぱいなドライ感覚の現代人
良しも悪しも今は平成のデジタルな時代、昔はよかったなんて誰も見てないからと根拠のない回顧録を装う世代でもないのですが、どうも「気配り」「気遣い」に欠けている世の中に思えてなりません。
もはや大衆のチョー便利生活アイテムとして日常にとけ込んだ感のあるコンビニですが、お手軽バイト先のひとつとしても便利です。
商品の陳列とレジ打ちなど一連の作業が出来れば、経験や相応な熟練技や話術も不要とあって、とりあえずコンビニでバイトといった輩も少なくないでしょう。
■気軽バイトだけにい入れ込みも気軽?
退職金を投じたオーナーならまだしも、コンビニで雇われバイトするのに店への入れ込み・気合いなどあったものではないですが、
客商売としてのふるまいすらできないドライ店員が多いのも気になります。
2つのレジで片方を稼働、2人、3人と並べば陳列の手を止めて、控室での内作業を止めてサッともう一歩のレジに飛び込み「次のお客様こちらへどうぞ」はさすがで気持ちイイ。
ところが、大した作業もしていないのに客の動向を見ていない店員も多々。
片方レジの2番手に並びようやく自分の番といったタイミングで慌てて気がつきレジをあけ「次のお客様こちらへどうぞ」だって。
もうこっちのレジが空くんだって、それまで「早く気がつけよ」と気をもませた努力と忍耐をキミの配慮のなさで無駄にすんなって。
意地でもそっちに行ってやるもんか、そのまま自責の念と虚しい時間を過ごせば、少しは学習するやろ~…って
無理ですかね~。
これも気配りなしで生きてゆける無節操な世の中に「変化した生態系」なんでしょうか。