既にマスコミなどでも取り上げられている「俺の~」シリーズのお店です。
6時~8時のゴールデンタイムは、すぐ予約が埋まってしまうようですが、4時~や8時からであれば空いている事も有るようです。
もちろん、立飲みスペースは並ぶのを覚悟すれば当日でもOK.
牛トリュフのミルフィーユフォアグラ添えなどの人気メニューは売り切れ御免ですので、どうせ行くなら早めの予約が正解です。
安い、美味い、早い、とくれば狭い店内に肩触れあうばかりに詰め込まれても、自然と頬笑みがこぼれます。
トリュフ、フォアグラ、キャビアなど高価な食材をふんだんに散りばめたメニューが千円前後で味わえますが、飲物もグラスワインの種類も豊富で、ボトルで注文してもデパートの店頭価格でイタリアのオパスワンの「LUCE」やその他イタリアワインの代表銘柄がそろっています。
カップルでゆっくり語らいながら濃密な一時を、と言うのとは対極のグループでさっさと食べて飲んで盛り上がって「わあっ!安すっ!」と言う雰囲気ですので是非一度は行きたい店です。



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高倉健の「あなたへ」を見ました。富山から平戸への妻の遺言を実行する旅路の途中での人々との出会い。亡き妻の故郷である平戸の漁港で、散骨を実行に移すまでの躊躇いと、地元の方々の善意を絡めながら、しみじみと日本人の暖かさと切なさを感じさせる映画でした。
道中で草彅剛の演じるイカ飯の実演販売員と出合うのですが、この商売は全国のデパートなどの物産展を巡るのですが、実在する職業としてはかなり大変そうな仕事でかなりモチベーションを維持するのが困難であると思います。車に鍋や釜を積み、朝にデパートの売り場で冷凍のするめイカを洗い、もち米を詰めて仕込みを行い、販売終了後に撤収作業、そして次の場所へ。
これを毎日繰り返す訳ですから労働基準法云々以前の問題として「大変なお仕事」です。
イカ飯は物産展の常連メンバーだそうですが、多分、全国でこの仕事に従事している人口は10人もいないと思います。
ストーリーの展開上もこの職業がかなり大きなポイントとなるのですが、原作者はどのような経緯でこの仕事に着目したのかお聞きしてみたいと思います。
「寅さん」や「釣りバカ」と同様に日本の地方の美しい風景と善意の人々の心温まる交流を描いた作品ですのでが、やはり高倉健の存在感と田中裕子の秀逸な演技が高品質な物に仕上がっておりました。
石川酒造が敷地内の明治31年建造の土蔵(国登録有形文化財)の一角にある上質な「そば居酒屋」。
日本酒「多摩自慢」や地ビール「多摩の恵」をはじめ市販されていない銘柄も楽しめます。
地鶏のくわ焼、蕎麦味噌田楽、自家製薩摩揚、ズワイ蟹の酢の物、合鴨の焼浸し等酒のつまみ類はオーソドックスながら、拘りのあるメニューばかり。
地ビールもピルスナーなど各種タイプが有ります。日本酒はとても全種類飲みきれませんでしたが、純米酒は「熊川一番地」「無濾過」「山廃純米大吟醸2002年仕込みの熟成酒」など、90ccのグラスで頂きましたが、しっかりした造りのせいか充実した味わいでした。
〆の蕎麦も期待通りの喉ごしの良さです。
敷地内には「福生のビール小屋」と言うレストランも有りますので、グループ連れでワイワイという向きにはお勧めです。
お泊まりはタクシーでも1,500円位の距離の昭島「フォレスト・イン」(オークラのオペレーション)へ。昭和の森ゴルフコースまではクラブバスで送迎があります。


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