$わたし的旬なアラカン生活

南青山の根津美術館横の坂を下り、コンビニの先を左に入ります。白く開放的なデザインの3階建の一軒家レストランで「タヒチ」の雰囲気です。

一階はオープンキッチンとカウンター席、2階が客席、螺旋階段で上がる3階は個室の様です。
メニューはタイ+ヴェトナム料理ですが、メインの魚、肉料理は結構ボリュームが有りますので3,4人で、色々なメニューを注文する事をお勧めします。

タイ料理定番の生春巻、タイ風さつま揚、海老のすり身揚げ、蛸のガーリック炒め/バケット添え、バナナの花のサラダなどのアペタイザー類はパクチー、ライム、レモングラス、ニラ、シソ、ミント等の香草類とナムプラー等のソースが添えられますが、それぞれ味に変化を持たせ単調さを感じません。
メインは鱈の野菜あんかけ、〆は太いビーフン(と言うよりラビオリの様な…)の甘醤油炒、鶏土鍋ご飯、でいずれも一人前を男性4人でシェアーしましたが量的には十分です。

その他メニューには定番のトムヤムクンやグリーンカレー等も有ります。

場所柄クールな雰囲気の女性客中心の客層でサービスも控え目で淡白ですが、4人で分けられる様に3切れのものは4切れにする、小皿の取分けなどポイントは押えていました。

高レベルの料理もさることながら住宅街の一軒家&隠れ家レストランですのでくれぐれも男性4人では行かないように。


東京都港区南青山4-27-17
☎ 03-5467-4677
$わたし的旬なアラカン生活

銀座4丁目の交差点から2,3分ですが暗くて細い路地にひっそり佇んでいます。

グッチのビルの横の街灯もついていない女性が絶対一人では歩こうと思わない様な道沿いに有りますが、気にしていなければ通り過ぎてしまいます。

中は一階は3テーブル、2階は個室のコンパクトですが、暖か味のあふれたな空間です。
フレンチビストロの雰囲気の内装ですが、料理の内容はクラシックなフレンチでコースはそれなりのお値段です。

黒トリュフの香りも高いマッシュルームスープ、皮がカリカリ/身は低温調理のサーモン、など正統派フレンチが提供されます。

こちらの特徴は銀座で最も安いワインを揃えている事でしょう。(除く:俺のフレンチ)
その理由はこちらの元オーナーの武居征吾(元プロテニスプレーヤー)の所有する膨大なワインセラーから最高のワインが最低の価格で飲める店、として知られたからです。

現在はシェフが経営を受け継いでいますが、店の良き伝統として良いワインをお手頃な価格で飲める訳ですが、あくまでも元が良いワインですので価格の絶対レベルはそれなりに…

因みに武居氏は奥様がシェフを務める一つ星レストラン「El Paseo」のあるカリフォルニアに住み、六本木のフレンチ「ラ・シュエット」を経営されているそうです。
銀座を隅々まで知っている方の目にも留まり難いお店の様です。

東京都中央区銀座4-4-1
☎ 03-3564-7220
$わたし的旬なアラカン生活

広尾の商店街を入りドイツコッぺの老舗「フロインドリーブ」を過ぎた辺りに有りますが、インテリアはモノトーンを基調のシンプルでシャープな造りです。

今広尾のみならず東京で最も旬なフレンチの一つです。

コース料理が主体ですが、同じ食材を温・冷別に調理したムニュ デユ コンパリゾンも面白そうでしたが、6人そろっては難しいので10皿のコースを頂きました。

店名の「a nu」とは「ありのまま」だそうですが、調理は大変手が込んでいて一皿毎に感激です。
アミューズはお猪口の様な逆三角の入れ物の3品ですが、穴の沢山開いた皿にそれぞれ自分で差し込んで頂く遊び心あふれる演出です。

10品も有ると各人の嗜好も異なりワインの選択はどうしても全員の好みが反映され難くなりますが、この店のお任せワインコースはメニューに沿ってワインを選択してくれるので「早く赤が飲みたい」人等には若干の無理が効くので2人以上であればお勧めです。

シェフの下野さんは「ル・ブルギニオン」出身で、ソムリエの島本さんは今では伝説の「ジョージアンクラブ」にいらしたとか、洗練された味とサービスは高い完成度の店に仕上がっています。

東京都渋谷区広尾5-19-4 SR広尾ビル1F
☎ 03-5422-8851