ぼくは自分のことで手一杯である
じぶんのこともままなっていない
でも、心は穏やかである
はじめから諦めているからである
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ブログなんて書いている場合ではない
喧嘩を売っている自覚がある
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と、こないだ書いていた
胃が痛くなる風邪を引いてしまって、辛いです
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人間の集団、組織
その経営
人間はなぜ集団を作るか
集まることそのもの
それから、何かを達成すること
そのどちらもが、問題である
政治とはなにか
ラズウェルによれば、政治とは権力の生成と分配である
政治とは闘争と統合だ
闘争とは矛盾であり、統合とは融和である
権力とはなにか
実体論的には財貨、情報、武力等の実力を言い、
関係論的には権威性、構造的高低差を言う
権威を構成するのは象徴操作による論理的・情緒的説得である
すべての被服従者から倫理的是認(→正統性)を、多くの被服従者から愛着(→威信)を、与えられなければならない
ジャイアンは他人を殴って支配する
けれども、十人、二十人と、被支配者が増えるにつれ、一々殴っているのでは拳が痛くなる
殴らないで支配する方法を考える
「効率」が問題になる
権威とは、純粋に経済学的な思考の産物である
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学問とはなんだろうか
学問というのは知識を得ること、活用すること、創出することだろう
専門と教養という言葉がある
専門的知識と教養的知性とがある
知識というのは秩序内的な力であり、知性とは秩序外的な力である
知性は、インフォメーションからインテリジェンスを抽出する力と言ってもよい
人間の思考は二つの方向をもっている
遡行と順行である
それぞれ、分析と総合と呼ばれる
動性・矛盾・分析
静性・秩序・総合
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「革命ということの極限の概念をかんがえると、抑圧するものと抑圧されるものとが廃棄されることだ。」
「革命に革命を重ねたとしても、我我人間の生活は「選ばれたる少数」を除きさえすれば、いつも暗澹としている筈である。しかも「選ばれたる少数」とは「阿呆と悪党と」の異名に過ぎない。」
「人は力あるもののためには死ぬが、力なきもののためには死なない」
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大学で学んだもの
リーダーシップ、コミュ力、英語、コンピュータースキル
15歳くらいで仕上げられる
打ち込んだもの
サークル・バイト・ボランティア
大学全入時代
なんとなくみんな大学に行くから自分も行く
何かの役に立つもの、それは道具である
道具はその価値を、ある場面において、文脈において、状況において、もつ
時の流れと共に、次第に陳腐化する、失効する
ユニクロ、マクドナルド、コカコーラ、規格化
道具はまた、身体、生命の延長である
人間を自由にする
認識、行為の範囲をより広げる
反って、不自由にする
とらわれてしまう
疎外される
しばられ身動きが取れなくなる
道具を批判することはむつかしい
たしかに、そのつどの経験的状況においては有用である
状況を離れたところ、一般・普遍・先験を司る大学から
「早稲田大学は学問の独立を全うし 学問の活用を効し
模範国民を造就するを以て建学の本旨と為す」
学の独立と進取の精神はおなじみ
模範国民の造就
「国家須要の人材を育成すること」
「国民国家を担うことのできる成熟した市民を作り出すこと」
世のため人のため
教養と実学
資格、ステータス、肩書き、保証
受験から自発的問い
礼楽御射書数
リベラルアーツ七科
人格の完成
自分自身を自分で自由に作るという啓蒙思想由来のかんがえ
専門化の排除、労使分業からの回復
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『或阿呆の一生』『西方の人』『続西方の人』を読んだ