サイケツ | 陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

この部屋の中にいるヤツに会いたいのなら もっと、寿命をのばしてからおいで

風邪がぐずぐずと長引いているので医者にかかった。

昼食後、とても眠い薬を飲んだ。

とても眠い。

身体に力が入らない。

お腹と肩の辺りが温かく感じる。

焦点がぼやける。

集中力を欠き、まとまった話をすることが出来ない。


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内臓的な疲労というものがある。

疲労が降り積もっていく。

内臓的な水準にまで達すると四肢がばらばらに感じる。

複数の生命が互いに肩を貸し支えあってかろうじて成立している複合体のようになる。

ひとりで多人多脚のようである。


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『泣くな、はらちゃん』を観よう

物事のただしさをはかる基準の帰属先としてみなされる審級そのものが、歴史的な状況の内に巻き込まれてしまっている

神様が頼りない

私の生きるこの世界よりも高次の世界

日常系=バーは変わり得るか?


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賢治とドイルが思想的母胎、バッソ・オスティナートである

探偵ということを考える