完璧な無個性などといったものは存在しない。完璧な個性が存在しないようにね。
と、思ったぞ…。
ふたたび、実践の困難という問題の前にいる
可能性と可誤性と可傷性とは結び合わされるか
アナーキズムは有効か?
有効だ。
理念にとどまるものであるかもしれないが、屋根のない空間の想定が、気分をやわらげてくれるところがある。
アナーキズムは一時的なもの、過渡的なものではないか。
アナーキーな状況を現出させることはむつかしい。
労力とお金と時間がかかる。
「贈与」によって成立する。
アナーキーな状況は持続させることがさらに困難である。
それを支える経済が必要である。
生活、地域と結びつかなければ持続しない。
贈与の生産性を考える。
私たちは持っていないものを与えることができる。
もっているものを与えることによってはほんとうに与えることができない。