超人からアンパンマンへ | 陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

この部屋の中にいるヤツに会いたいのなら もっと、寿命をのばしてからおいで

テーマごとに記事を分けたほうが親切な気がする


ハクロの言う、超人(「愛」の貴族)によっては資本主義は克服できないであろうとおもう

なぜか

資本主義こそは「絶えざる自己超克」の運動によってまわるシステムであるからだ


資本とは何か

さらに投資されさらに回収されるためのお金のことである

「前のめりの、目的論的な認識、直線的な意識運動、そういうものは「今」をおろそかにしている」というのは資本の意識である

高度資本主義社会とは、万人が超人化した時代のことではないのか?


ところで、ノブレス・オブリージュによって分け与えた人は凡人に没落していくような気がする

アンパンマンを考える

アンパンを分け与えるとアンパンマン自身はどんどんぼろぼろになっていく

権利を手放す人

自分の持分を放棄する人

それがよいかどうかはともかくも、人に分け与えてあげてしまえば、局所的集中を解けば、資本は資本であることをやめる

アンパンマンは資本主義の外部に立っているようにみえる