リア充批判の困難 | 陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

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この部屋の中にいるヤツに会いたいのなら もっと、寿命をのばしてからおいで

基礎的なことを確認しておきたいと思うのだけれど、男性に価値はない。

男性的価値は空虚である。

権力、財貨、情報、威信、文化資本、およびそれらに群がる女たちにはなんの価値もない。

そんなものをもっていたからといって嫉妬するに足らない。


簡単にいえば、リア充に嫉妬する人間はリア充を自認する人間と同じくらい愚かしいということだ。

あるいは、リア充など空虚でつまらないもの、偽の生き方でしかないというなら、なぜ恐れる必要がある?

リア充に力があると、リア充のもっているものに価値があると、それを批判する当の人間が認めているからだろう。

リア充よりもそれを批判する人間のほうが、その欺瞞性の程度は大きいといわなければならない。

(もちろん、更にいえば、リア充に嫉妬する人間をわざわざ取り上げて指弾する僕もひどく頭が悪いということになる)


僕が求めるのは敬意と愛と連帯である