ほふもふ | 陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

この部屋の中にいるヤツに会いたいのなら もっと、寿命をのばしてからおいで

合宿に先立って、ふたつのことばを考えてみたい


空元気がほんとうの元気になるということ

自分のことばを守るということ


前者はこのまえに、自分の限界を設けてはならないという教えがある。

限界の先へとブレイクスルーを果たすということは「自分」という枠組みが一回り大きくなることを「意味しない」。

そうではなくて、わたしなるものそのものが変容をとげ、そこにもはや連続性を見て取ることがむつかしいような、そういう絶対的な異質をいう。

変われば変わるほど変わらないもの!


「自分のことばを守る」ということばを自分のことばとして引き受けたい

これも空元気ブレークスルー戦略と問題意識を一にしている

市民性の根としてのアイデンティティというものは主体的積極的にそれを支える仕事を果たし続けていく中に過渡的に現れる脆いものなのだ


人間は脆い

人間の作ったものも脆い

ぼくとぼくのつくったものは特に脆いかもしれない

もろさという原事実から話を始めるほかに何らかの意味における強さへと通ずる道はひらけない


強く大きくしなやかになるということ

それを目標としたい