なにか | 陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

この部屋の中にいるヤツに会いたいのなら もっと、寿命をのばしてからおいで

かきたいとおもうけれども

おもいつかない


ははは


ははは


でもほらあれだ


とくにないようがなくても

いいのではないだろうか


たとえば

ぼくがおもうにだね


あーるぴーじーなんかで

まちのひとがあるいていたら

とにかくはなしかけるのではないか


あれとおなじだとおもう


とにかくなにかはなしていれば

なんとなくきになって

ぜんぶてきすとをよんでくれるのでは

ないだろうか


そういうまめなひとも

せかいには

いっていど

いるのだ


ただし

あーるぴーじーのばあいは

ときどきだいじなことを

はなしていることもあるから


あまりたいせつでもないはなしもまた

きいてもらえるのかもしれない


ぼくも

たまには

だいじなはなしをまじえるべきなのだ…


なんだろう

なんにも

なかみが

ないのに


きじがいっぽんしあがってしまった


ははは


あんがい

このほうが

まじめにかこうとするよりも

おもしろいのではあるまいか


すくなくとも

かくほうについていえば

これってけっこうおもしろいぞ


おそまつ