読書一人旅不定期経過報告[ツンドク崩し編](10/04/19) | 陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

この部屋の中にいるヤツに会いたいのなら もっと、寿命をのばしてからおいで

□今のひょろの手持ち

01:S:無思想の発見/養老先生

02:Ea:[借]12歳からの現代思想 (ちくま新書)

03:Ea:アニメはいかに夢を見るか/押井守

04:Ea:吉本隆明 FOR BEGINNERS

05:Ea:[借]こころの底に見えたもの/なだいなだ/ちくまプリマー


□机の上の本

・S:悪人正機/糸井さん、吉本さん

・N:使える武術(3~8章残)

・「論語」の話/吉川先生(10/27済):S

・「いき」の構造(20/190済):S

・職業としての政治:H

・なぜ人を殺してはいけないのか?/永井先生、小泉先生:H

・ものがたりの余白/エンデ:B

・日本人の英語(16/20済)/マーク・ピーターセン先生:H

・思想地図〈vol.5〉特集・社会の批評(NHKブックス別巻):S
・Ea:やさしさの精神病理

・H:PLANETS vol.6/雑誌

・競売ナンバー49の叫び (ちくま文庫)/ピンチョン/小説:H

・[借]生と権力の哲学 (ちくま新書)/檜垣先生:H



□さいきん読み終わった本

・子どものための哲学対話/永井先生:Ea

・[借]『日本外史』―幕末のベストセラーを「超」現代語訳で

読む:Ea

・S:大人は愉しい/内田・鈴木先生メル友本

・Manga:青空にとおく酒浸り1

・Manga:エア・ギア(28)

・Booster:新書大賞〈2010〉

・Reference:「なぜ」がわかる英文法


□増えた本

・S:はじめての現象学/竹田先生
・Booster:未来形の読書術/石原千秋さん/ ちくまプリマー


□読みたい本

・七回死んだ男

・健康の味


□読めなかった本

・H:ヒッチコックに進路を取れ[借]


□管理に使ってるサイト:読書メーター

http://book.akahoshitakuya.com/u/20858


* * *

「なんちゃら空のお酒、みたいなタイトルで、表紙が白くてごついオッサンが

描いてあるマンガ」とは、「青空にとおく酒浸り」でした。

なるほど、大体あってる。


マンガのスペルはたぶんMANGAでいいとおもう。


参考書はReferenceでいいんじゃねえかとおもったけど、

StudyとかでもSTでかぶるし、えいごよくわかりませーん。

それに、Referenceってことばが好きなのでちょっともったいないような

気がする。

まあ、いいや、今回だけだぞ?(←


ちなみに、こういう矢印の使い方の感じが、「三十路手前の俺女」的哀愁

だという勝手なイメージがあって、ぼくは、けっこう好きです。

むしろ支持します。

「ゲゲゲの女房」観てるからさ、やーい行き遅れ~とか、言わない。

いい年して家事手伝い、とか、なじったりしない。

長男の嫁さんの方が年下だとよけいな気使うよね、とか陰口言わない。

後詰まってんだよ、とかも言わない。


いいじゃない。立派に家守ってたわけだしさ。

まあ、ぼくも人のこといえないしさ。


Boosterは、こんな本を読むと余計にツンドクが高くなるよな、っていう本

です。あるいは、読む速度があがるなんていうこともあるかもしれない

ので、自己投資です!アンチ・コモディティ化です!!

読書のスペシアリテ、といっても、結局コンスーマーじゃんかってね。

まあいいじゃん、かたいこというなよ。


ところで、案の定、ヒッチコックはあきらめました。

せめて、ヒッチコック監督の作品の一本でも観ないと、

失礼だろうとおもって。


んなとこかなー。


今、とりあえず、ぼくがアクセスすべき人物は吉本隆明センセイでしょう。


人物にアクセスする、というのは、

一人の人間の中で高度にこんがらがって組織化された知見、すなわち、

内田先生の言う「シーケンシャルな知見」を学ぶ為です。

それ以外の、断片的(ランダム)な知識、についてはウェブで手に入ります。


だから今日においても、人間に師事するっていう戦略がすげー効くわけ

です。


吉本隆明を押さえる、ということは、

戦後思想史的には、

丸山真男・吉本隆明・浅田彰っていう大きな脈をつかむことになるし、

ぼくの思考がはじまった、双璧が一人、宮沢賢治に一回転して戻ること

になるし、(ちなみにもう一人は、ドイル=ホームズ)

糸井重里に繋がる道がまたよくわかってくるし、まあいいことずくめだ。

ん、づくめ、だっけ?



吉本センセイって呼び方は、

先生だと「よせよ」って言われそうだし、「センセ」だと、あたかもヒクイドリ

の如き官僚みたいだし、ってところで、ナカとって落ち着いたのです。


あ、他方で、せんせ、だと、「スナックのママのディスクール」かも

しれません。

ざんねん、浅学にして詳しくわからないのですが、実証主義的見地から

言って潜入取材が必要に思います。

うーん、就職したらバーコードハゲの上司に「シャンプーいいらしいですよ」

ってアドバイスしてつれてってもらおう。


あ、先輩、袖のボタン取れかかってますよ。


あれ、スナックとバーって別物?

「バーのママのディスクール」、「オカマバーのママ?のディスクール」も

ありそうだな。

さらに、「オカマバーのママ?のディスクール」にも、マッチョ系と美人系で

ぜんぜん違いそう。


ええ!先輩、そっちは潜入取材はしなくてもいいと思います!


うわあああ……!!