『四月物語』考察♯01 | 陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

この部屋の中にいるヤツに会いたいのなら もっと、寿命をのばしてからおいで

あらすじ・・・?


あ、一応ねたばれ注意です


時系列順

A.うーちゃんが北海道の高校でぽけーっと

まったりぷあー。

片思いの先輩が東京の大学に進学

モーレツに悲しい

国木田独歩の?『武蔵野』を読んで、

「東京の原野風景にギターを弾きながら佇む先輩」

のイメージがこびりつく

コーハイの話。先輩は「武蔵野堂」でバイトしてるらしい

勉強する。

武蔵野大学に合格

B.「藤間一家」に見送られて、うーちゃんは東京へ

ごく普通の「ありふれた平凡な大学生」として振舞う

(「先輩?なにそれ」みたいな。)

「武蔵野堂」に足繁く通う。

「生きていた信長」のタバコのシーンを観ない

C.片思いだった先輩と「まるで映画のワンシーンの

ような、ごく自然で上品な美しさを漂わせる100%の

再会」を果たす。

さっそく、『「恋路を妨げるような不吉な雨」と形容されても

仕方ないあからさまな雨』が降る。文字通りのどしゃぶり。

愛の力で克服。

今やこの雨は愛の始まりを祝福する恵みの雨です。

私はあえてこう表現したい。

「愛の奇跡」と!



映画の中ではB→A→Cの順です。