省不疾、夫何憂何懼。 | 陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

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この部屋の中にいるヤツに会いたいのなら もっと、寿命をのばしてからおいで

今日、まるすけさんにαをとことん教えてもらった帰り路。

(まるすけさん、ありがとーございました)


京成線で久しぶりに座って帰ったんですけど、

なにやらとても眠くて船をこいでいました。

隣に座ってるおばさんに何度か寄りかかってしまったけど

歯がゆいことに全く動けない。

かなしばりみたいに強烈な睡魔でした。

で、たぶんおばさんが電車を降りるまで寄りかかってました。


(えーっと、ごめんなさい。これからは気をつけます。

ふう・・・・zzz)

おばさんが降りるのを見て、心の中で謝ったあと、

また眠りの中に引きずり込まれました。




ガスッ  ・・・うん?


ガスッ  ・・・・・


バキッドガッ  ・・・いってええ!!



多分また寄りかかってたんだと思います。

隣に座ってたおっちゃんにひじてつで叩き起こされました。


はじめは人にひじてつをガチで叩き込むような奴に

ろくな奴はいないだろうと思って席を離れようとしたけど

僕は大変に不機嫌だったので立ち上がって、


そのおじさんの目の前のつり革につかまりました。


そして何駅かニヤニヤしながらおじさんを観察してました。

すると、おじさんが「なんだ、お前は!?」

みたいなことを叫びました。


お、かかった。


とりあえず聞こえないフリでけん制。

しばらくするとまたなんか大声で話しかけてきました。


「おい、おまえ」

「・・・」


「おまえだよ!」

「・・・はい?僕ですか?」


「なんでこんなとこに立ってるんだよ。なんか意味があるんだろ

俺の前に立つなよ。いくらでも空いてるだろ」

「はい、ここもあいてますね。」


「おまえ、他に行けよ おまえ学校は?」

「・・・**です」

「名前は?」

「**です」


「おまえ、俺の前に立つなよ」

「(名前聞いたんなら名前で呼べばいいのに・・・。)わかりました。」


で、おじさんの横に座りました。


「何で、ここに座るんだよ 空いてるだろ」

「ええ、ここも(ry」


「起こされたからおもしろくないからやってるんだろ」

「それはすみませんでした」

「そんなことしてて将来しょっていけるのか?勉学に勤しめるのかよ」

「いそしんだ結果、眠くなっちゃったんです」


「いちいち揚げ足取る奴だなー。いくらでも空いてるだろ

お前みたいな陰湿なの俺は好きじゃないぞ 変わった男だなー」

「お互い様です^^」


で、このあともおじさんはぶつぶついってたけど

しばらくして黙りました。


そして僕が降りる駅が来たので、

「すみませんでした。失礼します(ニヤニヤ)」

とおじさんに挨拶して降りました。


ひょろ君は小さくガッツポーズをして帰りましたとさ


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こんにちはー、ひょろです。


上のやつさ、ひじてつ、ホントに痛かったんだよ!


僕も大人気なかったかもしれないけど、仕方がない。

君のルールじゃない。


ぼくたちには権利がある。確かに、席はいくらでも空いてる。

だけど、どうしてもこの席に座る権利があるんだ

そして、それを妨害されたらひじてつをくれてやってもかまわない


従うまでであります。


相手がおかしいと指摘すると、まず崩れるのは相手の足場だという

ミラーコート。

まったく、ひょろ君もまだまだガキだねー。



Q 学校とか(話してしまって)いいの?(通報されちゃうんじゃない?)


A 答える前の少しの間は、自分の行動に自分で納得できるか

考えてた間です。信念を貫ければ本望であります。


あと、ひょろには、

「社会との致命的な価値観の差によって、社会のルールに則って

抹殺されたい」という願望があるのでモーマンタイってやつです。


というか寄りかかったあと横に座っただけですよ。

ちゃんと?謝ったし。


Q ガッツポーズしてるけど・・・勝ったの?

A ひょろ君が勝ったと思ってるので勝ちです。

  トートロジー。


面白いとこみつけたよー。

現国が嫌いな人にもオススメ

ふきだしのレトリック

http://www.geocities.jp/balloon_rhetoric/index.html


あー、窓を雨がぱたぱた打つのが聞こえるな。

・・・?うお、僕の部屋の窓開いてる気がする!

じゃねノシ