いつからだったろう、

リビングにバナナが置いてあった。


まだ青みの残るその艶ある姿は、

しばらくすると、芳醇な匂いを放ち、


毎朝、リビングで煙草をふかすとき、

どこか自分が熱帯雨林にでもいるような気持ちにさせてくれた。


遅い仕事から帰ったとき、

いつからか、バナナには黒い斑点が浮かびだし、


ああ、もう少しで食べごろなんだなと想っては眠りに就いた。


忙しさにかまけて、

そんな観察を忘れた僕は、食べごろに剥こう剥こうと想っていた、

そのバナナのことを、忘れていた。


ほんの一週間ほど。


黒い斑点は、バナナの全てを蝕み、
その腐食は、皮すら通り抜けてきそうだった。




そして、僕は考える。

世界はバナナなのだろうか。

世界は、今、
どんな段階なのだろうか。


いつだって僕は、その皮を剥いてみたいと思うのだけれど、

手を掛けるべき、皮の切れ目も、

なによりバナナ自身も僕の目には映らない。



それでも僕は、考えた。

バナナは世界なんだろうか。

世界がバナナなんだろうか。
「ねえ?
仮に男女の間に、熱量があるということが、
恋愛だと定義するのなら。
僕らの間には、恋愛は存在すると思う?」


目の前を通り過ぎるヒバリを見上げながら、
君は言った。


「仮に、私と貴方の間にあるものを、
第三者の視点で理解できるよう説明する必要性が、ある、
とするのなら。
熱量は常に変化しているのだから、
貴方と私は、恋愛とそうでない状態を、
行ったり来たりしてるんじゃないかな。」


「つまり、
僕らの間には、太陽の黒点のように
恋愛が点いたり消えたりしてるわけだね?」


グラスのほうを見もせず、
君はストローに手を掛けて言った。


「私は貴方の前提に従って、推論を述べただけよ。」


「そこに、主観性はないわけだ?」


「主観性のない意見なんて存在しないわよ。」



僕は時々こうして、迷宮にはまりこむ。
それは決して苦痛というわけではないのだけど、

独りで抜け出せない、そんな時に、
ふと君の手を借りたくなるのは、僕が子供だからなのだろうか。


僕はグラスの中で溶けていく氷が、
この世の果てみたいな音で、壊れていくのを見たくなった。

だから、冷蔵庫までの道のりに、
僕は心の中で、ドヴォルザークを掛けるのだけど、

むしろこの、真っ白な壁と濃茶色のフローリングの部屋には、
ストラヴィンスキーの方が、似合っていたかもしれない。


そんな事を考えていたとき、
僕の後ろから二本の腕が、

小学生の時にでた、夏休みの宿題で観察記録を付けていた、
アサガオの様に伸びてきて、

やわらかく僕を抱きとめた。

音もなく、それでいて自然な君は、
ほんの1秒にも満たない時間の接吻を僕に贈る。


きっと、それはどれだけ言葉を交わすより、
僕に迷宮への出口を指し示したわけで。
山だけ見た育った人間は、海を知らず、
海だけ見て育った人間は、山を知らず、

山を登ったことのない人間に、
幾ら言葉を尽くしたとて、
視界が開けたときの感動は伝わらず、

海で泳いだことのない人間に、
幾ら言葉で説いたとて、
泳ぐことの自由さと不自由さは教えることが出来ず、

その両方を知る人間は、
きっと、片側しか知らない人間と融和することは出来ず。


人は、自らの足で刻んだ道程でしか得られない物がある。

ある高さ以上に登らねば、
見れない景色が確かにある。

但し驕ることなかれ。

人は、他人にあらず、自分の人生を歩くのみ、

他人は、自らの願いを叶えるため、
他人は、自らの立ち位置を比較するために、存在するわけではない。


人は自らの立ち位置を、自ら決めて生きる。

人はいつしか、自分と違う立ち位置に居る人間に、
憧憬を抱き、あるいは強い嫉妬を覚える。

自らの居場所を飛び越えて、
違う川の中に飛び込む魚も居れば、
まだ見ぬ高みに羽ばたく鳥も居る。


だが、人は、
水の中で呼吸できないし、
その背に羽根が生えているわけでもない。

だから、今日も歩く。

自分の歩幅で、己が望む約束の地へと。


在る者は、辿り着き。

在る者は、道半ばに朽ち果てて。

在る者は、座り込んだまま一歩も動かず。

在る者は、自らの夢に自らを溶け込ませて。


月と太陽の間で、今日もまた。
に、俺が何をしてるかと言うと、
なぜか仕事してたりします…自宅で。

本気を出せば、2、3時間で終わる仕事を、
夏休みに突入するなり、

今回こそはさっさと仕事終わらせて、夏休みをマンキツするぞ!

と、勇んだものの、
結局、毎日、あ~仕事やんなきゃな~…、
とか、エロビデオの腰の揺さぶりに感嘆しつつ、
あ~、でも、こうやって説明したほうがわかりやすいかなあ…、


とか、夏休みの間中、
明日の会議の議事進行を考えていた俺です。


やっぱり、どう転んでも俺は俺らしく、安心しました。

かわってねえよ俺!!!!!!!!!!


夏休みの宿題やらない小学生と何も変わりません。




夏休み最大のハプニングといえば、

某所にある、ホテルに泊まり(ラブでないのが、至極残念)


さあ寝るかと、夜中に歯磨きを敢行するわけですが、

なんかおされなそのホテルの歯磨きは、
口の中で泡も立たないし、味もしない。

ほほう、これがモダンというものか。


なんて想ってたんですが、
いきなりおう吐感に包まれて、

口の中のものをぶちまける。
身の危険を感じつつ、ホテルによくある歯磨き粉のチューブを見ると…。


シェービングクリーム?!



そこから、何度歯を磨いても、
タオルでベロを拭きとっても、お茶を飲もうが、何をしようが、

口の中から油っけと、吐き気を催す違和感が消えない!!!!!



夜中中、歯を磨いたり、舌をふき取ったりしたんですが、
あれですね、
男が力みすぎた挙句、乳首を舐めすぎて、
翌日女の子がてぃくび痛い…ってこういう感覚なんですかね…。

舌だけがひりひり…翌日になってもおう吐感が抜けない…。



ま、その間中もやっぱり、

明日の会議どうしようとか考えてたんですけどね。

夏休みは、ギャンブルしかやることなくて、またも資産を減らしてたんですが、
昨日、仕事やるつもりで昼飯だけ買いに出た先で、
釈迦RUSHなるものにであい、仏様がどかんとお金返してくれました。

やっぱ、パチンコはドットだろ!

ってわけで、
もう一仕事して寝ます…。


前は、夏休みに予定ないと、さわるものみな傷つけていた20代の俺でしたが、
四捨五入して40も手前になると、予定ないと部屋でごろごろしてるのが至福ですな。

とりあえず、さらに太りましたってことで。
選挙、行く? ブログネタ:選挙、行く? 参加中

どもども、blogは引退しないから、
やっぱり自転車欲しいですHydeです。

なんか、半引退してた感じですが、
某所で、痛い記事見て、
(はい、判る人は、笑ってよし)

やっぱ、俺も書かねば!なんて想った次第。

そのうちちゃんと告知しますが、
やっぱ、夜に1本だけでも記事上げようかなって想ってます。



んで、今年ね。

基本的にでかい用事でもない限り、選挙は行ってました。

だって、俺は色々意見を言う人間だから、
知らないことには、文句言いたくないし、
参加してないことに、文句も言えないわけで、

まあ、つまらんこだわりだったんですが、

さすがに、今年の選挙はね、
どこに入れていいのか判らなかった…。


でも、ひとつだけ間違いのないことは、

結局政治家を選んでるのは、国民だってことですな。

もちろんね、俺もよく知ってますよ?
宗教がらみのあんなやこんな…。

その昔、ニュースで、
公明党の支持団体である、創価学会が…

(あわてるAD)

失礼しました。

(さりげない、キャスター)

とか?(笑



日本が実は、単一民族国家でもないこと、
日本が実は、類まれな階級社会であること、

意識してない方も多いかもしれませんが、
そういう背景からの政治もありますけど、

すごく単純に、
千葉の知事選んだのだって、
宮崎の知事選んだのだって、

あの何を考えてるか判らないハトポッポ選んだのだって、

やっぱ国民だなあって想うんですよね。


んで、よくニュースなんかでね?
選挙にも行ってなさそーなのが、

"政治は信用できない”とか言っちゃうわけじゃないですか?

あれ聴いて、皆さん違和感覚えません?

俺はあれ聞くと馬鹿じゃねえの?!って想います。


政治に信頼が置けないからこそ、
自分にも参政権があるんでしょ?????


って、違います?


ま、そんなこんなでも、
今年は一票いれませんでした、ごめんなさい。

無記名もやだったんですが、


なんか、俺結婚しないで、子供作らないでよかったのかもなあ…って、
真剣に想いました。

自給率の低さ、目先の経済政策、
あげたら切りないですけど、

核廃絶とかハトポッポ叫んでますけど、正気なんですかね、
核の悲惨さを後世に伝えることと、核廃絶を叫ぶことって、
似てるけどぜんぜん別のことですよね。

この国際社会の中で、アメリカを始め、核を持ってる国が、
核を放棄するなんて、ありえるって本気で想ってる人間が居るなら、
それは欺瞞だと想うんですよね。

ま、安全圏からこんなこと言ってる俺が卑怯ですね、
参政権を行使しなかった俺に、
既に政治を語る資格なしですが、


なんか、日本いいのかなあ、これでってほんとに最近想うんですね。
それを支えてる、手の一本は俺なんでしょうけどね。

ちょっと前までは、売国奴が国枢に関わってるのがどうなのよって想ってましたけど、
そればかりが問題じゃないんだなあ…って、

京都議定書とかね、自分の首絞めてるだけなのにね。


あ~あ、
なんか、後ろ向きな記事ですね。


ともかく、今年は行きませんでした、
こんだけ後で後悔するなら、行っとけばよかったなって話。
や、どもどもHydeっす。

さっき知り合いに電話したら、

はいどですってなのったら、
は?誰だお前、みたいな反応で、ちょっと吊りたくなりました。


や~、もう夏休みに突入してんすけどね、
2年間残業ゼロから、いっきに週20時間残業になったもんで、

身体がついてかなくてね~、
土日と、遊んでたら、体調崩して、今日までダウンしてました…。


若くないっすね。

そんなこんなで、書くこともなく、
おおむねベッドの上に居たんですが、

性的な意味は一ミリもないという、悲しい休みです。


10月までにはやせると誓いをたてたにも関わらず、
具合悪いのを理由に、弟から貰ったデータをねっころびながら、

駄菓子と一緒に消費消費消費…。


そして、うとうとすると見る夢は、
会社に残してきた仕事を思い出しては、目を覚ますという悪循環。

家に帰ってきてまで仕事のこと考えるとかね…もうね…俺じゃないでしょ…。


本社復帰後、いきなり、夏休み明けに講習会の講師やらなきゃいけないとかで、
ありえない展開に、泡食ってます。

ほんとは月火に会社行くはずだったのに、
ずっとベッドの上だったという…(性的な意味ゼロ)


とりあえず、明日は外出して、明後日あたりには、
国際水泳場で泳いでこよーかなとか、そんな感じになっております。

さしあたって今暇なんで、
プラモデルでもつくろーかなーとか、そんな感じで、書き書き。


Hydeの明日も見えない生活は、まだまだ続きそうでございます。
在りし日の夢を見た。

自分の世界に疲れ果て、
僕は、その時、期せずして、もうひとつの世界の扉を叩く。


目には見えないところに、
たくさんの人が行きかい、会話し、商いをし、
個々の目的に邁進していた。

現実の僕に出会いはなかったけれど、
もうひとつの世界では、
幸か不幸なのか、
色々な出会いが生まれた。


自らのチームを作ろうと血気盛んな若者に会った。
その連れ合いとなる女性に会った。


親切な、女性に会った。
性別を偽っていた、男性にも会った。

行きずりで仲良くなった、年の近い男性もめぐり合った。


文字と映像だけの世界で、
僕は、僕の生きる場所を忘れ、
しばし、その世界に没頭した。

そして、文字と映像だけの世界にもやがて、
現実の情報が入り込み、
理想的な、営みにもほころびが見え始める。


うまく調和していたはずの世界も、やはり色恋で崩壊の兆しを見せ、
金銭ではなく、感情のほころびは、
やがてもうひとつの世界を食い尽くした。


文字だけの世界に、見切りをつけたのは随分と前。

桃源郷も、常若の国も、この世には存在せず、
どこも結局、現実の延長なのだと、
そんな当たり前のことに気がついたのは、
随分と前。


人は弱い生き物だなと想う。

自分の醜さを、隠す仮面が、
余人に仮面と知られなければ、

仮面をつけた自分を、真実だと思い込ませる。
他人にも、そして自分にも。


吸血鬼が鏡に映らないのは、
人の生き血を啜る自分の浅ましさを、見たくないがための特性なのではないだろうか。

偽りの自分が、
偽って手に入れた様々な物は、
やがていつか、塵に還る。

掛けた時間が同じなら、
やはり人は、自分本来の自分で何かを手に入れるしかないのだ。


うだるよな、湿気の中で、
不意の覚醒と共に、僕が考えていたことは、
そんな事だった。


日々、目的もなく一緒に遊んでいた、
あの少女は、今どこでどうしているのだろうか。
どもども(汗

古巣に今日の2時間だけ戻ってます、Hydeです。



会社変わるなり、2日終電とか、
なかなかに普通のサラリーマンっぽい生活になってきました。

如何にこの2年楽してきたのか伺えますが、
もう、8月になってから一ヶ月が経過したような気がします…。


一応元気でやっております。
安否を気遣うプチメや、コメントありがとうございます。

ヒトの温かさに涙が零れそうになりますが、

今度の職場は、完全にやっぱりネットシャットアップですね~、
疲れ果ててるので、
夜更新も、今は無理ですが、

ま、夏休みも直ぐなんで、
閉鎖することなく、気まぐれ更新になると想いますが、

こんなんで宜しければ、また遊んでくださいませね。



しかし、異動後、夏休みまでは楽できるかなあって想ったけど、
本気でキツイですね…。

出 勤 確 定 !


も~ちょっと気持ち落ち着けたら、
文章書いたり、絵を描いたりしようかなあって、現状です。


俺がblogで仕事の事書く時代ですか~、微妙ですね(笑
少しも夕方になっていない空に、
ぽかんと三日月が浮いていた。

晴れでもない、雨でもない空に、
夏にみかけた、ひょうたんみたいに。


陽ではなく、月に照らされて家路を急ぐ僕。

地下鉄に乗る前は、明るかった空が、
今は、きちんと夜になっている。


開店しているのかも判らない古びた喫茶店。
閉じられたドアの前で、
黒猫がノブを見ながら、きちんと前足を揃えて座っている。

暫くその後姿を心配そうに見ていると、

くるりと振り返った黒猫は、
どうぞご心配なきようにと、軽く私に会釈した。


見上げた空に、
ポツリと星が一つ輝いた。

きっと数億年前に発したその光を、
今この瞬間だけは、独り占めする。


視線を戻したとき、
僕は何時もの裏路地ではなくて、

マンチェスターの森に居た。
もちろん僕は、イギリスを訪れた事なんてないのだけど。


そんな理由で、日本ではお目に掛かれない針葉樹の森を歩く。

革靴で腐葉土を踏みしめることの心地よさに満足しながら、
この風景を覚えておこうと想った。

生きることが、辛くても楽しくても、
今迷い込んだ、この森を覚えておこうと想った。

いつか立ち上がれないほど、絶望したその時に、
この風景を想いだせる心の場所を空けておこうと想った。


その瞬間、勇める様に、先ほどの黒猫が一声鳴いた。

程ほどにね。

そう言ってるように見えた。


だから、ほんの少しだけ柔らかい表情を浮かべて、
僕は帰るべき場所に還る。


星が消え、

また太陽が昇るとき。


僕はまた、僕でない何かから、僕にもどるのだと想う。
1年と半年ですかぁ~。

mixi時代から含めると、よくぞまあ昼の仕事しながら、ここまでやったなあというか、

blogタイトル変更以降は、
よくぞ皆様呆れずに、俺に付き合ってくれたなあって感じですね。


思い返してみれば、

いいヒトよりは電波な人間のが圧倒的に多いネットで、
嫌な出会いのが多くて、
一番大事なものは、結果的にココを始めた事で失った俺ですが、


至って前向きであります。

好き嫌いの激しい俺ですから、
それでも懲りずに今までお付き合い頂いた方、
リアルで接点もってくれてる方、

どなたもみんな大好きであります。

リップサービスが嫌いな俺を皆様ご存知ですね。


まあ、汁粉がココ狙ってますが、
基本的には閉鎖するつもりは、今のところありません。

それと、スカイプとliveについては、
深夜にログインしてる時のみ、交信できる可能性がありますが、
スカイプに関しては、基本もう使わないものと想ってください。

直アドレスご存知の方は、
そちらに連絡頂けるのが、一番好いかと想います。

俺と、直接連絡取りたいかたは、プチメでメアドでも送ってください、
適当な抽選の後、当選者には発送を以って代えさせて頂きます。



実は、朝から色々記事を書いては、消したり下書きしたりしてるんですが、
なんとも浮かびませんね、

それと、
『虹のつくりかた』は、終わったつもりありませんので!
大丈夫です!


多分、会社で空いた時間は空想ものを書くことになるので、
まあ、ほんとにもしかしたら夜間連載とかするかもですね、



残業ゼロから、3桁に移行しそうなんで、
色々確約できなくてごめんなさいですけどね。


それでは、またです。
また騒動になるとイヤなんで、言っとくと、引退ではないですからね。

これからもよろしくです。




多分(笑