ええと、最終回です

1話はこちら    2話ならこちら

いあいあ、なんか、このシリーズはどれも続きそうで続かないこの感じが、
なんか無責任でいい感じですね。個人的には。

最近フォントが安定しない!とおしかりを受けてるので、
とりあえず、何をどうしてもだめっぽいので、

古い端末から、書きこんでみたりしました。

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その時、どうして桂子さんが僕を跳ね除けなかったのか、
理由は判らなかった。

でも、桂子さんも僕を好きなんだ!
なんて、短絡的にはなれなくて、

あ~、弱みに付け込んだかなあ…、
でも、結果オーライなら、ラッキー?
でも、そんな始まり方したらあんまり長く続かないかも…、
というか、そもそも付き合えないって断られるかも…、
というか、断られて当然の出会いだしなあ…


そうやって、僕は頭の中に銀河を作って、
いつまでもいつまでもぐるぐる廻していた。

現実の桂子さんはといえば、
月がほんのちょっとだけ、傾くくらい、
僕の腕の中にいて、
拒絶の雰囲気はなかったけど、きっぱりと僕から身を離し、
「ありがとう」
そう一言だけ残して、屋上から去っていった。

その細身の背中との距離が、
なんだかB型の僕と、AB型の桂子さんとの距離なのかな、なんて、
随分、責任転嫁な考えをしていたのだけど、

僕はもう、行動を起こしてしまって、
あとは桂子さん次第、そう思ったら、
昔別れた女の子に、”ひつこい!”と最後の日に言われて以来、
あと一歩にためらいを感じる日々な訳で、

くっそ、余計な事を言われた所為で、
こんな大事な時に、別の女の事を考える今の境遇が腹立たしかった。



翌日桂子さんは、会社を休んで、
そのまた翌日、事務所の廊下で壁を背に俯いていた。

トイレに行く途中でそんな桂子さんを見かけたのだけど、
僕はなんとなく、通り過ぎるしかなくて、
目だけを動かして、そんな桂子さんを盗み見てたんだけど、

「私、ね、B型の男とは最悪に相性悪いんだよね。」

そう言われて、びっくりとして、
今度は顔ごと桂子さんを見るんだけど、

桂子さんは、クスリと笑みを浮かべて、そのまま歩いていってしまった。


今度こそ、僕の頭の中で、
宇宙は生まれて、死に掛けて、それでもギリギリ生き残って、
やっぱり膨らんだり、萎んだり、ついには超新星爆発を起こすのだけど、

結果としては、その日は仕事にならなかったくらいで、

帰社間際に、
煮詰まった僕は、
事務所で桂子さんを見かけ、反射的に大声で言ってしまう。


「桂子さん、明日の土曜日デートしよう!
俺は、桂子さんの手を繋いで、
夕陽の見える公園で、最後にキスしよう!」


僕らの周りで、若い子らは冷やかす声を上げていたし、
年配の人たちは、柔らかい目で見てたり、
うんざりしてたり、とがめるようだったり。

当の桂子さんは、本気で驚いた顔をして、
そのまま、表情も見せずに事務所から出て行ってしまった。

「先輩~頑張ってくださいね~。」

なんて、周りの無責任な声がなんとなく嬉しかった。

我ながら馬鹿な事をしたなあと、
自宅に戻ってベッドの上で、携帯を弄っていた。
(ほんとは、桂子さんにメールしようかどうか悩んでいたのだけど)
自分の性格に半分うんざりしながら、半分納得していると、

手の中で携帯が急に震えて、

You Gat a Mail!


差出人は桂子さん


~二度とあんなことしたら許さないからね!
それと、キスもなし!


でも、手ぐらいなら繋いでもいい、



待ち合わせはどこ?~



こうやって、2010年の秋、
僕らの恋は始まった。


デートの当日、僕が桂子さんにキスできたのか、
何故あの日桂子さんが泣いていたのか、
B型とAB型の壁を、僕らは越えることができたのか、

それはまた別のお話。
どもども、Hydeです。
あ、記事長いです、今日暇なんで、暇つぶしに、
ひたすら書いてるだけですから。


さて、

先日記事にしました、電子レンジクラスの消費電力を誇るパソコン。
あれね、何に使うかというと、
何人かに突っ込まれました通り、
『Final FantasyXIV』の為に購入しました。

一般の方には馴染み無いでしょうが、
いわゆるネットゲームです。
Finalとか言っといて、全然Finalじゃない、このFantasy、
まあ、ドラクエとかRPGと呼ばれるものをやったことのある方には、
想像つくかもですけど、(もう今回それ以外は割りと切り捨て御免)

ゲームやってて、村に人がいたりするけど、
その村に居る人達も、自分と同じように操ってるプレイヤーが居て、
自分と同じように敵を倒してレベルを上げてるわけです。
そんで、好き勝手に発言できたり、いらないものや欲しいものを、
プレイヤー間で売買できるたり…。

更に砕くと、
「誰か、操作方法が判んないから教えてー!」とか、
「XXの町って何処にあるのか教えてー!」とか、
「△△って敵が倒せないから、誰か協力してくれませんかー?」とか、
「いらなくなった、このアイテム2000ギルで買いませんかー?」とか、
ゲーム内で、発言が行き交う訳です。

ドラクエみたいに、スライム倒したら、
お金を落とすとか、そんなことは全然なくて、
例えば、イモムシをぶったおすと、絹糸を落とすわけです。
んで、その絹糸を幾つか集めると、絹布に編む事ができて、
更にそんな調子で、いろんな素材を拾って集めて、合成して、
例えば、鎧にしたり、魔法を帯びたローブにしたり、剣にしたり、
挙句は、モンスターの肉を焼いて、食料にしたりするわけです。

判りましたね?

んで、その世界ですが、すべて3Dで表現されていて、
歩いていくと、大体東京駅から、新宿付近まで、
町やら、洞窟やら、砂漠やら、森があると想ってください。
ともかく広いです。

んで、この世界には経済があります。
さっきの絹糸も、換金しようとすると、まあ相場があったりして、
ある特定の素材を買占めて、市場価格を操作したりとか、
そんなことまで出来るのです。


まあ、上にある長々とした説明のゲームをする為に、
恐ろしく高性能なPCが要求されるわけで、
これをやる為に、俺は、電子レンジを常時付けっぱなしにするわけです。

思い起こせば、7年前、
まだネトゲもそんなに世に出回ってない時代、
ボーナスを用いた生活向上委員会を私、毎期やってまして、
その7年前の夏のボーナスは、
自作で、高性能パソコン、かつ非常にコンパクトなのを作ろう!
だったんですね。

んで、作りました。

んで、作ったはいいけど、別にやることもない。

んで、当時鬼スペックを要求すると巷で囁かれていた、
『Final FantasyXI』に手を出したわけです。

いあ、感動しましたよ、なんか箱庭の中に、もうひとつ世界が出来たみたいで、
自分以外の人と、コミュニケーションしながらゲームやるってのは、
ある意味、ゲーム好きだった自分にとっては、夢の実現でしたからね。

ええ、あの7年前の日々は今も懐かしく思い出します。



が!

所詮中の人は、現実の人のわけで、
ここから俺の、ネットに対しての交流が始まるんですが、

ええ、この世界(BLOGを含む)、
判ってる人は判ってると想いますが、所詮現実です、
顔が見えない分、良い事も悪いことも、かなり偏ってきます。
正直、やなこと9割、いいこと1割です。

壮絶な出会いが色々ありました、
自分さえよければ、他なんか知らんと利他行為に走りまくる人々、
とても優しく、ネトゲについて色々教えてくれたけれど、
今思えば、AB型が嫌いと確実に認識できるようになった、勘違い系女、

BLOGでも、いきなり自分の局部の写メを送りつける女、
逆切れ系、嘘まみれ系、電話口で自慰してた女…等々…。

…、あ、もう書いてるだけでやになってきた。


まあ、リアルの世界で結婚して上手く行ってるとこ殆ど知りませんけど、
この世界で出会った二人で、
ゲーム内で結婚して、リアルでも結婚して、すごい幸せそうな二人が居ます、
彼らは、俺の心の救いです。

まあ、そんな特例を覗けば、
BLOGも含めですね!

Hyde的な結論言うとですね!

顔が見えないで、かつ、
コミュニケーションが多くの場合1元的だと、

まあ、人間本性でますよね!
んで、93%くらいの人間は、どうにもらならん人種です!

現実では、言葉を発せば、周りの人全部に聴こえますが、
ネットの世界は、ある特定の人にたいしてのみのアクションというのが、
非常に簡単にとれますし、他のひとにはそれも見えません。

これでかいです!
うまく使う人、使わない人いますけど、

こうやって、顔が見えない分イメージが膨らみ、
やり取りが1対1だから、どうとでも取り繕えて、
どうとでも取れる文章のやり取りがメインだから、勘違いも加速。


…まあ、もめますよね。

そのうえ、男と女が出くわせば、もうそれは恋の季節、
他人を巻き込んだ恋はトラブルという名の花を咲かせるわけで、

もう、リアルもネットも恋愛ネタはこりごりです。


んま、悪いことばかりじゃなく、
結局、今の人間関係、ネット発の方々がもう大半になってしまいましたし、
全国に友達いるのはいいことだし、フランスにも何故か知り合いいるし、

つい一昨日も、
どこぞの骸骨戦士に、美味しいラーメンや紹介してもらって、
んじゃあ、美味いもんも食ったし、町に繰り出しますか!
つったら、咳き込みだして、ごめん今日は体調悪いんだって、
どんだけ拒否られてますか!?

俺は、ラーメン屋の行き帰りと、注文がくるまでの暇つぶしマシーンなんだろうか…、
まあ、美味しかったからおKだけど…、
あ、そういえば、フロントミッション、中々に無骨でいい感じですよ?

誕生日にいきなりIpodが家に届いてて、
Blogerの人がプレゼントくれたってのもあったし。



みたいな?



まあ、嘘でもほんとでも、
首からこういう人間です~ってのを、
現実と違ってぶらさげてるわけですから、

とっかかりとしては、やりやすい面あるんでしょうね。


ま、そんなこんなで、
7年前もトラブル続きでいい加減やになった、
『Final FantasyXI』、
7年越しで、今度はやらないつもりでしたけど、

懐かしい面子からの引き合いもあり、
つい半年前にノートを買い換えたばかりなのに、

またもや始めることになってしまいました。

久しぶりに入る箱庭の世界は、
7年前より遥かに綺麗になっていて、

今度は、前と違って色々経験してるだけに、
どんなことが待っているのかと、年甲斐もなく期待しちゃったりしてる、
俺が居たりします。

まあ、興味惹く人が居たら、是非!
と、いいたいのですけど、
ウチの読者さまはカタギ衆が多いので、なかなかね~、

Skypeであれば、アドレスなんざ、何時でも晒しますから、
たまにはネットからでて、リアルな交流でもしたいものですね。

とかいいつつ、ネットで仲良くなった人とは、
すぐリアルで仲良しになる俺ですけどね(笑

ま、敷居はとてつもなく高くて、おいそれと誘えないのですが、
今度の世界は、知り合い数十人でよってたかって、
世界を旅する船を建造したり、自宅を建設したりできるみたいなんで、
できたら、皆さんでそんな遊びもやってみたいななんてね。


引越しも控えつつ、
そろそろ世界は季節を変えて行くのかしら…、
なんてデブは夏の終わりにほくそえむわけでありましたとさ。

や、今晩は期せぬ友人から、
Skypeで着信があり、

今、履歴をみると3時間話をしていたり。

昔はよくありましたね、
電話で男同士で何時間とか。

人と話すことが好きだった時代。

いつしか俺は、人を選んで話すようになって、

最近では自分の思うところはほとんど人に語ることはなくなったんですが、


感性の部分は、
話ができる人と話をできるのは、

楽しい…というか、救われる気がします。


時としてリアルな過去だとか、
苦難だとか、

実はそんなもん、誰もかれも…ではないですね、

たぶん、世の中の半分くらいの人は、
本当の悲しみを知っているし、

世界の5人に一人くらいは、
本気で誰かを好きになったことのある人なんでしょう。

んで、苦労や恋愛と、ほんとに無縁の何も考えない、感じない人も、
やっぱりたくさんいる気がします。

(同時に、俺がどういう人間で、どれだけ思慮深いか、単純かは、
読んでる皆様が自由に感じてください、当然の権利ですから)

だから、そういう人と、
現実の苦難のことではなくて、感性の話をすることがとても救われます。


そして救われた後に、

どれだけ自分が人の輪から、遠ざかろうと自らしていたのかを、

思い返す時間がやってきます。


でも、どれだけ取り繕っても、

自分は自分でしかなく、

人と人の間には、ATフィールドがあるので、

その距離感は、
自分の心のありようでかわってくるんでしょうね。

たとえば、自分が相手を好きで、
相手は、自分を嫌いだったとしても、

言葉尻や、その時の【自分の】気持で、
そんな距離感も変わっていくんでしょうね。


それでも、楽しい時間をありがとう。

感性同士の話をしている時、自分の姿が少し鮮明になる気がします。

眠い気持ちをこらえて、
話をしてくれたことに、感謝します。


いつかまた、
現実で会いましょう。


こうして記事を書いていると、
眠そうにスコットがそばにきて、また眠そうに床に転がっています。

きっと今、俺は幸せなんだと思います。


 
最近、昔観たアニメ等を見直す時期に入っています。

いや、ストーリー忘れてる作品は二度美味しいですね。
ストーリー覚えてても、
『Cowboy Bebop』みたいに、雰囲気に浸って楽しい作品もありますし、
『マクロス0・F』みたいに、動いてる絵を見てて楽しい作品もありますし、
『瀬戸の花嫁』みたいに、窒息寸前に笑える作品もあります。

そもそも、俺のアニメ熱が再燃する理由は判ってて、
まさかのあの作品が、パチンコで出ることになった!
とかいうと、その時代の作品をむらむらと見たくなる症候群みたいですね。

まあ、今じゃ新規のアニメも漫画も殆ど消費しなくなって、
今の萌え文化とか馬鹿じゃねえのかと、
瞬間消費した跡に何が残るんだか説明してみろという気になりますけど、
その刹那性こそが、今の潮流なんでしょうかねえ、

俺は迎合できませんけど。

やっぱり、見終わった後にじんわりとした、
温かみやら、悲しみ、衝撃、そんなものをどう受け止めていくのか、
その余韻こそが物語の醍醐味だと想うんですが、
ま、俺が年寄りなんでしょうね。


あと、『ガンダムOO』なんかそれですけど、
途中まではまあ、みれなくもないのに、最終回付近で台無し物多いですね。
なんで粒子で人が生き返るんだよ?!みたいな。
『UCガンダム』もそんなでしたね、
そうかそうか、神様になったかって、そりゃ創価だろっ!?みたいな。

というか、誤解してる人も居るみたいですが、
俺はガンダムが嫌いです、特に初期3部作が大嫌いです、富野が超嫌いです、
彼の作品で唯一まともなのは『ターンエーガンダム』のみです。

まあ、ラスト以外最高なのは、
『忘念のザムド』『東のエデン』
途中まではほんと神でしたねえ…。
ザムドは、ほんと言い回しとか勉強になりました。

俺が謎なタイトルつけてるときは、大体ザムドの影響です。


やっぱり、俺は『物語』が大好きなようです。

その昔、知り合いに自称カメラマンが居まして、
「俺は小説読むの時間かかるんだ、行間を1シーンずつ想像しながら読むからな。」
とかえらそうなこと言ってましたけど、
未だ世にに名前出てこないあたり、そいつのセンスのなさが伺われますが、

小説に関して、シーンを想像するとかまるでありませんね、
ただ、後になって全体の構成や言い回しになるほど…と唸って糧にするわけで、
実は小説を2度読むってのは殆どありません。

村上春樹だけは、一度俺のなかで波が来て、
一気に殆どの本を読み直しました。

そこで、『海辺のカフカ』の本当のよさに気がついたし、
『羊をめぐる冒険』が実はあまり好きじゃない事に気がついたし、
村上春樹で何が一番好きですか?と問われたら、
『ノルウェイの森』と答えようと決めました。

ビートルズで一番すきなのも『ノルウェイの森』ですが、
俺はビートルズの曲を多分20曲も知りません。


俺のところに来てくれる皆さんが、
たまに【才能】【文才】なんて単語を使いますが、
個人的には、俺にそんなもんがあると想ってるわけはもちろんなくて、

時々の印象に残るシーンや、コメントでのインスピレーション、
思いついたある場面、
そんなものに無理やり肉付けをして、記事を書いてるんでしょうね。

ガラス越しのキスシーンが書きたい!と、無理やりなシリーズ書いてたのも、
今じゃいい思い出。


ここ3ヶ月くらいで残した記事は、推敲ありで書いていますが、
それ以前の記事は、殆ど机の前に座って、勢いで数分で書いてるものが殆どですし、
ノリだけのBLOGでしたからねえ、とか遠い目。

好き勝手やってるだけなので、
よく、コメントやらプチメやらで、
なんかコメントしちゃいけない雰囲気とか言われますけど、

それって俺がイタイ子ってことですか?!
ごめんなさい。
でも、文章書くの好きみたいなんで、許してください。

ま、適当に絡んでくれたら嬉しいです。

無反応はへこむのでっ!


というわけで、
葉月?新しい企画やろう?

俺が、スタートしてもいい?

とか。

あー、明日はポケモンだーとか、でも、そういやDSどっかで落としたんだー、とか、

三連休に予定もなく、愛もなく、金もない、
そんな、どこへもいかない文章がまた一つ。



一部の方の間で、カルトな人気(があるといいなあ…)な
さいはての島
なんですが、ご希望が寄せられましたので、
全面改訂して、ちゃんと終わりを考えてやり直しのチャンスを頂きたく(笑

不定期で、書きなおしをしていきます。

携帯からだと、飛べないかもですが、
過去の20話はこの辺から飛べます。

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目覚めたとき、僕は旅人だった。
どうしてだか判らないけど、
夢から覚めた僕は、まだ夢の中にいるみたいに、
12本足の象の背中に乗って、
最果ての島を目指していた。

この時の僕は、それ以外なにも覚えていなかった。

ただ、至極当たり前の事として、
象と旅をしていた。

猫じゃらしの月の、三日月の日、
遥か東方で取れる、猫目石で、
その夜明けが放つ最初の光を覗き見ると、
最果てへの路が見えるのだ。


僕は、その猫目石を持っていた。
恐らく、昨日が三日月の日で、
僕の旅は、昨日始まったのだ。


途中で、7枚羽根の蝶が
【立派な足よね】と、象に自分の羽根と、
象の足を交換しないかと持ちかけてきた。

僕は、左右3枚ではなく、尾についている、
長く一番綺麗な羽根に見とれていると、
象は、交換をしていいかと期待した目を、
僕に向けていたのだけど、

旅が続けられなくなるのは困ると言った。

すると、彼は悲しそうにかぶりを振っていたが、

その7枚羽根の鱗粉が偶々鼻先に付いた事に気づき、
鼻を上下に動かすことで、
その軌跡が虹になるのを見て、喜んでいた。


ニシキヘビの涙で出来た砂漠の中で、

独りの老婆に出会った。
彼女の右肩は、外套の中で異様な大きさに盛り上がっていたのだけど、
僕はその事については尋ねなかった。

【そういえばねぇ、今朝私の所に、ジプシーが尋ねてきた、
彼女は、途中で7人の踊り子と、7匹の狼、7羽のカササギと出会ったと言ってい
たよ。

じゃあねえ、私は今日、何人と何匹と何羽に出会ったか判るかい?】


僕は象と顔を見合わせ、
ひとしきり悩んだ挙句、答えを老婆にそっと耳打ちした、

その答えに、
悔しそうに地団駄を踏む老婆は、
象の尻尾を悔しそうに1本引きちぎり、

聞いたこともない言葉でまじないを唱えると、
手の中で、護符になった尻尾を僕にくれた。

そして、懐から皮袋を取り出し、
それも僕に手渡した。

僕がそれらについて尋ねようとした時には、
老婆はぶつぶつと何かを言いながら、もう随分遠い所を歩いていた。

冷たいような熱いような感触を受ける、
不思議な金属で出来た護符を握り締め、
皮袋を開けてみると、そこには細長い植物の種が数粒入っていた。

僕の頭には、ヒマワリという単語が浮かぶのだけど、
それが一体なんなのかは、全く判らなかった。


気が付けば、
月が砂漠の上で7つに分裂していた。
ちょうど重ねたトランプを広げるみたいに。

こうして、朝が来るより前に、夜が来て、
フンコロガシは大急ぎで太陽をしまいに掛かった。

群生していたスミレは、
面倒臭そうに夜空に向かって星を吐き出し、
シミのように、夜が空に広がっていった。

毎日誰かが夜を洗い流して朝にしているのだと想うと、
僕にはとてもできないことだと想った。

少なくとも、僕が寝ておきれば、
何時だって朝になっているのだから、
その作業を見ていない僕には、
どれくらい大変なことなのかは判らないけれど。

象は少し眠そうだった、
12本の内、もう何本かの足は眠っていて、
砂漠の上に不規則な足跡を残していた。

丁度そばにはオアシスがあり、
オアシスの井戸には、クジラが居た。
僕は、その櫛みたいな歯を、丁寧に時間を掛けてすいてあげ、
彼の口内で一夜を明かしてよいと約束を取り付けた、

僕が作業を追える頃には、
象は、その辺で干からびていた海草を身にまとって、
もう既に眠りこけていた。


今にして想えば、
これが旅の一日目だったのだ。

あの旅路の果てに、
何が待っていたにせよ、

こうして1日は過ぎていった。

夜が来て、朝が来るまでに。
なぜか気がついたら3話構成に…

前編はこちら


------------------------------- 九州への出張の最中、 僕と桂子さんも大分打ち解けてきて、 得意先へのプレゼンの最中、 言葉に詰まった桂子さんへのフォローで、 僕が商品説明を入れるのだけど、 すっと、まっすぐ手を立てながら、 暗がりに下がった、桂子さんの唇が、 【あ・り・が・と・う】 と動いていくのを見ると、なんともかわいらしくて、 正直、仕事の成功よりも嬉しかったのは事実な訳で、 調子に乗った僕は、 東京に帰ったら、一緒に飲む約束を取り付けた。 「それで、AB型と上手くやっていける方法は見つかったんですか?」 「それは、ね? 僕はこれまでAB型の人間を3人しか知らないから、 きっと母数が少なすぎたて、誤解してたのかなって。」 「私の廻りは、AB型たくさんいますけどね。」 でも多分、言い訳なんて、必要なくて、 だって僕は、桂子さんの事が気になり出していたから。 それなら、もうケイコはみんな相性悪いってのは、 成り立たないな、そう考えていた。 でも、デザートの杏仁豆腐の硬さが気に入らないなぁと、 そう思った時、 相性の悪さってのはもっと根深く、後になって出てくるのかな、 なんて考えたりした。 考えたりもしたんだけど、 それなら、もっと仲良くなるしかないよねって、 僕は、それからよく桂子さんを誘うことにした。 秋も深まったその日、 あまり使われることの無い、会社の屋上で、 僕は、ここでタバコを吹かすのが日課なのだけど、 夜と夕方の境目に、 何故か随分大きな月を見て、 桂子さんは泣いていた。 何故かその姿に一歩も動けず、 泣いていた桂子さんの涙も乾き、 独りコブシを握りなおし、ガッツポーズを取る桂子さんを見て、 僕は駆け出し、 後ろから桂子さんを抱きすくめた。 最初に口からでたのは、 「ごめん」 そして、 「でもなんか、見てられなくて。」 腕の中で、桂子さんが、驚きの硬さから、 拒絶の硬さには移らずに、 放心したような柔らかさが来て、 安心の手前の柔らかさで止まった。 「なんでもないんだよ。」 僕の腕の中からそう言った。 「なんでもないのに、人は泣かないんだよ。」 多分、今まで一番強い、桂子さんへの口調。 「俺でよければずっと傍にいるから、 …居たいんだ。」 僕はそういう言葉が嫌いなはずだった。 味方って言っといて、その人の人生を助ける覚悟もなかったり、 愛してるとか言っといて、ずっと傍にいれるわけもなく、 人が抱える矛盾は、口に出すことで何もかも嘘になっちゃうみたいで、 それでも僕は、そう言いたい気持ちを止められず、 桂子さんを抱きしめる力も緩めず、 桂子さんが見ていた月を、 微かに香る、桂子さんの匂いを意識しながら見上げるしかできなかった。 多分、世界はこの日から秋になったんだと想う。
そういえば、僕にも聴くとどうしても、
【スイッチ】が入ってしまう曲があって、

多分それは、
ポルノグラフィティの【アゲハ蝶】なんだと想う。

別にたいした曲じゃないのは判ってるんだけど。

僕という洞窟に開いた、
大きな横穴。
そこにぴったりと大きな岩が塞がれて久しくて、
その岩は、もう継ぎ目も判らないくらい、
綺麗に横穴を塞いでいるんだけど、

光も無い洞窟の中で、その大きな岩を透過して、
横穴の奥からその曲が聴こえると、

僕はそこに引き寄せられて、
大きな岩を身体ごとすり抜けてしまうんだと想う。


まだその曲が光り輝く音色で聴こえていた頃、
なんだか大事な思い出が磨り減るのが嫌で、
あまりその曲は大事な時以外聴きたくなかった。

そして今は、
昔大事に育てていた、名も無い小さな花は、
すっかり枯れ果てて、
美しく咲いていた当時を思い出すと、そのあまりの落差に、

呆然となってしまう。

哀しいわけじゃない。
ただ喪われてしまった、空間そのものが、
より大きな喪失感を木霊して、僕自身の中で鳴り響くのだ。

僕はその音が嫌いだった。

だから、その曲は聴きたくない。

聴きたくないのに、僕のIpodにはその曲が入っていて、
ランダム演奏の中で、ごくまれに、たまに、
その曲が掛かる。

いつもは飛ばしてしまうその曲を、
何故か朝の光の中で、少し聴き、
やっぱり喪失感に襲われて、

最後まで僕は、その曲を聴かない。


でも、曲を止めたその後、
かつて僕の中にあった、光さす庭を、
ほんの少しだけ垣間見た気になった。
 
どもども、
昔は女の子が苛められるビデオを見ては喜んでいましたが、

最近は、
乱交物で、よわっちい男が散々嬲られているのを見るのが、
楽しいと感じるようになってきました、

ちょっとはマトモになってきたみたいです、Hydeです。

つか、嬲られるってのが、男女男なら、
用法として女性限定なのかしら?

男女差別じゃねっ!

いずれにしても、
Hydeの一番好きな漢字は、

「孕」

つーか、ここまで端的に世界の真理を表した漢字があるだろうかっ!

いやないっ!



ええ、一時は、大好きな女に、子種仕込みたいと、
そりゃもう、農家に転職した、某有名会社のリストラ管理職みたいなノリで、
芽生えの喜びを今か今かと待ちわびていた日々でしたが、
子供に興味もなくなったんで、興奮の日々も終わりです。




概ね嘘ですけど。




しかしまあ、

今日も昼時のニュースで、
ロリ画像をネットに配信したキチガイが逮捕されてましたけど、

ネットに接続していれば、無形のものって,
大体手に入る恐ろしい世の中になってきましたね。


若者は、
ゲーム買うと、速攻中身だけ吸い出して、
そのまま、中古屋に売りさばくそうですが、

やっぱ、自分の仕事的に、
コピーされる可能性がある産業ではなく、

ネットゲームの様に、
個人を特定させて、課金する仕組みじゃないと、
今の人たちは、金すら払わないのかなあ~とか想いました。

ま、
とっとと脳みそに個人を特定するチップが埋め込まれる時代になれってことですな。

俺には埋めないでください、お願いします。お願いしますってば。



最近皆様のお陰で、
大分アクセスがのびt(ry

げほん、大分書くことの喜びを思い出して来ました。

読んでくださった皆様ありがとうございました。


んで、もうネタないので、
震えるほどハート、燃え尽きるほどヒートな、コメントやお電話、
お待ち申し上げております。

合間に、エロビデオを鑑賞しながら…、
つか、先日記事を見た知り合いが部屋に来まして、

んでんで?黒いの何処何処?どんなどんな?
(私が一時期はまっておりましたガングロ系エロビデオの意)

とか、捜索された部屋ですが、
もう写真撮ったら皆様に、↑に書いてある破廉恥な記事より、
ドン引きされそうな状態になっております。

(写真撮ろうかと振り返り、
あまりの無残な様子に、心からいやになりました)

まー、しかし部屋を本気で片付けたの十年ぶりじゃね?
みたいなノリですので、
部屋の隅から、なんの生物の体毛か判らない縮れ毛やら、
未使用のコンドーム、出せずに終わった涙にまみれた恋文の下書きとか、
使わずに終わった荒縄などなど、

なんか、魔界の残滓です、やばい、やばい、宇宙ヤバイっ!

掃除…終わらないかもしれない…。



そういえば、
仮面ライダーアギトを観てたんです。
つい先月。

んで、ヒロインの高校生(真魚)を見てて、

この子はいずれ来る!!!!!!!
(注:アギトは5-6年前の特撮)

とか、想い、スタッフロールから名前を書き取り、
秋本莉奈 wiki とググる…(ここまで2秒)



嗚呼、俺は正しかった。

マナちゃんは、オシリーナと名前を変え、
立派に(3流)グラビアアイドルに成長していました、

が、なんかケツもろだしのその売り方を観て、なんとも胸が痛いやら、
とりあえず保存して、ズボン下ろそうかな…とか、


生きていくって、複雑なんですね…。
ハーゲンダッツとガリガリ君、どちらが好き? ブログネタ:ハーゲンダッツとガリガリ君、どちらが好き? 参加中

いやね、会社があんなに忙しくなったから、
リアルタイム更新は無理になっちゃったんだけど、

ここんとこ、空き時間見つけては、
ぱかぱか妄想小説書いて、

自宅メールに転送して…、ってやってたんですけど、

今日は、パソコンの設定したくて、あせって帰ったから、

桂子さんの中篇(あ、3回になりました)と、
Hydeの日常ネタ2本も書いたのに、明日うpできないから、

しかたなしに、ブログネタ。

いつまでたっても関脇、ふざけてんのかと。

あ、ちなみに今新しいパソコンで書いてます。


んで、お題目はどうでもよくて~、

だってガリガリ君とかほとんど食べたことないし~、

ハーゲンダッツは、まあ、食べるけどさ、
あれ、絶対まずくなったよね!!

その昔、わいはーで食ったときのマカダミアナッツのクリーミーさと、
アイス自体のコクが、うほっ日本おわた、こんな美味いもんねえよ、

とか思いましたが、

今じゃ和食最高、会席よりおいしいものなんて存在しねえな俺ですけど、

ま、バーガーキングも不味いっすね、
森永の糞経営の頃よりはマシになりましたけどね。


とまあ、話が横道にそれまくってますが、仕方ないんです、

久しぶりにフルサイズのキーボード使ってるんですが、(実に5年ぶりくらい)
すげえ押しにくい、ブラインドの速度が3分の1くらいになって、タイプミス連続、

思考に指がついてかない、これが老化ってやつですね!?




はあ…なんかノラナイ。

(35さん、好感度うpですか?笑)

んでね、お題目見ながら考えたのは、


そういやいろいろ食い歩いたけど、

アイスでこれはってなくね?って思ったわけですよ。

多分、わいはとかオーストラリアで食うアイスとか、
スーパーで売ってるのでもそこそこ美味い。


でも、頭カラッポねーちゃんが群がるようなアイスショップって、
実はいうほど美味くもなくて、なんか下品に甘いだけ系ばっか。


ん~、

だから、安さと味と店舗の多さから、
人生一番食ってたのは、実はミニストップのソフトな気がする。

ただし、毎年味かわりすぎ、つか店舗ごとに混ざり具合違いすぎ、
初年度のは神だった、(月見バーガーと一緒)

んで、フレーバー系に走ると全部不味い。


んじゃあ、好きなのは…、
ゴールデンスプーンかなあ…、でもあれはアイスじゃなくフローズンヨーグルト?

あれもフレーバー全滅だしなあ…。

銀座にある、まちむら牧場のアイスはかなりいけてるし、野菜もおいしいけど、

あれ、議員のまちむらの資金源…とか考えると、あんまりいきたくないしなあ。
(↑でも、東京在住なら一度はお勧め、数少ないインカのめざめをメニューにしてる店)


だめだなあ、今日は結局、結論でないという前代未聞の終わりかた。


よし、じゃあしばらくおいしいアイスを捜索する月間にするので、
だれか一緒に行こうってはなし~。

次回は、「おいしい杏仁豆腐について」

になるような、ならないような。

(アイスは食い歩きしてないけど、杏仁豆腐は食い歩いた!)
なんかオリジナルなオリジナルを書くのも久しぶり、
やっぱり、文章書いてる時は楽しいこと再発見なHydeです。

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ただ、帰り道で流行歌を聴いていた。
何処にでもある旋律で、
何処にでもある歌詞だったのに。
ただ、泣きたくなるほど貴女に逢いたくなった。

もう逢う事のない貴女に。


恋が熱病だとするのなら、
僕の病気は完治したのだと思う。

でも、
肺炎の後、レントゲンに残る白い影の様に、
残っているものが、
果たしてなんと呼ぶべきものなのかは、
僕の知識にはない。

きっと、多くの人は、
まだ好きだからでしょ?
そう答えるのだと思う。
僕も、誰かの同じような話には、
(所詮恋愛話なんて、多くは似たようなものだ)
まだ好きだからでしょ?というに違いない。

きっと、皆同じように、
誰かに言われたその一言に、微かな違和感を感じながら、
「そうなのかな」とか、「絶対違う!」
とか言うのだろう。


秋の砂浜で、
近くなったり遠くなったりする、波の淵は、
喪ってしまった恋愛との距離感に似ている。
時々、其処に今あった貝殻が波にさらわれたり、
あるはずのないものが、突然波の去った後に残されていたり。

でも、海と違うのは、その水量が徐々に減っていくことだ、
時として、それが増えると勘違いする人がいるのだけど、
”現実的な"刺激なくして、まっとうな水量が増えるわけがないのだ、
それが増えているとするのなら、間違いなく、
自らの手で、海に手桶で水を継ぎ足してるのだと思う。
意図的であったり、意図的でなかったりがあるにせよ。


もう今は夏じゃない。
波を超えて、海の中で笑いあった日々は、紛れもなく過去で、
今の僕は、其処にもう一度帰りたいとは思っていない。

正確に言えば、
帰れるとは思えない。

そうやって自分の中に、
もう触れる事のないフォトフレームに収まった情景が、
年々多くなっていくことが、良いことなのか悪いことなのか、
それは判らない。

ただ時折、
日常の中で、考え事をしながら歩いていた時、
右足の小指を思いっきりどこかの角にぶつけた痛み、
昔よくかいだ、シャンプーの香り、
ある時期よく聞いた流行歌、

そんな他愛もないことが、
建てつけが悪くて、開かなくなっていた引き出しを開けてしまうことがある。

そうして僕は、
そのたびに、引き出しの中にしまっているものが、
在る物はずっとその姿を変えず、
また在る物は徐々に、
在る物は驚くほど姿を変えてしまっている事実に気が付く。

一番残念なのは、
昔好きだったものが、今それを取り出してみると、
あまり興味も惹かなくなっていると自覚する時。

なんだか、自分が間違った道を辿っているのじゃないかと、
不安ではなく、罪悪感が襲ってくる。


不思議なもので、
昨日聞いた流行歌は僕の中の色々な事を刺激したのに、

今日聞いた同じ流行歌は、
ただの空気の振動として、僕を通り過ぎていった。

この無責任さがあるから、人は、というか僕は生きていけるのかもしれない。