あーども、
便器に浮かぶトイレットペーパーの様に、
儚い人生を送っております、Hydeです。

せめて下水に送られるのなら、
この世のものとは思えない美女の排泄物と、
たおやかな手ずから、異界送りされたいです…。

え?それって結構贅沢な望みですか?


ー閑話休題ー

使い終わったカイロ然と、仕事も終わりまして、
帰路についたところ、

いまどきの体臭なんだか、香水なんだか判らない、
安っぽい匂いを大量に不法投棄してる若者と違い、

茶色でも黒でもない色合いのくるくる巻かれた
やわらかそーな髪の毛と制服がが、無臭で目の前を通り過ぎる。

おかしい!?
俺はこの帰り道を右折して、
『正しいギャグの嵌め方ABC』とか、
『サルでもできる亀甲縛り』とか、
『果たして低温ローソクは本当に熱くないのか』とか、
熱いに決まってんだろ?!そうやって馬鹿っぽいことやるから、
ベッドで変死体が見つかるんだ、この阿呆が!

みたいな、本が売ってるまっとうな本屋に行くはずだったのに、

気がつけば、そのやけに短いミニスカート、
短いからミニスカートだろ?が左折するのと同時に左折し、

嗚呼、ダメ、このまま家に帰ったら、
若いリビドーを放出する為の参考文献もなくて、
これって目に見えないペニバンド!?ねえ、ペニバンドなの!?
みたいな。

ええ、若くはない、若くはないですよ。


その女子高生らしき、もしかしたら新しい風俗の形態を、
市場調査しているのかもしれない女性は、
エスカレーターに、スカートを抑えながら、ちょっと回りを気にしながら乗り込み、

昔だったら、
スカートを後ろ手で押さえるくらいなら、
ミニスカなんて穿くな!むしろ脱げ!今脱げ!
みたいな男気あふれる感性の持ち主だったのに、

この世のものとは思えないほどの美女が、
正座しながら、

「まず、ズボンをおろします。」

そういわれたら、ズボンをおろしちゃうような素直さで、
俺もエスカレータに乗り込んで、

嗚呼!?こっち逆方面じゃねえ?!

と、今更戻れない言い訳がついたところで、
エスカレーターが天頂に着くまでのひと時を過ごし、
山手線的に、もうこのまま乗っちゃえばいいか!?

なんて自分を一喝し、

外回りから内回りのホームに辿り着く頃には、

ああっ!?し、まった?!
せめて顔ぐらい見とけばよかった!?
なんて、幼子の様な事は考えず、
顔は見ないが花なんて、嘯きながら、
山手線のドアが閉まるのを余裕の心持ちで見送るのですが、


時々空恐ろしくなるのは、
今日のこの話が、
一体何処から何処までが妄想なのか、

時々判らなくなる事ですね。

-------------------------

一応生きております。

とある方から、記事書け!と激励いただきまして、

なるべく文章を書いていこう、
いや、書いていようと思いました。

いつもありがとう。

そして、今もblogに顔を出してくれる皆様にありがとう。


 
なにやら勢いで、合同企画再開です。
不定期連載の予感がぷんぷんしますが、
詳細は、いずれどこかでちゃんと(笑

まだ、題名も登場人物の名前も、
さらにいうならパートナーになるべき人間のハンネも知らないスタートです。

今のところ2人ですが、
3人目のおじいさんが早く参加してくれるのを待ちつつ、

開始っ!ってなわけで、皆様ご愛顧よろしくお願いいたします!

-----------------


車窓からみえる景色は、雨に濡れていた。
雨の斜線が見えるほどじゃなく、きっとその辺を歩いていると、
家に着く頃には、上着の重さが少し増えてる程度の雨に。

湿り気を帯びた世界は、なんだか寂しげで、
東京の縦に生えている街とは違って、

遠目に見える山のなだらかな稜線や、
なんとなくやる気なさそうに張られた電線が、
そこがもう、僕の知る日常とはかけ離れていて、
どこか間の抜けた暢気さを醸し出すのだけど、
景色全体が、ほんとうは寂しさを隠して、微笑んだその胸の奥で、
あと少しで泣き出しそうな幼子の様に見えて、
頬杖をつきながら、僕は車窓を前に、
何かをしなくてはいけない焦燥感に駆られていた。

でも流れていく風景に、僕ができることなんて、
別れてしまった彼女に対してできる事と同じくらい何も無くて、

目をつぶり、ポケットのIpodを探りシャッフル再生ボタンを押す。


冗談みたいに、それこそ別れてしまった彼女から貰ったデータが、
『偶然にも』再生される。

Wyolicaの穏やかな音楽は、妙にこの風景に合っていて、
繰り返される歌詞の中で、僕はこれからもそしてこれからも、
間違いを繰り返していくのだろうと、そう思った。


3連休に入る直前の木曜の夜、
僕は友人に会いに行こうと、突然決めた。

きっかけは多分色々あるんだと思う。
最近疎遠になってしまったこと、
まだ見ぬ土地に興味があったこと、
きっと、朝食べるトーストに何を塗るのかと同じ程度には、
理由はあったんだと思う。

でも一番の理由は、
3ヶ月前に一緒に暮らし始めた女性が、
その日部屋に帰ってこなかったからなのだと思う。

多分、これから向かう友人にその話をしたら怒られるかもしれない。
何故、探さないんだ?こんなところに着てる場合じゃないだろうと。

だけど、僕はきっと、
いいんだ、そんなに好きだったわけでもないし。
そう答えようと決めていた。

だから、多分、僕は未だ降りたことのない、
人生において、友人が居るというただ一点を除いて、
僕の魂のほんの一部でも、縁があるとは思えない駅に、
もうすぐ到着するというアナウンスが聞こえてきた時、
ほんの少し内省して、僕はけっして友人に慰めを期待して、
この場所に向かったわけではないことだけを確認して、

結局東京から1ページすら進まなかった小説に栞を挟む。

もっとも、
目次の次のページに栞を挟むという行為に、
どれだけの意味があるのかは判らないけれど。


絞りきった雑巾に残った、微かな水気のような体力を振り絞り、
自分の意思で足を動かしているのか、
水で通り道を示してやった蝸牛の様に、
誰かの意思に沿って、床を滑っているのかも判らず、
環状生物みたいな電車に乗り込んだのは、
一日の境界をとっくに空が越えたとき。

家路に就いてやっと一息つき、人もまばらな車内を見渡せば、
僕の他には、既に夢への旅路に漕ぎ出している初老の男性や、
最近発売したばかりの携帯ゲームに興じる若者、
すべり往く景色を、まるで葬送の列を見るように、
微動だにせず凝視する女性、

ざっと数えるまでもなく、たった3人と僕だけが、
この世界の住人の全てだった。

僕はこの、小説を読むには短すぎて、
人生を考えるには長すぎる時間を持て余して、
何気なく空を見上げる。
そこに横たわる、闇の厚さを測ってみるのだけど、
その日の闇は、どこまでも平坦で、
画用紙に水彩で黒を落としたような彩度もなければ、
半紙に墨で刷いたように、大胆さのかけらもなく、
新聞用の紙に、
輪転機でインキを真っ黒に塗りつぶしたような闇だった。

闇に厚さはないくせに、まばらな雲の厚さだけは看て取れて、
きっと明日は雨だろうと、僕は予報する。
外れた所で、誰にも責められない予報。
外れてしまえば、右手に余計な荷物だけが残る予報。

僕は、過密地域にぽっかりあいた、
宝箱の抜け殻みたいな、この街が好きなんだと想う。
東京の真ん中で、空を見上げれば、
ちゃんと空が空のカタチをしているこの街に、
少し安心することができるんだと思う。

僕が、自宅から最寄の駅で降りたその時に、
3人の内誰かが一緒に降りるわけでもなく、
僕がその小さな世界から出て行くとに、関心がある人もいなかった。

ホームで吐瀉物を撒き散らす不届き者がいるわけでもなく、
何時か終わりを告げる恋に、
存在の全てを賭ける男女がお互いの存在をぶつける様に、
人目を憚らず愛撫をする光景も見られず、
無表情を顔に貼り付けた駅員すらいなかった理由は判らない。
ともかく、最後尾の車両から僕が降りたとき、
まっすぐに続くホームには誰も居なかった。

もしかして、革靴がホームのアスファルトに触れた音すら、
存在していなかったような気がする。

等間隔に灯る支柱からぶら下がる蛍光灯が、
僕の行く手を照らすのだけど、
仕えるべき国を失った、兵士の群れみたいで、
所々折れた鉾の様に、
明かりの付いていない蛍光灯が、なんとも物哀しかった。

暗がりで見る動植物は、
いつも人間を恫喝するような雰囲気があるのだけれど、
平坦な闇の中で、線路の向こうにある林の木々は、
怒るでもなく、悲しむでもなく、どれも無表情で、
やっぱり平坦に此方を見ているようだった。

僕の左手側では、今僕が乗ってきていた電車が、
警報と共に発車し、ほうき星の様に遠ざかっていった。
反対に右手側には、
穴を掘り終えた土竜みたいに、
新しい電車がホームに入ってくる。

左手の電車の行き先には、「未来」
右手の電車の行き先には、「過去」
そう、書かれているんじゃないかという気がする。

なら、今、
僕がいるこのホームが「現代」なのだろう。
なんとも、味気ない女神だなと想うのだけれど、
きっと僕は、もう未来にも過去にも行きはしない。

だから現在に続く、このホームを歩いていくしかない。
暗闇の向こうには、
僕が登っていくはずのエスカレーターが見えるはずなのだけど、
平坦な闇に挟まれて、僕の視界も徐々に狭くなっていき、
狭くなっていった視界の中で、徐々に色彩は失われ、
なにもかもがモノクロの世界に没入しはじめて、
このホームが延々と続いていけば、
世界はいずれ白か黒に染まるんじゃないかという錯覚に襲われる。

何処へもいけなくなった僕は、
それでも足を前に動かすしかない。

多分、たどり着きたい場所はない。
随分と昔に、僕は確かに光射す庭に居た。
目を閉じたその隙間に、もう会うことはない誰か、
一人だった気もするし、複数のような気もするが、
そんな日々を思い出す事もある。
でも今は、いずれ楽園から追い出されることを約束されていた様に、
僕は現実の中に居る。
そう考えて初めて、僕は「過去」が幻だったと、
自分が昔から自覚していたことを理解する。
光差す庭の鉄柵の周りには荒涼とした大地が広がっていて、
僕はいつかそこに還ること、
今いる庭が、打ち捨てられたテーマパークの上に映し出された
幻影であることを、僕は当時から知ってはいたのだと思う。
楽園の鉄柵は生きたまま越えることはできないのだから、
あの時の僕は死んで、その外に「孵った」のだ。

同じように「未来」は、
バスルームでカーテンに仕切られた向こうに映る、
女性の影みたいなものじゃないかと想う。

世界にてこ入れできる、と想っている間は、
人生は楽しいんじゃないだろうか。
永遠に身長の伸びる人間が居たとして、
いつか天井にあるシミに気がつくようになって、
「自分はこのまま大きくなったら天井を突き破るんだろうか」
そんな疑問を初めて持った日から、人は成長を止めるのかもしれない。
気がつけば、身体の大きさの割りに、狭くなりすぎてしまった部屋の中で、
動きが取れなくなってしまうんだろう。


右手の林の方から、
銀色の鴉が舞い降りて、僕に問いかける。

「何故そんなに人生に絶望しているんだい?」

僕は笑いながら、彼に返答する。

「僕は絶望なんてしていないよ、
どこか見知らぬ場所で、横たわっている僕の上に、
さらさらと砂が降り積もり続けるとして、
いつか僕はその重みで動けなくなってしまうのだろうけど、
砂が僕の肌を打つ感触が嫌いではないことに気がついたし、
きっとその砂は、僕が思うより多くのものを奪っていくのだろうけど、
僕はその分、
日ごとに変わる砂の感触を少しずつ楽しめるようになってきたもの。

僕は孤独が好きだし、孤独ではない瞬間も好きだ。

だから君が思うより、世界とは密接な関係にあるんだよ。」

鴉は、何かを言いかけて止め、
再び大げさに口ばしを開いて言った。

「君が人生に哲学的な理由を見出しているのは判った。
余計な心配だったようだね。」

「いやいや、そんなことより、
昨日腐りかけの鼠を君がついばむところを見ていたけれど、
お腹を壊してはいないかい?」

「馬鹿だねえ、鼠は腐りかけが一番なのさ、
硬くなって、また柔らかくなってきた体表を突き破って、
乾燥し出した内臓に豊かな匂いが灯りだした時が、
一番の食べ頃なのさ。
今度分けてやろうか?」

僕は再び笑いながら、丁寧にその申し出を断った。

「なら、行くよ。」

鴉は飛び去った。
その後には、幾枚かの羽根が螺旋を描きながら舞いのぼり、
その軌跡に見惚れながら、その羽根に手を伸ばした。

その拍子に僕は、何か柔らかいものにぶつかり、
反射的に、謝罪の言葉を口にしていた。

さっきまで誰も居なかったはずのホームには、まばらに人が居て、
閑散とした街の中に、
けたたましく、
僕が来た方向へ向かう電車の発車ブザーが鳴り響いていた。

「こんなこともあるのねえ、
今日は、会社の詰まらない飲み会で遅くなったのだけど、
家に帰るまでの最後の直線を貴方と歩けるのなら悪くはないわね。」

その女性は笑っていた。

「本当に君は哲学的な女性だねえ。」

その女性はもっと笑いながら返答した。

「そりゃ貴方と結婚するくらいですから、
十分に哲学的でしょうね。
もっとも貴方は、私よりはるかに哲学的で牧歌的だけれど。」

「君は現実的な哲学者だよ。」

エスカレーターを二人で登りながらそんな会話をする。

夜気で冷たく保存された街は、
とても静かで、
闇にまぎれて、そっと君の手を握ったその暖かさを、
僕は長いこと忘れないで居ることになる。
砂が色々なものを奪い去っていく数年の間は、
今夜の事を覚えていたいと願った。

姿の見えない、銀色鴉が今度は声だけで僕に問いかける。

「君は人生に絶望しているのかい?」

僕は、微笑みながら、
家までの直線を歩いた。
名前をかろうじて知っていて、

その国がどこにあるのかも知らなくて、

きっと教師に、地球儀でその国を指せと言われたら、
見当違いなところを指差して、

”ここかな?”なんて苦笑いを浮かべるであろう国に僕は立ち、

日本だったとしたら、吹雪と呼んでいい雪の中に、
僕は地図を片手に、さまよっていた。


日本で公開された、とある映画のロケ地になった食堂で、
料理を食べたい。

それがとても俗っぽい、僕が旅にでた理由。




僕は、北の大地で魔法使いに会った。




閉店時間も間際になって、
ちょうどガイドブック上の地図が途切れる、
辺鄙な場所にある食堂を探していた。

旅行の日程も殆ど空きがなく、
ここで見つからないければ、
もうだめだというとき、

少し郊外にある、何処だか判らない場所で、
僕は交差点のど真ん中で、途方に暮れていた。

9時にならないと陽が昇らない町では、
午後3時には、太陽は短い役目を終え、
18時も近い今となっては、
町は完全に眠り支度を始めているように見えた。




「Go Straight!!」

突然、左後方から声が聞こえ、

振り返るとそこには老婆が居た。
幾重にもストールらしきものをまとい、
不思議な首飾りと、黄色い歯を見せて、にっこり笑う老婆。


早く!時間がない!
そう言いながら。


僕は考えるより前に小走りにまっすぐ歩き、

1ブロックも進んだところで、
もう一度後ろを振り返り、

「Kiitos!!」

と、大声で叫んだ。


でも、3ブロックも進んだあたりで、

冷静になった僕は、老婆に道を尋ねたわけでもなく、
行き先さえ告げてない事実にふと足を止める。

そうして僕の不安が、地図を再び広げようとするより早く、
左手から再び、声が聞こえた。


「Go Straight!!」


老婆はやはり笑いながら、マーケットに入っていく途中で、
僕に、さっきと同じ言葉を繰り返す。


そこから数分歩いた先に、
僕は目当ての食堂を見つける。


僕は、2010年も終わりの頃、
名前も殆ど知らなかった北の町で、魔法使いに会った。
片目の幼女に尋ねられた
貴方は今、何処にいるの?

羽根のないオウムに囁き掛けられた
お前は何時も何かを忘れていった
目の前で滑り落ちる
時間という砂が
何故かひどくゆっくりと感じる夜
欠けてしまった、過去の自分が問い掛ける
哀しみの断片がどれだけ鋭くて、無責任か思い出せるか?

電車の中で横滑りする世界が、
蜉蝣の羽根でできているなら
世界中の人々は、今より誰かに優しくできる気がする

でも血と鉄でできたこの世界で
触れることができたのは
君の乾いた乳房だけ

上も下もない
北と南もないこの街で、僕は月を目指して歩きだす


きっと僕には明日もない
きっと僕には今日もない

きっと僕には過去すらない
きっと、男性の殆ど全員には、
頭の中で描く、あるべき容姿と体系の女性が存在するんじゃないかと思う。

僕の場合、
僕は、想像力に乏しい子供だったので、
小学校の頃、周りのみんなにはお気に入りの芸能人やアイドルが居て、
カセットを聞いたり、ラジオを聴きながら、
部屋にポスターを張って、
自分の中にある理想と思わしきものと、対峙していたんだろうけど、

僕には、誰々が好き~なんて、気持ちはついぞ大きくなっても生まれなかったわけで。
想像力のない僕は、自分の好きな女性がどんなかなんて、
今もやっぱり、判らない。

その代わり、僕は、ある時
目の前に、顔も身体も中身も、
後で知ることになる、ベッドでの対話も、
何もかもが理想の女性に出会うことになる。

空想で色々と、小学校や中学校で描く妄想の果てに、
誰しも、現実の彼女を作って、理想と現実の間で葛藤するのだろうけど、

僕は、ある日突然、ぽっと目の前に理想が居て、
当然のように恋に落ちた。


二十歳も随分と過ぎた頃に、
石につまずくようにたやすく、一度は出会った~
なんて、流行歌をしみじみと実感する日がやっと来るわけだ。


恋というものは、ろうそくみたいなものかもしれない。
太さや長さは、それぞれまちまちなんだろうけど、
名前も知らない、神様みたいな人から、
きっと、生まれたその日に、そっと手渡されるんだと思う。

そして、ある日、
意識的にせよ、無意識にせよ、その芯に火を灯し、
激しく燃やすもよし、炭火のようにじわじわと燃やすもよし、

でも、きっとろうそくはいつか燃え尽きるのだと思う。

ありていに言えば、残りの芯とか、
空気に溶けていたロウが、愛情とかってものに名前を代えたりするんだろうけど、

なんにせよ、生まれたときに手渡されたろうそくの分しか、
恋ってのは燃えないものなんだろうと思う。

燃やし方がうまい人も居れば、うまくない人も居る。
きっと恋多き人は、随分上手に火を燃やすんだと思う。
恋を楽しむには、宗教的に自分を律する事が必須条件に違いないから。

それでもろうそくは、東京タワーみたいな大きさじゃなくて、
誰のをみても、そんなには大きさも違わない気がする。


僕は、時々その事を思い出す。

目の前に現れた理想と非現実に手を伸ばし、
観客席から、舞台に乗り出し、
届かないはずのそれに手を伸ばし、

きっとなくさなくていい、いろんなものをなくしたんだと思う。
得なくていいものを、得てしまった気もしないでもない。


空気が透明さと、鋭さを増す中で、
ベランダから、道行く人を見ていると、

僕の手の中にあったろうそくの輪郭を、
時々、僕は思い出す。

それは憐憫でも、哀愁でもなく、
今の僕を形作るその輪郭を、懐かしくなぞることがある。

忘れえぬ炎。

恋は尽きても、愛は尽きないってことに、
なんとなくの理解を示せるようになった僕は、

時々、そんなろうそくに灯った炎を思い出す。


あの日に還りたくはないけれど、
あの日々が作った自分を、そっとなぞる日があったりもする。
あ、ども、無事雨風呂に入れたHydeデス。

普通にまた、どこにでもある創作恋愛すとーりーでもかいて、
お茶濁してればいいんだけど、やっぱりワケわからん事書くのが俺なわけで。


いやー、やっと机きて、ちょぼちょぼとハードディスクの掃除をしてたら、
弟君からもらったデータの中に、

初音ミクのLive


なんつうデータがあったので、再生してみると…

1000人超収容の箱で、
キモオタどもが、ネギ型のライトぶん回して、熱狂しているわけで、

本来はアイドルが立つ場所には、
透明なガラスが横一面に置かれてて、

そこには立体映像の初音ミクが踊って歌ってるわけで、

ひたすらトランスすることで、自分の存在意義をかろうじて保っていたドラム、

狂ったようなヘッドバンキングで現世と自分をつなぎとめていたギター、

周りを一切見ず、悟りの境地にはいっていたキーボード、

なんか一人楽しそうだったベース、



異常事態じゃねえ!?


立体映像にヲタどもが、声援、それも灼熱のような声援を送り続けるという…、

おかしいだろ?間違ってるだろ!?
お前らそれでいいのか!?という疑問符が頭をよぎっては投げ、よぎっては投げ…


あれだ、なんていうの、
一言で言えば、














もうこの国ヤダ






でもまあ、所詮バーチャルアイドルが、本物に変わったとしても、
結局はおんなじことなのかなあ…

触れないおっぱいに興味はねえと、嘯いてたその昔、
舞台の上の人に道ならぬ恋をして、
天上への(マルドゥック)階段に足をかけてしまった身からすると、

擬似行為でイってるとか、お前らマジキチガイとか思うんだけど、

別に、偶像なんだから、コンピューターグラフィックでも、
暴走族上がりの元ヤンだろうと、アイドルは存在さえあれば、なんでもおkなんかなあ…


すげえな、アイドルっ!シュレディンガーの猫みたいだっ!!
(よい子のみんなはお父さんに意味を聞いてね)


つか、世に草食男子がはびこるのも無理ないのかもなあ…、
女性はそれに反して、質の悪いのから肉食化していくし…、

想像上で癒されたいっつのは、まあ無理もない願望…




な、わけがねえ!


オナホールが、いくら本物の女より気持ちいいからって、

合体より、オナホールがいいってのは、やっぱり逃げ口上だよな!

でも、大概の女より、オナホのが確かにすごい!


べ、別に俺はオナホなんてもってないんだからっ!



とまあ、錯綜してみたりもしつつ、

本物なんて知らないし、知らなくてもいいし、
本物かどうかなんて判らないっていう層がどんどん増えてる、
今の日本はやばいなあって思うわけで。

やっぱ、なんか創作するか、生産しないと、人間はだめな気になってきたので、

新しいこの机で、模型つくるか、
パソで絵を描くか、blogで文章書くか、
仕事の勉強でもしようと思った今日この頃。


立てよ、野郎どもっ!

主権を取り戻そうではないか!
やー、おひさしぶりですの、Hydeでございますわよ。

もー環境激変で、
正直ついて行けません。

仕事変わり、部屋変わり、生活激変し、携帯も壊れ、
pcも新しくなって、

やっと久しぶりに、blogにでも向かうかと、

気がついてみれば、amebaすらブックマークされてないこの環境を再認識し、

んじゃ、パス入れてなんか書くか…


と、思ったのもつかの間。


















パスワード忘れた















顔文字すらないから、この俺の唖然としたブサ顔を皆様にお伝えするすべもないのですが、

…、ま、いいわ。

1時間格闘した…。

あなたは其処に居ますか?

こんな感じのお部屋に引っ越しました。


まあ、割と元気です。

もう何も書く気がなくなった、深夜1時。


じゃ、そういうことで。

夢のなかで、貴女に逢った。

夢の中の貴女はとても柔らかく微笑んでいて、

「今なら話せるから、早く起きて」

そう、僕を急かした。


僕は、自分の廻りにある、白くぼんやりした霧をうちはらって、貴女に走りよる。

「あ…」

現実に戻った僕は声に出し、見慣れた部屋を見渡す。

夢のなかだろうと
現実であろうと、

僕は迂濶で間抜けな人間なのだと想う。
最近、昔観たアニメ等を見直す時期に入っています。
引越し前の最後の足掻きともいいます。

いや、ストーリー忘れてる作品は二度美味しいですね。
ストーリー覚えてても、
『Cowboy Bebop』みたいに、雰囲気に浸って楽しい作品もありますし、
『マクロス0・F』みたいに、動いてる絵を見てて楽しい作品もあります。
『瀬戸の花嫁』みたいに、窒息しそうになるほど、笑いたい時みたい作品あります。

なんでもいいけど、ずるいのは、
続きそうで続かない話ですなあ、最終回にまた新しい謎ばら撒いて、
でも終わりですってのは、あれはずるい。
1回目なら、許せるけど、毎回そんな終わり方する脚本家は、外道です。

そもそも、俺のアニメ熱が再燃する理由は判ってて、
まさかのあの作品が、パチンコで出ることになった!
とかいうと、その時代の作品をむらむらと見たくなる症候群みたいですね。

まあ、今じゃ新規のアニメも漫画も殆ど消費しなくなって、
今の萌え文化とか馬鹿じゃねえのかと、
瞬間消費した跡に何が残るんだか説明してみろという気になりますけど、
その刹那性こそが、今の潮流なんでしょうかねえ、

俺は迎合できませんけど。

やっぱり、見終わった後にじんわりとした、
温かみやら、悲しみ、衝撃、そんなものをどう受け止めていくのか、
その余韻こそが物語の醍醐味だと想うんですが、
ま、俺が年寄りなんでしょうね。

漫画も、引越しでみんな捨てて、
『ONE PIECE』だけ、もう最後までみれれば他の漫画いいや、
とか想いますし。


あと、『ガンダムOO』なんかそうですけど、
途中まではまあ、みれなくもないのに、最終回付近で台無し物多いですね。
なんで粒子で人が生き返るんだよ?!みたいな。
『UCガンダム』もそんなでしたね、
そうかそうか、神様になったかって、そりゃ創価だろっ!?みたいな。

というか、誤解してる人も居るみたいですが、
俺はガンダムが嫌いです、特に初期3部作が大嫌いです、富野が超嫌いです、
彼の作品で唯一まともなのは『ターンAガンダム』のみです。

てめえが人間嫌いだからって、毎回登場人物殺しまくるくらいなら、
勝手にどっかで独りで死ねばいいのにって想います。

まあ、ラスト以外最高なのは、
『忘念のザムド』『東のエデン』
途中まではほんと神でしたねえ…。
ザムドは、ほんと言い回しとか勉強になりました。
脚本次第で、凡な話もキラリと光るなぁとか。

俺が謎なタイトルつけてるときは、大体ザムドの影響です。


やっぱり、俺は『物語』が大好きなようです。

その昔、知り合いに自称カメラマンが居まして、
「俺は小説読むの時間かかるんだ、
行間を1シーンずつ想像しながら読むからな。」
とかえらそうなこと言ってましたけど、
未だに世に名前出てこないあたり、そいつのセンスのなさが伺われますが、

小説に関して、シーンを想像するとかまるでありませんね、
ただ、後になって全体の構成や言い回しになるほど…
と唸って糧にする(パクる)わけで、
実は小説を2度読むってのは殆どありません。
文字しか情報がないので、ストーリーがわかってると、
二度それを辿るのが面倒ってのがありますけど、
まあ、確かに個人の成長度合いで内容の受け止め方が変わる本ってのも、
ありますわね。うん。
きっと今、谷崎潤一郎の『痴人の愛』とか見たら感想かわるのかなあ…。

村上春樹だけは、一度俺のなかで波が来て、
一気に殆どの本を読み直しました。

そこで、『海辺のカフカ』の本当のよさに気がついたし、
『羊をめぐる冒険』が実はあまり好きじゃない事に気がついたし、
村上春樹で何が一番好きですか?と問われたら、
『ノルウェイの森』と答えようと決めました。

ビートルズで一番すきなのも『ノルウェイの森』ですが、
俺はビートルズの曲を多分20曲も知りません。


俺のところに来てくれる皆さんが、
たまに【才能】【文才】なんて単語を使いますが、
個人的には、俺にそんなもんがあると想ってるわけはもちろんなくて、

時々の印象に残るシーンや、コメントでのインスピレーション、
思いついたある場面、
そんなものに無理やり肉付けをして、記事を書いてるんでしょうね。

ガラス越しのキスシーンが書きたい!とか想って、
無理やりな物語を書いたあの日々は、楽しかったなぁ…。

あ、ちなみにですね、
ガラス越しのキスシーンは、原点ありまして、
『メガゾーン23 PART3』です。
これも、実は僕たちのいる世界は!系の元祖ですな、
ああいった、驚きは最近みなくなりましたねえ…。

ここ3ヶ月くらいで残した記事は、推敲ありで書いていますが、
それ以前の記事は、殆ど机の前に座って、勢いで数分で書いてるものが殆どですし、
ノリだけのBLOGでしたからねえ、とか遠い目。

好き勝手やってるだけなので、
よく、コメントやらプチメやらで、
なんかコメントしちゃいけない雰囲気とか言われますけど、

それって俺がイタイ子ってことですか?!
ごめんなさい。
文章をぼっこぼこに叩かれたくて始めたblogなんで、
皆様気楽に言いたい放題してください。


でもまあ、昔は好きで漫画やらアニメやら見まくってた時期ありますけど、
恋愛に関しては、どんな物語より、リアルがスリリング”でしたし”、
もういい年なんで、目新しい出会いってのもあんまりないですよね、

語りつくされた感がある『物語』ですが、
小中学生の時、まさかの展開にひたすら感動していた、
あの原初の喜びにもう一度出会いたいなあ…とは想ってるんですが、

今の世相から、中々難しいですよね。

人間が刺激を求め、次々順応していく生き物な以上、
メディアは消費され、枯渇するものなんでしょうけど、

人間、100年くらいしか生きないから、
きっとリサイクルされて文化は廻っていくのかもしれません。

ま、今の萌え文化は明らかにライフサイクルの末期症状だと想いますけどね。


結局、世相は消費者が作るってことで、
受け手が馬鹿ばっかになってきたんでしょう。

うんうん。


ま、すいません、
DVDやらゲームやら散々捨てまくってる今日この頃なんで、

昔消費して、今捨てたものに、
なんとなく葬送曲を贈りたくなっただけで、
殆ど意味不明の文章で申し訳なかったですの。