6月1日 晴れ曇り
6月が始まった 衣替えだ 余は季節感ゼロだが
昨日出掛けるのに『村上海賊の娘』を鞄に詰めるのを失念してしまった
行きの公共交通機関では子規でお茶を濁したが出先で時間つぶしの必要が出てきたので身のやり場を思案した
『村上海賊の娘』は次の予約の人がてんこ盛りなので貸し出し延長が出来ず次の日曜までに返さないといけない 返す返すも持って出なんだ事が悔やまれてならん
「古本を買おうか」ふと思いついて出先の近くで古書店を検索した ひとつ先の大通りに全国チェーンの店があった
ここなら在ろうとてくてくてくてくした
余はこの手の店に馴染みがあまり無い 店内をうろうろしたのだが書架にある本は旬を過ぎた100円本ばかりだ
最近の本が無い どーしたのかと店内を一周して入り口に戻ってくると新刊本コーナー的な島を見つけた
「なんだ 最新本はそりゃ一等地にあるわな」と海賊の娘を捜索
あった上巻が4冊、下巻が1冊置いてあった
図書館の予約は下巻があと250人待ちだ 「そうだ 上下買って読んで売ればいいぢやないか」
さすればもう一冊借りている『悟浄出立』が読める
そんなわけで通勤読書を始めてから初めて古書を購入
果たしていくらで売れるんだらう
そういうことで今日から万城目学さんの『悟浄出立』
この本も古書店にありましたが買いませんでした
2015/6/1 つづく L 悟浄出立 [万城目 学]
2015/5/25 つづく L 村上海賊の娘 [和田 竜]
2015/5/11 つづく L LAヴァイス [トマス・ピンチョン]p.174まで
2015/5/7 つづく i 墨汁一滴[正岡 子規]
2015/3/1 つづく B MONKEY Vol.1◆青春のポール・オースター [柴田元幸責任編]