学生に贈る社会人100人の言葉 NO.16
私は今社会人4年目の26歳。
ぶっちゃけいうと今これだっ!っていう夢がないっていうのが本音です。
そんな自分に贈る言葉ってあるかなぁと思いますがw、自分自身の言葉何かのきっかけになってくれたらなと思います。
でもこんな私でも、もともと夢がなかったわけではありません。
私が以前思っていた夢は「学生支援」。
私自身、大学時代になって初めて自分で考えて行動するっていうことを知りました。
それまでは特に一般的な人生だったなぁと思います。
中学→高校→大学
部活やったり、バイトやったり、サークルやったり。
ほんと普通に。
でもその生活の中で一つの出会いが自分の人生を変えました。
めっちゃポジティブな人との出会い。
将来のプランがしっかりしていてそのために今、自分が何をすべきなのかわかっていて行動している。
その時に同じ年齢なのになんなんだろう??この差は?と思ったんです。
だから出会いが人を変える!そういう機会を大学生に提供したい!
それが「学生支援」を夢としたきっかけです。
しかし今、「学生支援」は夢ではありません。
もちろん大学生の人と会うときは何かできないかなと思いますが。
何で夢と思わなくなったのか??
それは「学生支援」が全身全霊を注いで行えることではなかったからです。
私の夢の定義は自分の中では何がなんでもやりとげたいものだと考えています。
まさしく自分に何があっても。
その覚悟が私にはなかった。
それを思い知ったのが社会人生活。
私は新卒で人材会社に勤め大学生の支援を行っていました。
文字通り夢に向かってまっしぐら。
しかし社会人3年目の11月、その会社を退職しました。
理由は当時、会社の経営が上手くいっていなかったからです。
ぎりぎりまで頑張ったつもりです。
気づいたら社員が辞めていき私一人になっていたり、給与が出るかわからない時もあったりしました。
自腹きって数十万の交流会グループに参加して企業開拓もしました。
見返りなんて求めていません。すべては夢のため。学生のため。
でもその行動を続けることができなかった。
心が折れっちゃったんです。
その時に思いました。「ああ、すべてをかけてやりたいことではないんだな」と。
恥ずかしい話ですが周りの目も気にしていたのだと今振り返ると思います。
周りはどんどん出世していくのに自分は年収も変わらず。
このまま生活が破綻したら親や親戚、友達がどう思うか。
ほんっと醜い部分だなぁと感じます。
でもぎりぎりまでやったからこそ手に入ったことも逆にあります。
それは人脈です。
前の会社で一緒に働いていたメンバー。
前の会社で知り合った学生。
前の会社でクライアントだった社長。
今でもその繋がりがあって一緒におもしろいことをやろうといっています。
だから結論。
それまでいかに自分が夢に向かって取り組んでいたかが大事なんだと私は思います。
だって幸せだもの。
夢がなくなって約1年。
まだ新しい夢は見つかっていません。
どうでしょう??こんな社会人もいます。
だから大学生のみなさんも安心していいと思うんです。
大学中にすべてを決めなくてもいいってことに。
まずはこれだっ!って思ったら走ってみてください。
違ったら違ってもいい。
これは自分の人生。幸せだったらいいじゃないですか?
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法政大学社会学部社会学科卒業
3年間人材会社を勤め最後は執行役員まで登り詰める。
現在はキャリアチェンジしてネット損保会社のシステムを担当。
現在は夢を模索中だが、まずは目の前の仕事でトップを狙う。
モットーは「楽じゃないけど楽しい未知を!」
清水 達彦 26歳
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