人生は自分で作り上げる NO.3
私は、一浪して大学に入りました。
決して、偏差値の高い大学を目指していた訳ではなく。
「なぜ大学に行きたいのか」
「何を学んでみたいのか」
自分の進路が見えず、なんとなく進学していくことに、
不思議と抵抗感を覚えたのです。
しかし、浪人は1年親に余計な心配や、金銭的負担を
掛けることになります。
そこで私は、1年間を東京に出て、新聞を配りながら生活しました。
出身は、宮城県仙台市です。
いわゆる、“新聞奨学生”と言うやつです。
結果私は、翌年から大学で社会福祉を学ぶ事となりました。
今仕事に直接的な関連性はありませんが、私の人生において
必要な知識を学び、有意義な時間を得たと感じています。
大学は茨城県にあり、決して頭の良い大学ではありません。
むしろ、上下で言えば「下」に入るレベルの大学です。
それでも私は、大学の選択を間違ったとは、全く思っていません。
何を学び、どう過ごすかは、それこそ自分次第です。
また、例え偏差値の低い大学でも、意識・志の高い学生はいるものです。
「今」の環境がどうであれ、そこに疑問を抱くのであれば、
自分から変えてしまえば良い。
そう考えた私は、大学の就職課と協力して、キャリア形成を
真剣に考える、就職サークルを立ち上げました。
立ち上げてみれば、実は本気でキャリア形成に悩み、
どうして良いか分からずにいる学生はいるものです。
私が代表をしていた頃で10名程度、今では倍以上の
大きなサークルになっています。
環境は、間違い無く変えられます。
もちろん、「火を水に変えろ」なんて言われても、
出来ないかもしれません。
しかし、それですら永遠に出来ないかなんて、
分からないじゃないですか。
現にこの世の中、数年・数十年前には考えもしなかった事が、
普通になっているのですから。
思う事・考える事は簡単で、その実現に向け、具体的に動くか否かが、
人生の分かれ目だと思います。
そう言えるのは、私が今現在の人生に満足して、
日々を過ごせているからです。
大学を卒業してからは、2社で会社員を務めました。
大学時代に人材企業でインターンをしていた事もあり、
新卒1社目は同じ人材企業で。
そして、2社目はWEB関連の企業です。
インターンの時、私は営業が凄く苦手でした。
今では「なんで苦手視してたのか」と思うくらいですが、
それはもう、周囲からも心配される程に。
しかし新卒で入った人材企業では、営業を選びました。
これは営業で成果の上がらない自分が嫌だった事と、
単純に「もう少し人材企業を経験したい」という思いです。
1年目、やはり振るわない営業成績。
しかし2年目にして少しずつ受注が増え、トップセールスの数字を
持つ程になりました。
もちろん工夫や努力は惜しまず取り組んだのも事実です。
しかし一番は、諦めずにやり抜いた結果だと思います。
苦手な事だって、得意な事になりえるのです。
それからは、更に貪欲になります。
WEB関連の仕事に興味を持ち、社内で唯一関連性のある、
自社ホームページの集客担当ポジションを狙いました。
誰からも「異動は無理だ」と言われ、それならばと動き、
兼務としてポジションを獲得。
具体的には、自分で勉強し、知識を身に付け、部署長に
対して提案や意見を挙げていった・・・それだけです。
勉強して意見を挙げるなんて、誰だって出来るハズです。
そんな小さな動きすら、無理を可能にするのです。
その後はWEB関連の企業に企画職として転職するのですが、
この兼務経験がなければ、恐らく転職も難しかったでしょう。
大不況の影響で、転職市場も悪化する中でしたので、
異業界・異職種の転職など、エージェントも諦めるレベルです。
小さな動きが、私の人生に大きな影響を与えた実例です。
WEB関連企業に転職してからは、すぐに退職して独立しました。
たまたま環境が良く(悪く?)、非常に自由な職場だったので、
今度は副業にもチャレンジしたのです。
もちろん、やるべき仕事はキッチリこなしましたし、
本業に支障は与えなかったハズです。
その中で私は、「自分で仕事を生み出す」楽しさを知ってしまいました。
元々大学時代から、「いつかは起業」という気持ちは
強い方だったと思います。
その気持ちが、環境が変わることで呼び起こされ、
自分の背中を後押ししました。
2社目は5ヶ月という短い間での早期退職です。
でも、決して悪い形での退職にはなっていません。
その証拠に、今では私の大事なクライアント様です。
どこが起点となって人生が動いているのかなんて、
考えても全く分かりません。
ただ1つ言えるのは、一連のチャレンジや行動が無ければ、
全く違う人生になっていたという事です。
それがどういう人生かなんて分かりませんが、私は今の人生が
大好きです。
もちろん、私1人の力ではありません。
サークルを立ち上げた時だって、大学就職課の方や、声掛けに
集まってくれた同志がいたから、成り立ちました。
人材企業で兼務出来たのも、私を認め、受入れてくれた部署長
がいたからこそです。
私は新卒すぐに結婚しており、今は1児の父親、年末にはもう1人
子供が産まれます。
そんな中で、転職や独立を反対せずにいてくれた嫁もまた、
私を支えてくれた大きな力です。
しかし、自分が動かなければ、そういった周囲の人々も、
力を貸しはしないでしょう。
自分が本気で動くからこそ、周りにその思いが伝わる
のだと思います。
人によっては、変化を好まず、現状維持を望む人もいるでしょう。
そういう人は、それで良いのです。
現状維持するのだって、何もしなくて良い訳ではないのですから。
どういう人生を選ぶかなんて、それこそ自分次第です。
しかし、何か現状に疑問を持つ、変えたいと思うものがあるなら、
切り開けるのは自分自身だけです。
「いつか変わる」なんて思っていたら、いつの間にか時間が
過ぎ去っていきます。
私は今独立し、個人事業を営んでいます。
その他縁あって、2社役員を務めさせて頂いたり、他にも多くの
チャレンジングな環境を得ています。
特に仕事においては、やはり過去の経験や実績があってこそ
成り立つ環境が、今の自分を取り巻いているのが事実です。
毎日が刺激的で、成長を実感しながら過ごしています。
しかし私も、まだまだこれからです。
一度きりの人生、私は「最高の人生だった!」と言って
終えたいと思っています。
そして最大の夢は、家族にも「最高の人生だ」と言わせる事。
その為に私は、どんな苦境も立ち向かい、その中で成長し、
人生という道を切り開くのです。
時間は有限で、どんな人生になるかなんて、自分次第。
どうせなら、自分が目指す道、自分で実現させていきましょう!
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【自己紹介】
流通経済大学社会学部卒。
一年間の新聞奨学生を経て、大学で社会福祉を専攻。
人材企業・WEB企業を会社員として務め、現在は個人事業主。
その他、2社の会社役員や、様々なビジネス関連の団体に所属し、
日々勉強しています。
新卒すぐの23歳で結婚し、同年に子供を授かりました。
2010年末には、第二子が産まれる予定です。
最高の人生を送り、家族を幸せにする事が一番の夢。その為に
毎日奮闘しています。
【お勧め本】
「未来を拓く君たちへ」-なぜ、我々は「志」を抱いていきるのか-
(著:田坂 広志)

大学3年生の時、たまたま手に取った本。
“これから”を考える若者にこそ、読んで貰いたい一冊です。
志を持つ生き方について、人生観にまで広げて記されており、
深くも身近な内容です。
一言一言に重みがあり、今の自分と対比させながら読むと、
人生への見方が変わります。
==【自己紹介】==================================
三河 賢文 27歳
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葛飾で働く27歳起業家の奮闘記
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