市税条例の否決、市民課委託は予算可決
秋ですね~一気に。長袖の季節になりました。さて、議会のほうも委員会が終わり、各議案の行方がだいたいわかってきました。今日の予算委員会では、市民サービスコーナーの廃止は、12月末から来年2月末に、2ヶ月遅らせるとの市の表明がありました。1年分の予算をあげておいて、年度途中までしか執行しないって、どうなん?また、市民課窓口業務の委託をすすめる予算も、1年半前に提案して、議会から理解を得られなかったため取り下げたのに、また提案してくるってどうなん?前回は大雑把な説明だったのが失敗の原因だと分析したのでしょう。今回は、周到にすすめようとしているのだと思う。議会を説得するための資料作りに、3000万円以上かけて、コンサルに業務委託するという。そんな予算は認められないと、今日の討論で意見を表明し採決では歩む会のみなさんも反対しました。また、先日は財政総務委員会で市税条例の改正が反対多数で否決されました。国税である森林環境税が、来年度から1000円住民税に上乗せされます。復興特別税がちょうど終わるんですけど、引き続き同額課税されることになります。これまでと金額が変わらないので、あまり気づかれないかもしれません。CO2を大量に排出している事業者ではなく、均等割しかかかっていない市民も含め、広く負担を求めるという枠組みはおかしい。という理由で反対しました。ただ、それ以外の改正内容もあって。マンションの修繕積立金が少なくて十分な改修ができなくなることのないよう、一定条件を満たしたマンションの固定資産税を1/2減免するというもの。対象物件は一ケタらしいけど。うちのマンションも含め、築20年経っていないとか、これまで十分な積立金を積み立ててきたとか、そういう資産を守るために頑張ってきたところは対象になりません。減免割合は、1/2〜1/6の間で自治体が決められる「わがまち特例」というものなんですが、最大の減額をするのは分譲マンションが多い吹田市の特性を鑑みてのもの、だそう。決して悪いことじゃないと思うんだけど…もっと対象外の分譲マンションへの支援を国に求めるべきです。維新の会の皆さんは、減額しすぎという理由で反対したらしい。意見は言われなかったので、質疑の中身からの推測ですが。というわけで、5対4で反対が多数となり、委員会ではまさかの否決。10/10本会議最終日、どんな感じになるのでしょうか。