2月議会では、2020年度国民健康保険特別会計予算について審議し、反対をしました。

大阪府から提示された事業費納付金をもとに算定された2020年度の保険料は平均3.13%の値上げとなります。

今回併せて提案された条例改正により、賦課限度額が99万円に3万円引き上げられますが、それでもなお中間層の保険料の引き上げを緩和するだけで、新たに政令で軽減の対象になった世帯と軽減率が増えた世帯以外、すべての階層で引き上げられます。

その引き上げ幅も、前年度比で2%程度の世帯もあれば、11%の世帯もあります。家族の人数が多くなればなるほど、引き上げ幅も大きくなります。それは、大阪府の標準保険料率に近づけていっているためで、同じ所得でも世帯人数が増えれば保険料が増えます。扶養家族が多いのに?です。

逆進性がより強まっていく特徴が新年度の保険料に見事に表れています。

現在、国保会計は、吹田市のみならず全国的にも厳しい状況です。国保制度の持続性を考えたとき、全国知事会、市長会も要望しているとおり、保険料ひきさげのため国の公費負担を抜本的に引き上げることは必要不可欠です。そのようなことをせず、保険者努力支援制度において市町村に「赤字は削減しろ、しかし保険料負担軽減はだめだ」と迫るやり方は言語道断です。

また、大阪府が法で認められた市町村の賦課権を、保険料率の府内統一化の名の下、事実上侵害していることも重大問題です。

以上述べたような大阪府の広域化方針や国の評価基準に従っていると、保険料を抑制することはできません。

吹田市では、この間、国保加入者のうち、高齢者、低所得者の割合が増加し、パート労働者や自営業者の割合が減ってきています。

給与収入400万、給与所得266万円の4人世帯では、新年度の保険料が55万円余りとなっており、所得の20%を超え、社会保障負担が生活を脅かす事態となっています。

市長はこのような市民の生活実態をご存じなのか。残念ながら、少しでも改善しようという気概をお持ちのようには見えません。

保険者として、吹田市は保険料抑制のため一般会計からの繰り出しの努力をするべきです。

4月1日から吹田市は中核市になりました。保健所が大阪府から吹田市に移管され、公衆衛生行政を市が担うことになります。

 
ところで、公衆衛生ってなに?あまり馴染みがないのです。
 
3年ほど前に大阪府吹田保健所の所長を講師に、職員向けに研修が行われましたが、新型コロナが拡大するなかで、改めてそのときの資料を見返し、思い出しています。
 
人類と疾病の歴史や、近代の衛生行政がどのように確立されていったのか。
現在は憲法第25条
「(略)…国は、全ての生活部面において、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない」とあり、行政としての基本的責務という位置付けになっています。
 
衛生行政として、「究極的には」と前置きしながらも
健康危機管理体制(パンデミック・災害時の防疫や健康管理)がちゃんとできるように
リスクの事前回避、発生時管理の理解とそのための日頃からの備え・訓練が必要とあります。
 
そして、専門スタッフ、サポートスタッフの確保(養成含む)と、関係機関との連携や協力体制も、運営の柱のようです。
 
中核市移行と今回の新型コロナ感染拡大が重なるという、二重の大変さの中で職員の方は「倒れない程度にがんばります」と、冗談にならないようなことを言われていました。
担当職員が倒れたりすると保健所が機能マヒに陥ります。
災害時もそうですが、助ける側の職員が倒れないために手立てを打つよう、市長はしっかりと考えてほしい。
 
表題は、長与専斎(医師、官僚で衛生思想の普及に努めた人)の言葉で、「公衆衛生問題にきちんと対応できていれば自治はうまくいく、と言いたかったのではなかろうか」と、所長が言われていたものを引用させていただきました。
 


以前から企画していた女性議員の会の勉強会がありました。

兵庫県と内閣府がつくった「人と防災未来センター」に出向している吹田市の女性職員の方を講師に約2時間、質疑応答も含めて勉強させてもらいました。

何人かの男性議員にも呼び掛け、関心のある人出席されていました。

災害時に、女性だからということで犠牲者が多かったというデータはないが、障害者であったり、家族の介護や育児など他の要素と重なったときに被害が大きくなるのではないか、ということ。

また、避難所に設置されるトイレは必ず男女別に張り紙をすること。残念ながら性被害も報告されていて、男女共用トイレは引っ張りこまれる危険があるのだそうです。そういう張り紙を、あらかじめ用意しておくべきなのでしょうね。

炊き出しを行うのはほとんど女性で、そういう人へのケアや補償がないことで、人間関係が悪化するということもあるそうです。
こういうことは女性だけでなく男性も知っておくべきことではないかな。

最後に、避難所で活躍していたのは女性議員だということも話されました。運営について女性が意見や要望を言うと、「生意気だ」などと言われてしまうそうです。
そういう意味では、多くの女性議員はめげずに男性にも意見をいう日頃の訓練(?)ができています。

災害時のジェンダー平等は、やはり日頃からの社会や組織の有り様と密接に関わっているなぁと感じました。

本会議最終日、2019年度の補正予算が提案、可決されました。約3600万円です。

新型コロナの補正予算が国で通り、全額国の補助金で賄われる事業です。

 
内容は、
子育てひろばや病児病後児保育施設、一時預かり、私立保育所・幼稚園などの消毒液購入に対する補助
公立保育所・幼稚園の空気清浄機、パーティション購入費用
一斉休校により子どもの面倒を見てもらうためファミリーサポートセンターの利用を余儀なくされた人の利用料です。
 
3月31日までに執行しないといけないので、間に合うかな?と心配になりますが、1月16日以降の購入分が対象になるとのことでした。
 
また、学童保育のアルコール消毒液などは、原型予算で対応できるので補正予算の中には含まれていないとのこと。
高齢者、障害者の関係については、国や都道府県が対応する動きがあるということでした。
現在、吹田市では今後の公園、遊園の管理運営に関する方針案を公表し、市民への周知、意見募集を行っています。
都市公園法が改正され、さらに民間事業者に管理運営(パークマネジメント)させる方向へ進んでいきますが、市の方針案にも、当然その内容が反映されたものとなっています。

 

新年度予算では、江坂公園と桃山公園のパークマネジメントの実施を検討する予算が提案されています。

この問題について、先日本会議で質問しました。

 

①都市公園法の改正により、公募設置管理制度を導入し、公園面積の12%まで収益施設を設置し、園路の整備なども併せて行うことができるとなった。公園が民間企業の収益を上げる手段に変わったといえる。運用次第で、誰のための公園かが問われることになる。

 

千里南公園のカフェ(birdtree)は、「公園に来た市民が憩う場所として公園の価値を高めるため」と市長は述べていた。公園に来た人はカフェを利用しているのか?公園のためのカフェではなく、カフェの価値を高める公園になり逆転しているのではないか?と以前から思っていたが現状は把握されているか。

(答弁:土木部長)パークマネジメントの実施に向けた検討を行うもので、民間事業者との連携のみならず地域ニーズや地域の参画も含めた総合的な目指すべき姿を検討していきたい。意見募集の結果は、方針の策定に反映させていく。
 千里南公園のカフェは、公園に来られたすべての方が利用しているわけではないが、カフェを訪れた際に公園を散策され、魅力に気付かれた方もいると思う。カフェができたことで、公園も注目され、お互いの価値を高めあっていると考える。

 

②桃山公園を今回選定した理由はなにか。

また、業務委託として、指定管理などのアウトソーシングの検討をするというが、公園利用者や地域の意見の反映はどうなるのか。

(答:土木部長)桃山公園は市場調査の結果や立地等を考慮し、導入可能性が高いと考え選定した。検討業務の中でも利用者アンケート等公園利用者、周辺地域の方などから広く意見を聞く予定にしている。

 

業務委託の検討が行われる桃山公園。

昨年サウンディング調査を実施したら、いくつかの事業者からカフェなどの提案があったそうです。

つまり、民間にとって利用価値のある公園だということ。

うまみがなければわざわざ手を出さないですから。

でも、公園の周囲は住宅街で、余りにぎやかになるのは困る、という声も上がるのではないでしょうか。

 

都市公園法の第1条には、公園の目的として、市民の福祉増進に寄与するとあります。

形骸化していくのではないか、心配です。

 
新年度の予算を審議しました。

災害時、通常の避難所で過ごすことのできない障害者や高齢者が避難するのが福祉避難所です。

特養やデイサービスなどが指定されていますが、いざ避難者を受け入れるときに必要な物資などを自前で用意することはなかなか出来ません。

すでにオムツなどの物資は市から支給されていますが、やはり電源が失われたりしたときのためにポータブル蓄電池が必要だったり、テントつきのトイレ、福祉避難所となる場所を表示する表示板など、災害時に必要なものを貸し出します。

普段から使って災害時にもすぐに使えるようにしておいてもらいたい、とのことでした。

1週間の休会の間、体調不良でした。

本会議がなくて助かった…ほんまヤバかった。


今週は本会議で個人質問。

4月から始まる会計年度任用職員制度の問題と、南千里地域の諸問題について質問しました。


桃山台・竹見台近隣センター再開発事業における公共部分の今後

桃山公園の管理を民間に委ねる検討の是非

佐竹台の高齢者施設誘致の実現など。


そして今日は健康福祉常任委員会がありました。

国保料の上限額を今年も3万円引き上げ、99万円にするという。

どこまで上がるんや~!


一律休校が始まり3日目。
自習用のプリント準備や保護者への連絡など、先週から学校現場は大わらわだと思う。

一方で、休校しないと決めた自治体、遅らせた自治体、休校中も受け入れる自治体など国の要請通りにしない自治体もあり、様々です。

国会でもこの問題について議論が交わされています。

学校の休校については専門家の意見を聞いていない、休校による感染拡大防止の科学的根拠もない、決めただけで、現場での詳細な対応は自治体任せ…。

北海道が、独自に休校を決めたように、それぞれ地域の状況は違います。休校決定を責めているわけではありません。

地方自治の本旨は、住民自治と団体自治と言われます。
地方自治とは、住民が決めるという民主主義の要素、国と市町村は対等な立場、独立した機関であるということ。現行憲法では国の下部組織ではありません。

でも…
実質的に「要請」が強力な命令とさほど違わないような効果があるのでは。

文科大臣も答弁していますが、法的には「設置者の判断」です。時間的余裕がないなか決めた休校ですが、今、冷静に、学校再開も検討すべきではないでしょうか。

子どもを家に閉じ込めることは出来ません。
子どもを頼まれた祖父母たちも、そのうち限界が来ると思います…。

追記
市が本日部分的に子どもを学校で受け入れることを表明されたので、以下に掲載します。ようやく踏みきってくれました。

留守家庭児童育成室に入室していない、第1学年から第3学年の児童のうち、個別の事情(自宅で1人になる等)により、家庭で過ごすことがどうしても困難な児童を対象とします。

 

2  期間

令和2年3月6日(金)~3月24日(火)

 

3  時間

平日の8時30分から15時までとします。

※3月18日(水)は13時から15時までとなります。

 

4  場所

学校が指定する場所に集合した後、教室等に移動します。

 

5  活動

各自が持参した教材等で自習を行い、教職員は安全確保のための見守りを行います。

 

6  持ち物

(1)上履き、自習用教材、昼食を持参させてください。(3月18日は昼食不要です。)

(2)水分補給のお茶など、通常許可しているものは持参できます。


 

7  申込方法等

(1)利用する前日の17時までに学校へ電話でお申し込みください。また、数日分まとめての申込も可能です。

(2)取消は、当日の8時30分までに連絡してください。

(3)上記時間内での遅出・早退などの希望があれば、ご相談ください。

(4)登校前に必ず検温し、健康状態を確認してから登校させてください。

(5)送迎は保護者の責任のもと行っていただきますようお願いいたします。

今日も引き続き本会議の予定で役所にいきました。
市長から、休日も含め国から次々と新型コロナ関連の通知が来て、市の対応もどんどん変えていかなければいけないので、配慮してもらえないかとの申し入れがありました。

議運で色々議論した結果、総括質疑以外、審議日数は減らさず、1週間後ろにずらして最終日は変えずに終えることを確認。今週本会議、委員会を行わないことになりました。

新型コロナというより、一斉休校の影響が大きいと思います。
学童保育は朝から受け入れるとしましたが、学校が注意を払いながら、自習をできるように受け入れたほうがかえって安全なのではないか…そんな風に思います。

デマなどが飛び交っています。
トイレットペーパーが売り切れだとのこと。しばらくすれば流通すると思いますが、冷静な判断をするよう心がけないといけませんね。


国からの要請を受けて、全国の市町村は大混乱しています。
新型コロナウイルス肺炎で混乱しているのではなく、学校に一斉休校の要請があったからです。

昨日、本会議の前に市の対策本部会議が開かれ、急遽週明けからの休校を決定しました。

国には、もう少し余裕をもって判断できるようなタイミングでおろしてほしかったなと思います。

一斉休校にしない自治体も出てきています。大阪も感染者の数は少ない方なのに、こんな状況で一斉休校にしてしまって、春休み明けに登校できるような状況になっているとは思えません。

株価下落やオリンピックが安倍さんの頭をよぎっているのではないかと思ってしまいます。

今日のしんぶん赤旗に、文部科学省の元官僚の寺脇研さんのコメントが掲載されてました。
学校には養護教諭がいて、給食もあって、責任をもって対応できる力がある、安全装置があるという。

市には、今後少し時間をかけて国の要請どおりがいいのかどうか、考えてもらいたいと思います。今の時点では、市の対応策に対する批判は抑制的にしたいと思います。誰が市長であっても、完璧に正しい選択ができるわけはないのですから。

自治体が大変だからと、議会の日程を変更するところもあるそうです。来週1週間、議会を開かないそう。
吹田もそうせなあかんのかな…思ったり。市長以下、議場にカンヅメで議会対応しながらですからね。

そんなわけで、予定していた質問のうち、次回に回せるものは今回とりやめることにします。

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