わすが四代前 | 撫塵は昨なれども、耳順催す

撫塵は昨なれども、耳順催す

残された人生を穏やかに暮らしたい。ささやかな願い。
しかし今は貧困層にいるので、そのためにはこの歳からでも
なんとか生活再建をしなければなりません。
そんな心身に不具合を抱えた中高年齢者の生活奮闘記です。

 

 

 

 

雑感。

私達は江戸を生きた人から五代目にあたります。
つまり、完全なる隔世の世代です。
荷風や潤一郎のように、江戸のシッポもなければ、
懐古も感傷もありません。
( 杉浦日向子 1984年のエッセイより )



確かにそのとおりとも思うのですが、
同時に日本の近代の始まる動乱のこの時期から、
いろいろなものが現代にまで実は繋がっているように思います。

 

そしてそれらは幕末より150年余り経ち、

金属疲労、もしくは老朽化している部分も多くなったとも。

 

たまたまですが同世代の国会議員の先祖で、
高祖父(ひいひいじいさん)の兄弟が、
桜田門外の変の襲撃側の実行者であることを知りました。


幕末から明治にかけて生きた人々といっても、
いってみればわずか4代目前なんですね。