昨日受けてきた試験について、詳細レポいたします。
日本語教師になりたい人が受ける試験と言えば
日本語教育能力検定試験
ですが、
ヒャクゴウが受験してきたのはこちらの
全養協日本語教師検定
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比較的新しい試験ですが
どちらかというと、ある程度日本語教師としての経験を積んだ人向けの
実践的な力を問う試験、ということになっています。
もちろん、未経験の方が受けてもいいと思います。
日本各地のみならず、韓国のソウルと釜山でも実施されています。
ヒャクゴウ、教師生活6年目にして、重い腰を上げて受験してまいりました。
さて、どんな試験かと言いますと・・・
試験は2部構成となっていて、だいたい3時間程度です。
試験Ⅰ
90分
「教師現場で求められる、日本語のルール、教授法、授業展開に関する、専門的な知識中心に問う客観テスト」(実施要綱より引用)
まあ、教育能力検定試験のような問題が並んでます。
マークシートで解答します。
4つ選択肢があって、どれが違う用法か、とか
またそういうのだけではなく、
授業教案が載っていて、
「この授業教案の問題点は何か」を選ぶ問題もあります。
試験Ⅱ
70分
「初級ならびに中上級レベルの教室活動をビデオで視聴し、教授活動などにかかわる問題点を記述させることにより、実践的教授技術能力を問う主観テスト」(同上)
この試験は教育能力検定にはないものだと思います
簡単に言うと、
授業の一部を映した映像をみて、
「この授業にはいくつかの問題点がある。一つ具体的な例を挙げて、問題点を書きなさい」
という記述式です。
具体例と問題点が一つなら、回答時間は7分(8分?)
二つなら10分
となっています。
いずれも50字程度で書きました。
この試験が問いたいのは、以下の能力だそうです
専門的能力
指導能力
学習さへの対応能力
フィードバック能力
パフォーマンス能力
自己育成能力
より実践的な力をみたい、というのがよくわかりますね
気になる評価ですが、
A~Dまでの4段階で
D判定(60%未満)だと不合格
それ以上は合格となり、
それぞれのレベル(A~C)に分けられるようです。
すでに受験した人に聞いたのですが、
それぞれ自分が弱いところについてコメントもいただけるそうです。
会場に行ったら、意外と受験者はすくなかったのでびっくり
もっと大規模なのを想像してました(笑)
私は渋谷でしたが、都内でも他に会場はあったのでしょうか?
今後徐々にではあるとは思いますが、
受験者数も増えて行くと予想されます
だとしたらいろいろ改善点はあるんだろうな、とちょっと思いました。
映像視聴は普通のテレビを見る形だったのですが
受験者数が増えたら、どうするんだろう。
もっと大きい会場の大きいスクリーンでないと無理なのでは?
ともあれ、今後に期待ですね。
ていうか、自分の結果を気にしろ!って感じですが
う~ん、
まあ事前にテキストも解いておいたし、
過去に受けた教育能力検定受験の際に使ったテキストで復習もしておいたので
大方解答できたのですが、いくつか自信がないのもあるというのが、正直なところです^^;
まあ合格してるといいな、ってなところ
もう少し欲をいえば、B判定くらいはいただきたいな・・・無理かな・・・
最後にヒャクゴウが復習して、普段でも役立ちそうな本をご紹介しておきます
日本語文法整理読本―解説と演習 (日本語教師トレーニングマニュアル)/井口 厚夫
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薄型ですが、結構いいお値段
しかし、的を射ていて、その価値はあります!
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