魔の時期 | ヒャクゴウ、地球を駆け抜ける

ヒャクゴウ、地球を駆け抜ける

思いっきりやりたいことを、真剣勝負でやります。そんなヒャクゴウの日々の記録とたわごと

日本語学校で進学クラスを担当されたことのある、
あるいは今されている先生ならきっとお分かりだと思います。

そう、

モチベーションが確実に下がっている学生たち

彼らだって来日当初は目を輝かせて授業に臨んでいたんです!

だのに・・・

ま、進路も決まって
今更勉強している場合じゃない、
勉強する気になれない

という気持ちもわかるんですけどね

でもこの段階はやっと上級になって、
春からは日本人と同じ場所で勉強するためのいい訓練内容になっているのに

ここでこそ、踏ん張って更なる日本語の力をつけてほしいのですが・・・

20人いたクラスには、良くても半分くらいしか集まらないし

来ても、テキストも持ってこないで
ひたすらiPhoneやプレステで遊び
私語に励み(笑)

もう、誰も私の話、聞いてない?みたいな

いい加減こちらだって、いちいち怒っていられません

なぜなら、

エネルギーの無駄だからです

まあ、幸い私が去年担当したクラスも
今年担当しているクラスも

「ひどい」状態にまでは至っていませんが


自分だけがしゃべってるとき

当たり前だけど教師は孤独を感じます
私たちだって感情を持った人間です

こんな人たちに教えるために、日本語教師やってるんじゃない!!


と辞めたくなることもしばしばです

そういう先生方も多いのではないのでしょうか

カリキュラムが悪いのか

自分の授業の仕方が悪いのか

単に学生が悪いのか

頭の中は負のスパイラル

いくら慣れていても、気持ちのいいものではないと思います

昨日、ヒャクゴウが担当したクラスの出席者は半分

しかも途中で勝手に帰った学生2人

そして、授業中に立って
「バイトに行きます」
と帰った学生1人
(殴ったろうか、こらっパンチ!

ことしも日本語教師にとって、魔の時期がやってきたようですね

ちょっとネガティブなことを書きましたが、
きれいごとばかり書いても真実でないので。

ま、日本語教師という仕事も、いいことばかりではありませんからね


クリックいただけると、あしたも頑張れそうです(笑)

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