“ブタがいた教室”を学生に見せた | ヒャクゴウ、地球を駆け抜ける

ヒャクゴウ、地球を駆け抜ける

思いっきりやりたいことを、真剣勝負でやります。そんなヒャクゴウの日々の記録とたわごと

昨日は日本語学校で授業がありました。
そしてそのクラスでは4コマのうち2コマが視聴覚教材かまたは、小説などを扱う時間なので
今回は映画を見せました。

以前は“シコ踏んじゃった”といったコメディで爆笑
または“古畑任三郎”シリーズで謎解き

今回はちょっと考えさせられる内容、ということで、こちらをセレクト

ブタがいた教室 (通常版) [DVD]/妻夫木聡,原田美枝子,大杉漣

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他の先生方もこの作品を見せていらしてて、
結構学生の食いつきも良かったそうです

ご存じの方も多いと思いますが、こちらは実際にあったお話をもとにした映画です

大阪の小学校で当時新任の先生だった黒田先生という方が
受け持っていたクラスでブタを900日間飼育するという実践授業をしたのだそうです

その模様は本にもなっていますし、
ドキュメンタリーとして賛否両論を巻き起こしたそうです

豚のPちゃんと32人の小学生―命の授業900日/黒田 恭史

¥2,100
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4年1組命の授業―金森学級の35人 (NHKスペシャル―こども輝けいのち)/NHK「こども」プロジェクト

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この映画は2008年に公開になった妻夫木聡主演のもの

先生の名前も違います

しかし、深刻さはなく
学生からも笑い声がよく聞かれるいい意味でライトな演出になっています

学生は特に豚のPちゃんのしぐさにメロメロでした

私としては子供たちの演技が生き生きとしていて、妙にリアルだったのが印象に残っています

ドキュメンタリーを意識したカメラワークもあったのですが
気になって調べてみたところ、

なんと子役の子たちが渡された脚本は


白紙

だったといいます

自分のセリフは自分で考えて発する

だから子供たちの言葉が演技ではなくリアルに響いたんですね
表情も子供ならではの生き生きとしたものでした
失礼ながら言わせてもらうと、大人の役者(結構中堅どころの方が出てますが・・・)をくってました。

食べるつもりで飼い始めた豚
しかし次第にかけがえのない存在となっていく

そして迫りゆく卒業の日

6年2組の出した結論とは・・・

ヒャクゴウもちょっと涙ぐみながらも、
見ていて「自分だったらどういう判断を下すんだろう」と考えていました

「命」を教えることのむずかしさ

痛感しましたね

お薦めの映画です

本も読んでみようかな

*いろいろ考えて、しばらくペタの受付をお休みさせていただきます
ペタ返しができないのに、いただくだけでは申し訳なくて・・・
今後のブログとの付き合い方に関しても、
考えないとな、とおもう今日この頃

ただ、こちらは続けていきたいと・・・
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