生き物として、大事なこと② | ヒャクゴウ、地球を駆け抜ける

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思いっきりやりたいことを、真剣勝負でやります。そんなヒャクゴウの日々の記録とたわごと

昨日の楽しかったオフ会の話はまた、明日にでも^^

今日は昨日の続きで三砂ちづるさんの本について

今回ご紹介する本は、こちらです
オニババ化する女たち 女性の身体性を取り戻す (光文社新書)/三砂 ちづる

¥756
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なんともショッキングなタイトルですが、
非常に示唆に富んだ内容です
特に女性には必読の書と言っても過言ではないのかも

内容は昨日ご紹介した『タッチハンガー』にかなり重なりますが、
こちらはより女性の身体と性について書かれています。

裏表紙の解説から引用しますと

「多くの女性は今、あまり意識していないと思いますが、
女として生まれてきたのですから、
女としての性を行きたい、という、からだの意思があります。
その意思を無視していると、あちこちに弊害が出てくるのではないでしょうか。
女性のからだの持つエネルギーを過小評価しない方がよいと思います。
女性は子供を産み、次の世代をついでいく力を持った存在で、
生物としてはそれを目的に生まれてきているわけですから、
その力を使わずにいると、多くのエネルギーが行き場を失ってしまうことでしょう。
(・・・)
女性のからだについて、思春期、月経、性、出産という、
もっとも本質的なことについて、再考してみたいと思います。」


という内容です。

最後に三砂さんはこう問いかけています。

「理想ばかり追いかけても、人生は思い通りになりません。(・・・)
人生なんでも思い通りになるのだとしたら、『死』や『次の世代への交替』を受け入れられません、
特に、結婚とか子供を産むとか、誰かと一緒に済むというのは、
全部『思い通りにならないこと』を学ぶことなのです。
それを学ぶ一番いい機会が結婚とか子育てでしょう。
そんな大事な経験、自分の子宮を中心にした生活を、
お金に換算して過ごしていくことで満足していてよいのか、
もう一度考えてみたほうがよいのではありませんか。」


もちろん、結婚や出産、子育てがすべてだとは思わないし
中には残念なことに、それらができない事情を抱えた人たちだっている

ただ、思うに三砂さんは、そういったことを抱えている方々ではなく
特に健康上問題もないのに、女としての生命機能を大事にしない生き方をしている現代女性に警鐘を鳴らしているのだろう。

三砂さんの本を読んでいて、
自分の考え方が、がらりと180度変わってしまうのを感じた。
実をいえば、私はあまり女らしさというのには欠けているところもあるし、
またそういうのも苦手な部分があるから女性性について、目をそらしてきたような気がする。
しかし、結婚だ、出産だ、という以前の問題として、
これからはしっかりと女性としてのヒャクゴウを大事にしていこうと思うのだ。

以下の本も気になります


昔の女性はできていた 忘れられている女性の身体に在る力 (宝島社文庫)/三砂 ちづる

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月の小屋/三砂 ちづる

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産みたい人はあたためて (家族で読めるfamily book series―たちまちわかる最新.../三砂 ちづる

¥750
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