「まじめにやっていれば、いつかは・・・」 | ヒャクゴウ、地球を駆け抜ける

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思いっきりやりたいことを、真剣勝負でやります。そんなヒャクゴウの日々の記録とたわごと

このコーナーでは、お気に入りの日本映画、
あるいは、外国人にお勧めの映画、
はたまた、授業で見せるのにぴったりな映画をご紹介しています。

今日ご紹介するのは、『かもめ食堂』

かもめ食堂 [DVD]/小林聡美,片桐はいり,もたいまさこ

¥5,040
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もう、大ヒットした作品ですから、
すでにご覧になった方、
あるいは、 「大好き!」とおっしゃる方がいらっしゃるのでしょう。

はい、私もこの映画大好きですラブラブ
DVDだって持ってるもんね~とささやかな自慢汗

この映画を見たのは、ちょうど私が日本語教師を初めて1年目の頃でした。
日本語学校での仕事も始まったときでしたから、当然そんなに毎日仕事があるわけではなく、
塾講との掛け持ちをしながらの日々でした。

いろいろ悩むことも多かったし、不安も大きかった日々しょぼん

そんなある日、私は塾での仕事が始まる前にこの映画を見に行ったのでした。

舞台はヘルシンキ。
日本の定番のおかずを出す、食堂を女手一つで切り盛りするサトコさん。
そこへ、旅にやってきた女二人が加わって・・・
というお話です。

最初はなかなかお客さんが来ないのだけれど、
サトコさんは
「まじめにやっていれば、いつかお客さんが来てくれますよ」
と言います。

当時の私は、その言葉にすごく励まされたのです。

そのあとも、時々この映画を見て
静かだけれど強い力をいただいているような気がします。

それは単に「癒し」という言葉では片付けたくないような、不思議な力です。

以前教えていたクラスに、映画映画が大好きだという韓国の学生男の子がいて、
よく彼とは映画の話をしたのですが
(彼もまたメジャーじゃない映画に詳しい人でした)
その彼にこの映画のDVDを貸したのだけど、
彼の反応はいまいちでした・・・ダウン
まあ、確かにのめりこむようなストーリーではないからね。
人それぞれ、好みがございます。

余談ですが、この監督の新作‘トイレット’が、この夏公開されるそうです。
楽しみ~ウサギラブラブペタしてね