留学試験 模擬試験 | ヒャクゴウ、地球を駆け抜ける

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昨日は私が留学試験対策を行っているクラスで、
初の模擬試験をしました。

このクラスは、昨年の10月に来日した学生と、7月に来日した学生とで構成された、
中国人(朝鮮族、内モンゴル含む)20名のクラスです。

大学を出ている学生が多いため、
精神的にも大人で、勉強にも熱心な人たちです。

私も毎週このクラスに入るのが、楽しみだったりします。

そんな彼らですが、中には国での日本語学習歴がある人もいますが、
ついこの間初級教材『みんなの日本語Ⅱ』が修了し、
4月から中級教材『ニューアプローチ基礎編』に入ったばかり。

アカデミックジャパニーズを謳う留学試験
(日本人にとっての読解問題などを想像してくださると、わかりやすいかもしれません)
簡単なはずが、ない

しかも時間も限られている

(今年から改正されて、まあ、楽にはなったのだけれど・・・)
平成21年度日本留学試験(第1回)試験問題/日本学生支援機構

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4月から対策を始めて、丁寧にやっていたので
昨日の模擬試験が、彼らにとって
初めてまともに最初から最後まで問題をこなすという時間だったのです。

中には、読解の問題なのに、聴解のところにマークしちゃっている人とか、
問題用紙に丸をつけて、マークしている時間がなくなっちゃった人とか、
「とにかく、空欄はだめ!」と言ったのに、空欄にしてる人とか、
いろいろな失敗をしている人もいました。

来週のFBの時間にあらためて指導するつもりですが、
まあ、1回目なので、これをよい教訓にしてもらいたいと思います。

採点したら、それでも300点を超えている人は5人いるわけで・・・
すごいことです。
(400点満点で300点台後半だと、翌年奨学金がもらえたりする)


一応、ちょっとは進路指導の経験もあるので、
彼らに「200点以上はとらないと、受験で苦労する」と伝えています。
最初は「は?200点、余裕じゃん?」と思っている学生ですが、
結構いるんです、200点行かない学生も。
最低でも230点以上はないと、ある程度の大学進学が難しいんですよ~、皆さん(学生に向けて)

学生たちには頑張ってもらいたいものです。
そして、私ももちろん頑張ります。ペタしてね