今回のSteamサマーセールでは値引きされていた3つのゲームを購入したので、それぞれ遊んでみた感想でも。
・Portal Knights
・Guild of Dungeoneering
・Life is Strange
まずはPortal Knights(ポータルナイツ)。
最近PS4でもローカライズされたものが発売されたようですが、今回買ったのはSteam版。
今回のセールで1980円が25%割引されて1485円で購入可能。
海外製のSteamゲームでは珍しくMODやDLCなしで日本語に対応していました。
マインクラフトのような3Dのサンドボックス型のゲームに、戦士、弓使い、魔法使いという3つの職業とレベルの概念を加えた感じのやや戦闘アクションに重きを置いたゲーム。
ドラゴンクエストビルダーズに遠隔武器や魔法を追加したゲームと表現する方が近いかも。
武器やツルハシなどのツール類には耐久値が設定されており、ゲージがなくなっても壊れることはありませんが、性能が激減します。
石などからクラフトできる砥石系のアイテムを使うことで耐久力を回復させることができます。
キャラクターは5人まで作成可能。
職業によって使用できる武器や防具に結構な違いができるので、とりあえず各職業で3キャラ作ってみるのもアリ。
おそらく弓使いが一番簡単。
ポータルと呼ばれるゲートを復旧させながら、幾つにも別れた浮遊島を冒険していく形式。
採掘できる鉱石や出現する敵などはワールドごとに決まっているので、住人NPCからの依頼などの兼ね合いで広いワールド設定で始めた場合は迷子になりやすくなります。
冒険用のマップは狭いか普通のワールドでプレイするのが良さそう。
最初のワールドのボス戦。
巨大な芋虫型のボスが相手。
ボスを倒した後に開かれるポータルから新しい世界に行けます。
画像は時折(5時間おき?)どこかのマップで発生するイベントクエストに挑戦しているところ。
戦闘系依頼は規定数の敵を倒すものが多いですが、序盤の装備では苦労する強さの敵が大量に出現します。
本来そのマップに出現する敵よりも遥かにレベルの高い敵が出てくるため、一撃で体力の半分~3分の2を超えるダメージを与えてきます。慎重な立ち回りが必要。
現在の進捗状況は鉄製の武器(ボウガン、パチンコ)を少し作ったところ。
弓や防具は必要な素材にまだ採取できる場所がないものが多くて未作成。
ドラゴンクエストビルダーズの冒険・戦闘要素が好きな人は違和感なく、スムーズに楽しめるゲームだと思います。マインクラフトは実際にプレイしたことがないので何とも言えませんけども。
なお、このゲームはPS4版も発売されているようですが、(サマーセールを抜きにしても)PC版の方が安価で入手できます。
一般的にこの手のゲームはPC版とCS版では操作性やロード時間、描画処理、マップの広さなどで別物になりやすいので、プレイ動画や攻略サイトや記事などでよく調べてからの購入判断をおすすめしておきます。
ポータルナイツと同時に購入したのがGuild of Dungeoneeringというゲーム。
日本語は非対応ですが、英語があまり読めない人でもイラストやアイコンを頼りに何がどうなるかぐらいの判別は可能。
冒険者にダンジョン探索をさせながらギルドを発展させていくのが目標。
ただし、このゲームが変わっているのは冒険者の移動先をAIが決める点と、プレイヤーがターンごとに配られる手札をもとにダンジョンの構造、敵や財宝の配置を決めていくという点。
冒険者の進行方向をプレイヤーが選べないので、部屋の配置する順番などで上手く冒険者を敵や宝のある場所に誘導してやる必要があります。
ギルドの様子。最初は小規模ですが、探索で得た資金をもとに少しずつ施設などを設置・強化していくことができます。
戦闘はターン制カードバトル。戦闘に関してはプレイヤーが冒険者の行動を決定できます。
普通に殴り合うだけのカード以外にも、ガードをしながら反撃したり、防御や回復効果の高いカードがあるので、手札の中から最適なものを選んで敵を倒すのが目標。
基本的にはギルドの設備を強化していくことで良い効果のカードをデッキに組み込みやすくなるようです。
全ての宝箱回収などのクエスト目標を達成したり、ボスを撃破すればダンジョン探索成功。
帰還時にそれまでの行動をもとに算出された報酬を受け取ることができます。
ダンジョン作成や戦闘操作を含めて1回の探索にかかる時間は5ふん~10分ぐらいという印象。
新しく加入させた魔法使い系のキャラがボスのミミックにやられたところ。
戦闘不能になった冒険者はそのままお墓に行く模様。
冒険者を死なせすぎるなどした場合に完全に詰むことがあるのかは不明。
特にボスを倒すのが探索目標の場合は、通過させる部屋の経路や敵の配置に気を配るのが重要そうです。
AIが移動ルートを決めるため運ゲー要素も多少ありますが、想定通りに冒険者を誘導しながら探索を成功させるのがなかなか面白いゲームです。
日本ではすこぶる知名度が低いゲームなので、攻略関係の情報は基本的に公式wiki(英語)から探すことになる点には注意。
Life is Strangeは前々から興味がありましたが、値引きされていることを後から知って上記2つのゲームとは別の日に購入。
5つあるエピソードのうち最初のものは無料でプレイ可能。残り4つはエピソード1の有料DLCという扱い。
普段は5つのエピソード合計で1980円ですが、今回のセールでは75%割引の495円で購入できます。
アメリカが舞台のゲームですが、無料のDLCとして日本語音声/日本語字幕にも対応しています。
1時間ほどプレイした感じだと違和感のない翻訳/吹き替えになっていると思います。
エピソード1の冒頭部分。
写真の勉強のために学校に通っているマックスという少女が主人公。確か18歳。
目を覚ますとわけもわからず嵐吹き荒れる海岸近くの野外からスタート。激しい雨風を凌ぐために、目の前にある灯台を目指すことになります。
巨大な竜巻によって灯台が崩れたところでシーンが切り替わります。
プロカメラマンが講師をやっている写真に関する授業を受けているところ。
ストーリーを進行させる前に調べられるものは一通り調べておいた方が良さそう。後で物語に影響を及ぼしそうな重要そうな情報が書かれていたりします。
頻繁に選択肢が出てくるのがこのゲームの特徴。
このおじさんは講師のプロカメラマン。
最初は最善の選択肢を選べないことが多いので、あまり気にせず選んで良いです。
わりと重要な役割になるらしいクラスメイトのケイト。
授業中に別のクラスメイトから丸めた紙を投げられていましたが、彼女が塞ぎ込んでいる原因が級友からのイジメなのかはまだよくわかりません。
授業後に課題写真の提出を求められるマックス。
顔を洗いにトイレに来たところ。
突如としてトイレに現れた蝶を愛用のインスタントカメラで撮影。
トイレに入ってきた男と、少し遅れてやってくる青髪の女。
もみあいになったところで男が弾みで発砲してしまい女は死亡。
トイレの奥でこっそり見ていたマックスがとっさに右手をかざすと、先ほど授業を受けた教室に戻っていました。
授業を受けながら何度か右手をかざしていくうちに、記憶を保持したまま時間を巻き戻せることを確信するマックス。
最初は答えられなかった講師からの質問にも、時間を巻き戻しながら色々な出来事を経験していくうちに正解を選べるようになります。
課題提出を催促される場面でも最善となる3つ目の選択肢が出現します。
再びトイレの場面。
過去の経験を経てハンマーで警報装置を鳴らし、青い髪の女を救い出すことに成功しました。
校長に報告するかを決める選択肢。
基本的には両方のパターンを試してどちらが良い結果になりそうか(≒悪い結果にならなさそうか)を判断して行動を確定させていくことになります。
校長に報告して校舎から出たところ。
次は友人に会う前に寮に戻ってUSBメモリを取ってくることになります。
迂闊にストーリーを進めてしまうと前のマップに戻れなくなったりするので、あまり先走り過ぎるのもよくないかも。
いまのところ細部までよく作られているゲームという印象なので、今回のサマーセールで75%割引の500円ほどで買えたのは幸運でした。
過去の改変が題材になっている作品は多くありますが、いわゆる「親殺しのパラドックス」と呼ばれる過去改変のスタンスに関する部分がこの作品でどのように描かれるのか興味深いです。
エピソード1は無料なので、続きが気になった人は一度ダウンロードしてみてはいかがでしょうか。
このゲームもPS4やXBox系のゲームなどでプレイできるようですが、値段に関してはSteam版の方が倍以上も安い(セールがなくても)という点には留意しておく必要があります。
といったところで、今回はここまで。
Steamのサマーセールは7月5日(日本時間だとおそらく6日深夜2時ごろ)までなので、気になっているゲームがある人は時差による日付勘違いも考慮してお早めにどうぞ。