FINAL FANTASY XV プレイ日記その4 | KMのゲームブログ

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FF15、クリア後ワールドの探索続き。


ストーリークリア後、夜間にレスタルムの武器屋から南東の大きな建物の窓に近づくと元盗賊2人の話が聞こえてきます。
「ラバティオ火山」の北東にあるという「プティウォス遺跡」のお宝についての話で、サブクエスト「盗賊の思い出」が開始されます。

トロフィーコンプリートには直接関わりのないアスレチック型のダンジョンですが、70枚近い「神凪就任記念硬貨」のほかに、ここでしか入手できない「源氏の小手」や「黒頭巾」を入手できます。

 



プティウォス遺跡の南の方にある短い道路(滑走路)にレガリアTYPE-Fで飛んでいき、見事着陸を成功させなければいけません。
・着陸失敗=ゲームオーバー

・着陸成功の判定は道路部分のみ

・リトライ時の100秒前後のロード時間

・ピーキーな操作性の飛行モード

・着陸態勢時の謎バウンドからの爆散ゲームオーバー
これらの要因が絡み合っているため何が失敗の原因であったのかが非常に分かり辛くなっており、ある意味ではプティウォス遺跡内部の探索よりも難しいかも。

パイロット体験ゲームがやりたくてFF15をプレイしているわけではないので、着陸ボタンを押せば自動で降りてくれるようにしても良かったと思います。

 

 



奇跡的に着陸に成功して、プティウォス遺跡の入り口前に来たところ。
フィールド部分のアイテムを回収したあとキャンプで寝たために、遺跡への到着時刻が朝7時となってしまいました。
イグニスの料理スキルのレベルが10に到達したことで「料理を極めし者」のトロフィーを獲得。
入り口まで来たところでプティウォス遺跡には夜間しか入れないと知って一度帰還。
プレイヤーが任意で時間をスキップできるようになっていれば良かったのですが、今作は細かい部分が不親切なまま残っている印象。



夕方までモブハントなどで時間を潰してから改めてプティウォス遺跡前の滑走路への着陸を試みているところ。

ファストトラベルでは戻れないので、着陸するところからやり直し。

15回ほどリトライしてようやく着陸に成功しましたが、結局のところ着陸必勝法のようなものはよく分からず。
なんとなく思ったのは、
・滑走路(道路)に対して真っ直ぐ進入する(当たり前の話ではありますが、軸合わせの判定が物凄くシビア)
・減速ボタンと滑空ボタンの操作は両立しない様子(減速しながら同時に高度を下げるということができないようで苦戦)→要するにあらかじめしっかり減速してから高度を下げてランディング態勢に入ればOK
・上記と関連して、ランディングのボタン操作から実際に着陸するまでには時間差があるので、予め高度を下げておかないとまず間に合わない

・滑走路に真っ直ぐ進入できていれば、着陸後に謎バウンドして岩に激突しても(おそらく)セーフ

 

 




プティウォス遺跡の攻略風景。
遺跡内部には敵が出現せず、仕掛けを解除しながらノクト一人で進んでいく形式。いわゆるアスレチックゲーム。

それぞれ2分~10分程度(正解ルートをノーミスで進んだ場合)で踏破できるステージ12個で構成されています。
中にはマリオを思わせる2D風の横スクロール型のステージもあったり(実際は3D)、重力設定が狂っている不思議な視点のステージもあったり。
アサシンクリード等のアスレチックゲームのようにアクションに合う形でシステム・挙動が最適化されていないので、求められる操作の精密性に比べて実際の挙動のガバガバさが深刻。大きな減点要素。

リトライする際の画面切り替えが早い点は高評価。
また、リスポーン地点が進捗度ではなくノクトが最後にいた場所によって変動するようで、高所から落下して中途半端に下層の地面に不時着してしまった場合の復帰が結構面倒でした。

 


遺跡を突破するだけならそれほど難しくありませんが、全てのアイテム回収を目指すとなると話は別。
複雑な手順や経路で仕掛けを解除しないとけない箇所もあるので、攻略サイト(≒動画)なしでは相当迷うことになります。
早々に自力での攻略をあきらめて動画を見ながらアイテム回収をしながらプレイしましたが、それでもクリアまでに5時間余りかかりました。

面白い発想・アイディアのステージは随所に見られたので、操作性が良ければ楽しいアスレチックダンジョンだっただろうとは思います。

単純にクリアまでにかなり時間がかかるので、操作性が良かったとしてももう一度やろうとは思いませんけど。




最後に残る大仕事。遺跡からの帰還です。
飛行操作の着地に失敗してゲームオーバーになってしまうと、オートセーブのデータ(おそらく遺跡攻略途中)からやり直すことになるので注意。
車に乗る前に手動でセーブしておくか、マップ画面から直接レガリアをハンマーヘッドまで運んでもらう(100ギル)と良いでしょう。

もちろん安全・確実なのは車を運んでもらう方。

 



クリア後の封印ダンジョンの攻略を目指して、ノクトの片手剣装備をアルテマブレイドからブーストソード(要FF15ブースターパック+・・・有料DLC)に変更。
シフトブレイクの威力が上がるので殲滅力が向上します。


シフトブレイクとリング魔法主体で「ドロールに眠る脅威」を攻略。

物理攻撃が全く効かないプリン系の「カタラーナ」と「ドルチェ」にはリング魔法の「デス」が効果的(試した限りでは100%の成功率)。

ブーストソードの効果でシフトブレイクのダメージが8000~9999になるため、かなり楽に戦闘が進みます。




「スチリフに眠る脅威」と「クラストゥルムに眠る脅威」もクリア。
スチリフの方は100層という長丁場なダンジョン。
エーテルやエリクサーでMPを即時回復させながらのリング魔法「オルタナ」は高い殲滅力を誇りますが、一部の敵にはオルタナが効かない、またはかなり効き辛くなっているので注意。
99個までアイテムを持てるとは言ってもあまり贅沢な使い方をしていると足りなくなる恐れもあります。
そのため、ある程度は自力で打開するための火力も必要。
スチリフの100層のボス「ミクトランシワトル」は雷属性の攻撃がかなり強力なので、90層のキャンプでは「ラザーニャ・アル・フォルノ」の料理を食べておくと良いです。
シフトブレイク連発やリング魔法に頼らない場合は仲間コマンド使用時の一時無敵化の使い方が重要。
発動するタイミング次第では敵をダウンさせつつ、敵の大技を無傷でやり過ごせます。


最後に残っている封印ダンジョン「コースタールマークタワー」の封印扉の奥、サブクエスト「遺構に眠る脅威」を攻略していきます。
ダンジョン自体は60層ですが、遺構内部ではアイテム使用禁止という制約があります。
フェニックスの尾によるゾンビ戦法や、エーテルがぶ飲みによるオルタナ連打戦法が使えないので、出来るだけ被弾しない立ち回り(仲間含む)が重要。
ただし、ヒット&アウェイではなく各個撃破による速攻殲滅を心掛けた方が結果的に被害が少なくて済むケースが多かったです。


ノクトの装備。上の画像が物理型(シフトブレイク連発型)で、下の画像が対「鉄巨人」用の魔法型構成。
ほかのメンバーの装備は「リボン」と「友情のミサンガ」。残り1枠は任意。

キャラ固有のアクセサリー(メガホンなど)を装備させたり、AP稼ぎ用に「殲滅の凱歌」「瞬殺の凱歌」を装備させる感じでしょうか。
仲間コマンドは、グラディオが「ロイヤルガード」、プロンプトが「ペネトレイト」、イグニスが「ギャザリング」という構成にしました。
また、魔法による範囲火力というのも頼りになるので、事前に各キャンプ地を回ってエレメント魔法を作っておくと良いです。

 


10層ごとのキャンプで「ラザーニャ・アル・フォルノ」を食べておけば仲間の属性耐性を気にしなくても良くなるので、魔法主体の戦術が一層輝きます。

素材も高価ですし、バフ効果が切れる前に重ね掛けすることになるので勿体ない気もしますが、現時点でのエンドコンテンツなので出し惜しみする必要はありません。

 

 

料理のバフ効果で敵の強力な属性攻撃を無力化してくれるので、味方の生存率が大幅に上昇するのが利点。

シフトブレイク数回→仲間コマンドでダウンを奪う→シフトブレイクやバックアタックで追撃というパターンに入れば大抵の単体ボスは殆ど被害を受けずに倒せます。

 

 

個人的には遺構に出現する敵で最も厄介だと思った敵が34層の鉄巨人×4体。

他の階層はリトライせずに突破できましたが、この階層では3回ゲームオーバーになりました。

この鉄巨人はレベルが90、HPが15万もあるので、夜間のフィールド探索中に出現するレベル30の鉄巨人とは別次元の強さ。

装備で極限まで魔力を高めて(確か1600強)フリーズの魔法で範囲攻撃。

魔法チャージ中は味方がやられないように祈りながらひたすら逃げて、チャージ完了後に再びフリーズで殲滅するという流れ。

難点は魔法精製の触媒に使う素材がかなり希少品であること。
「竜のかぎ爪」か「アダマンタイト」辺りが集めやすそうではあります。運よく手持ちの素材だけで足りましたけど。

 






ダイジェスト。
結果的にはアイテム使用禁止縛りがあった「遺跡に眠る脅威」の探索が8つの封印ダンジョンの中では一番面白かったです。

限られたリソースでやりくりしていく戦略ゲーム的な要素があったのが好みに合致したのだと思います。
楽だからと言って、リング魔法や回復アイテムに頼りきりになるのも考え物だなと思ったところ。





イザニアに遺跡8ヶ所のボス討伐完了を報告。
メルダシオ勲章というアイテムを貰えますが、トレジャー扱いで装備できないため基本的にはコレクション用。
一応店に持っていけば5万ギルで買い取ってくれます。





怒涛の釣りタイム。
面倒くさくて長らく敬遠していましたが、本腰を入れてやり始めれば釣りもなかなか面白かったです。
モブハント巡りの時も思いましたが、FF15はやはりファストトラベルのたびに発生する1分~2分弱のロード時間が足を引っ張っているんだなあという感想。

 




釣りスキルのレベルが10まで上がり、「釣りを極めし者」のトロフィーを獲得。
同時にプラチナトロフィーも獲得。



釣りスキルのレベル上げが面倒で保留していた釣りクエスト「ネイヴィスへの挑戦」を達成。
狙ってヴェスペル・ガーを釣ったわけではなく、たまたま釣れただけだったりします。



ヴェスペル湖には全部で5ヶ所の釣りポイントがあります。
そのうちの2ヶ所はチョコボに乗って泳いで渡る形。



「ネイヴィスへの挑戦」クリア後に、ガーディナ渡船場で待っているというネイヴィスの居場所が分からずにしばらくうろうろ。
数分探して「ヴァンナス海岸」の釣り場から少し西に行った砂浜で発見(ガーディナの駐車場から釣具店&釣り場を超えて15メートルほど西に行ったところ)。



オルティシエの闘技場でメダル稼ぎ。
現金で購入した9999枚のメダルを元手にひたすら勝利予想を的中させていくだけ。
メダルが少ないうちはセーブ&ロードをした方が良いかもしれませんが、メダルが増えてくると殆ど誤差の範囲に収まってきます。
基本的には利益の方が出やすいミニゲーム。




最高性能の釣り用リール「リムレーン」を闘技場のメダル8万5000枚で入手。



アビスグルーパー釣りの準備完了。
ドラゴンモッドはシーズンパス(有料DLC)に含まれていた釣りロッドなので、持っていない場合はデススピン(店売り最高性能の釣りロッド)を使うと良いです。
防御性能が20違うだけなので、そこまで難易度は変わらないはず。



アビスグルーパーと格闘しているところ。
後半になるほど魚が暴れる頻度が高くなるようなので最後まで油断は禁物。
釣り上げるまで5分前後かかるので、集中力と忍耐力が試される戦いでもあります。

 



楽しそうで何より。

 

 



報告。
イザニアに「ルシスに眠る脅威」の達成報告をしたときにも思いましたが、今作のストーリーがプレイヤーにあまり受けなかったのは、サブクエスト達成時にかけられる台詞とノクトの心情が合致していないというのもある気がしました。

具体的にはイザニアの「ありがとう、ノクティス王子。これからもルシスを守っていってね」という台詞や、ネイヴィスの「生ける伝説として釣りを~」云々といった感じの台詞。
どうやら彼らはノクトが「王の使命」を果たしたときに彼が死ぬということを知らないようですが、プレイヤーは既に結末を知っているので、ノクトのぎこちない反応と併せてモヤモヤする羽目になるという仕組みなのでしょう。

 



取りあえず全クエスト達成。
あとは料理と釣りのコンプリート、AP稼ぎおよびアビリティ習得、レベル上げが残っているぐらいでしょうか。
釣りは100匹中、46匹。料理レシピは104種類中、97種類習得という状況。


といったところで、今回はここまで。
そのうち強くてニューゲームで2周目を開始するつもり。
その前にエピソードグラディオラスのスコアアタックチャレンジをやると思いますけど。
主にストーリー面での説明不足や描写不足が目立っていましたが、高難易度ダンジョンでの戦闘や釣り、キャラクター設定や世界設定など、個々の素材に関しては比較的良くできていたように思います。
それだけに調整不足を含むストーリーやシステムの粗やバグが勿体なかったですかね。