Liberty Stepをプレイした | KMのゲームブログ

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気ままにゲームの話など。

現在進行形でLiberty Stepというフリーゲームをプレイしています。

この作品は2016年1月に公開された「はきか」氏によるRPGツクールvxace製のRPGです。
Vecterのサイトからダウンロード可能。

 

 

マータルと呼ばれる神域を探索していくのが主な目的になります。

ダンジョンやマップを探索していくのがメインで、ストーリー部分は薄目という印象。
敵の強さの関係で別エリアなどでレベリングや探索をしながら強化していく必要があるので、戻ってきたときには一つ前のストーリーイベントを忘れているという問題もあったりなかったり。
 

 

最初にプレイヤーの分身になるキャラを8つの職業のなかから一人(男性/女性)選びます。

すぐに拠点の酒場で仲間を加入させることができるので、好みで選んでしまって問題ないと思います。

 

 

職業8つ、性別2つ、色のパターン3つという組み合わせからプレイヤーの分身たる冒険者を設定します。



開始直後のチュートリアル戦闘。
魔物に襲われている男性を助けたところ。


男性を助けた次のマップに拠点となる「マータルの境界」があります。
酒場で7人まで仲間を加入させることができます。
全員同じ職業というような極端なパーティにすることもできるようですが、メンバーの入れ替え(解雇/再雇用)はできないので無難に8つの職業のキャラを1人ずつ加入させておく方が良いでしょう。


メインストーリーのイベントはそれほど多くありませんが、代わりに数多くのサブクエストが用意されています。
ところどころで物語のカギを握る重要な設定部分を話していたりもするようです。



クエストはフィールドマップでも発生します。


条件を満たせば「大物」と呼ばれる強めのモンスターと戦うこともできます。

戦闘はシンボルエンカウント式。ある程度レベル差ができると、フィールド上で敵が逃げ出すようになります。

背後から接触すれば先制攻撃できるので、格下を相手に経験値稼ぎする方が効率が良いかも。

 

 


ほぼ初期状態で大物に挑んでみたところ。
デスペナルティは無いですし、条件さえ満たせば何回でも戦えるのでわりと強引な探索も可能。
というよりも隣のマップに移動しただけでいきなり10~20レベル(推定)も格上の敵が出てきたりするので、基本的には何度も全滅する前提のゲームだと思います。
出現する敵の傾向や強さなども実際に戦ってみないと分からないのが不便といえば不便。



戦闘画面。
自キャラHPの4分の1以上のダメージを一撃で与えてくる敵と出遭った場合は、手合い違いなので速やかに逃走すること。

デスペナルティは特にないので全滅して拠点に戻ってもいいですけど。

4人の通常攻撃を集中させれば敵1体を倒せるぐらいの強さの敵とは戦っても大丈夫な印象。

特技や魔法を使えばもう少し強い敵でも倒せますが、消耗が激しくなりがちなので稼ぎ相手としては不適格だと思います。

 



パーティ画面。
戦闘メンバー4人が明るく表示され、待機組は暗く表示されます。
メンバー入れ替えはリストから選ぶ形式ではなく、この画面でキャラの明暗を見て行うことになるので微妙に分かり辛かったりします。


各地に点在する神々の祭壇で契約の儀式を行うのがストーリー上の主な目標になります。
大抵は祭壇の手前にボスが配置されています。
祭壇で契約すると特別な効果(TPで発動する必殺技のようなもの)の装備アイテムを入手できます。


特定の祭壇で儀式を行うとメインストーリーが進行します。
それ以外は基本的には寄り道要素ですが、敵の強さやマップギミックの突破に設定された能力値条件の関係から最短ルートで攻略するのは困難(事実上不可能かも)。


最初は敵わなかった強敵でも戦闘メンバーや装備構成を工夫することで勝てるようになります。
レベルを上げるのが一番分かりやすいですけど。



レベル15に到達したキャラクターは上位職に就けるようになります。
基本職の長所をさらに伸ばすものと、基本職の短所を補うようなものの二種類から選択する形式。
習得する特技や魔法の一部が変化しますが、上位職に関しては後から変更できるのであまり気にしなくてもいいです。



序盤のある意味最難関、石の魔人との戦闘。
戦闘開始時点でバフがかかっているらしく、まともに戦うと負けイベントではないかと勘違いするような圧倒的な火力と耐久力を誇ります。
手前で受注/達成できるサブクエストでの台詞からすると、報酬の「破魔の香炉」というアイテムを使って敵の強化状態を打ち消すのが想定された倒し方のようです。
別のマップを攻略しているうちにそのことを失念していてガチンコ戦闘(という名のゴリ押し)で勝利。
狩人の「サーチショット」という特技は魔法とも物理攻撃とも違うダメージ計算になっているようで、敵の防御力やバフを無視してダメージを与えることができる様子。


攻略を進めていくと「ぼやけた境界」というマップで足止めを食らいます。
突破するためには洞察力を上げる必要がありますが、レベルを上げているだけでは観察力と洞察力は上昇していきません。
各地に点在するランドマークを発見していくことで上昇していくようですが、詳細は不明。



各エリアの探索。
敵の強さもまちまちなので逃走する前提での威力偵察が必須。


ぼやけた境界を突破できたところ。
このときのプレイ時間は18時間か19時間ぐらい。
ストーリークリアの目安はおよそ30時間ぐらいらしいので、そろそろ終盤の入り口というところでしょうか。


といったところで、今回はここまで。
戦闘中にメンバーを交代できないので8人パーティである必要性があまり感じられない点と、特技/魔法のSP消費量と効果が見合っていないものがそこそこ多い点が残念かなという感じ。
属性魔法や属性付き武器も耐性を持っている敵には一切効かないので、通常戦闘が物理職メインの方が安定するというのもシステムとしては勿体ないかなという印象。
戦闘中に弱点を確認できたり戦闘メンバーを交代できれば大きな失点にはならなかったでしょうけど。
何だかんだ言いつつも楽しめてはいます。

 

なお、攻略wikiの情報は残念ながらあまり充実していないようなので、マップの探索状況や敵の強さなどは自分でメモしておいた方が良さそう。