蒼き革命のヴァルキュリア 序章体験版をプレイした | KMのゲームブログ

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蒼き革命のヴァルキュリアの序章体験版をプレイしてみました。

難易度はノーマルを選択。

 

過去の大事件の経緯に疑問を持った若者に、事情を口伝されているという老婆が昔語りをする形式で始まります。

 

周辺の国から経済封鎖をされていたというユトランドという小国が舞台。

帝国の駐屯部隊に奇襲を仕掛けるらしき場面。

姫自ら剣をとったというのはまだいいとしても、戦場に立つならその格好は何とかしてほしいところ。

ラグナイトに関する技術が異なることなどからすると、「戦場のヴァルキュリア」とは別世界(または別の時代)の様子。

グラフィックの光沢表現がなんとも独特。

 


計20分だか30分だかという1シーン数分のムービー会話を数回見た後ようやくアクションパート。

読んだテキストを○ボタンで飛ばすといったことができないので、オプションボタンからムービーそのものをスキップするしかない仕様。

戦闘自体はものの数分で終わってしまうこともあって、率直に言ってゲーム自体のテンポが悪いですかね。

この戦闘自体はおそらく5分以内にクリアすればS評価になるのでしょう。

 

剣や斧などの得物を用いた特技以外にグレネードや銃も使用できます・・・が、威力や範囲、使用回数などの問題でなんとも微妙な性能。

一応剣技で敵にダメージを与えていけば恐慌させたり混乱させたりできるようですけど。

通常攻撃の威力が相当高いので何も考えずに回避ボタンを押しながら敵に近づいて剣を振り回していれば大体何とかなってしまいます。

重兵器や銃兵士が待ち構えている敵陣に剣を構えて突っ込んでいく姿に、どうも説得力を感じない世界観でした。

 

序章のエピローグ的な部分。

再び数回場面が変わりつつの計20分だか30分(体感)だかに及ぶムービー。

ムービーの合間に挟まれる10秒弱のロードも含めてただ画面を眺めるしかすることがないため、苛立ちを覚えるレベルで相当暇です。

 

何とかクリア。想像していた以上のムービーゲーでした。

アクション面はシンプルというよりは単調という評価。後半になれば面白くなるようにも思えない感じ。

上の方でも述べた通り、銃を構えた敵相手に剣を構えて突撃していくことに説得力が一切感じられなかったのが全て。

敵の銃の迎撃で戦闘不能者が続出するようであれば無謀としかいえない突撃ですし、銃の火力が大して高くない世界観なら近距離戦闘に難がある銃をわざわざ運用する必要性がありませんし。

戦ヴァル2や3にも剣を装備した兵科がありましたけど、盾も構えていたので一応運用できそうな造りにはなっていましたが今作は盾もありませんでしたし謎。
 

ゲームデザイン、世界観、ゲームシステム。諸々含めて好意的な感触をもてなかったので、製品版を買う可能性は限りなくゼロに近いだろうなあという作品。

せめてフルムービーではなく、読んだテキストは○ボタンなどで飛ばせる形式になっていれば良かったのに。残念。