第1章「魂」⑬~⑰ | 獏井獏山のブログ

獏井獏山のブログ

ブログの説明を入力します。

魂⑬「仮説・この世は幻」    2017-06-13
 

仮説:端的にいうと、この宇宙に存在するのは「自分」「自分以外」…それが全てである。…もっと言えば「自分」は唯一の存在であり、その他のあらゆる個体や現象は自分の為にのみ存在している、と考える。

             ★

・宇宙の一角、「神聖天国」には無数の「魂」が浮遊している。その中の1個である私自身の魂は神聖天国の主である「神」の命によって、人間の姿になって修行する為に、「神が創造した地球」に遣わされたものである。これらの造詣は唯一「自分=私という魂」の修行の場としてのみ、神が為した事と考えられる。

 この世は神が私の為に、影絵のように映し出した「幻」に過ぎない。

故に、自分の肉体が死という形で消滅すると「自分以外」のあらゆる事象はシャボン玉が弾けるように霧散して無くなるのだ。

             ★

【以上の仮説は、このブログで記してきた事…就中、第1章「」、第2章「人生」で記述してきた事と全く逆の、矛盾した考え方である。これは30年も前からずっと持ち続け冷めることなく温めてきた考えには違いないが、しかし、未だ確固たる考えに成り得ていないのも事実である。…書き進めつつ解明の努力をしていくしかない…】

 

 

魂⑭ 「自己の存在」   2017-06-14
 

・誰も居ない部屋を閉め切って静かに座して目を閉じると、何も見えない。硝子戸の外の景色は元よりつい先っきまで見ていた机や箪笥や襖など周囲に存在した物も(ことごと)く無いに等しい。何もない大宇宙の中で唯一人、自分だけが存在しているように感じる。

 

 

 

魂⑮ 「迷い…幻影と実在」  2017-06-15 
今、私の周囲に展開されている地球上の人間その他の存在、日々の生活や諸活動は「私の魂」の為にのみ映し出されている幻に過ぎない。それ故に私は、自分が死した後のこの世の件に付いて何1つ考慮する必要はない。何故なら、元々この世など実在していないのだから…

 

しかし逆に、宇宙に地球があり、地球には人間が住んでおり、私も無数に生きている人間の1人に過ぎず、私の死後も地球と人間社会や生き物が歴然として存在し続けるものと認識している自分…それは今でも大きな割合で私の中に存在する。

 

・この2つの相反する認識の狭間で私の心は揺れ動いている。

 

 

魂⑯ 「媒体が描く事象」    2017-06-16 
・この世界は未知の事柄が多すぎる。とても信じられない事が私の目で(じか)に見えない所で起きていて、如何にもその事が事実として存在するかのようにテレビや新聞、その他の媒体を通じて私が思わされているという疑問が前から私の脳裏にはある。

・例えば、テレビに映る事は「幻」とは前々から思って(分って)いた。

 そして今日、新たな見方を得た。

 

・私はテレビ映画、ドラマ、特に時代劇が好きである。(勿論、現代劇も、また洋画、特にウエスタンなんかよく見る。)

・そして、北朝鮮や中国の危うい動きを見て、日本も危険だな…と現実的に考えていたが、「待てよ!」と自分の正しい認識に気付いたのだ。

・北朝鮮や中国の動きは現実ではなく、テレビ映画やドラマの1つだと。

・何故なら、どちらも私には映像を通して目を瞠っているだけのものだ。どれもこれも薄い液晶画面に映っているのを見ているだけだ。テレビを見ていなければ全く私にとって無縁の事なのだ。

・テレビなんて、薄い幕に映る影に過ぎない。それに合わせて音響機器を使って声などを出しているだけ…つまり幻のように映っているだけで、前にも後に回って見ても、その実体はない。

・言い換えれば、DVDの映画を見ているのと同じだ。

・もっとはっきり言えば、電源を切れば自分の目に入らない虚像に過ぎない。そんなことが何処かで実際に起こっている事とは信じ難い。これは「幻」だ。

 

 

 

魂⑰ 「人生修行の意味」    2017-06-18  
 

・直接目の届かない所で起こっている事に関心は無い。

それどころか、毎日、目の届く所で何が起きているのか、それさえ正確に把握し得ない。目に見える様々な事象は何を意味しているのか。

それは我が人生(正確にいえば)にとってどれだけの意味があるのか。

・仮に、明日、自分の肉体が息絶えて屍となると想定して、過去を振り返ってみて、自分の一生とは何だったのか。何を意味するのか…高が千数百億個しか稼働していない脳味噌でそんな事が解明出来るものではない。 

となると答を知り得るのは、屍を抜け出した魂(自分の真の姿)が全能を取り戻した時であろう。多分その時点で、「神」が自分に課した人間として生かせた修行の意味(意義)を知ることになるだろう…ぐらいしか考えられない。