日記 ⑨「やっと落ちつく」(S38.5.24~25) | 獏井獏山のブログ

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S38..24)

 ようやく小さな仕事にありついた。松井氏の「失業保険に関する調査」の補助である。来週から本格的調査が始まる。慌てることはない。どうせ今にイヤというほど仕事が出来るだろう。

林茂氏、植村氏にビールと酒を奢って貰う。酒が顔に出ない。まだ身体が本調子に戻ってない証拠だ。

 家(下宿)に帰って、隣室(入居者)の藤「藤木」という人にビールと寿司を奢って貰った。

 

S38..25)

 午前中に「山の会」の木村氏に「氷川山荘に宿泊する」と返事をしたが、諸井君(能率班の研修生)が「風が強いので止めよう」と云い出した。初めは行く気で彼の下宿へアノラックなどを取りに行くべく着いた途端なのである。…成る程、風が強くなり、空は雲が足早に飛んでいた。私自身、1人で行くのは自信が無かったので止めにした。

 

 将棋を指したが私の方が数段上。諸井君、碁は強くてとても叶わないが将棋はモロイ。…彼の同室の宮さんが鍋焼きうどんを出してくれた。

 この次に、共に山へ行くことを約して帰った。

 

(初めて、ダラーっとした、というか、やや力の抜けた気持になれた…そんな感じを思い出す。)