「3」
・さて、上記に列記した遊びの幾つか、特に現在では余り見られなくなった遊びの種類、内容、遊び方を振り返ってみよう。
・①「馬乗り(どんま)」
(これはインターネット上で巧い説明があるので引用する。)
馬乗り遊び(どんま)とは:チームを2つに分けて行う。馬側となったチームは、まず一人が壁に立ち、その股間
に別の一人が頭部を入れて「馬」となる。他のチームメンバーもその後ろに、同じ姿勢でつながる。「馬」が完成したら、もう片方のチームが跳び箱の要領で一人ずつ「馬」に飛び乗っていく。途中で「馬」が崩れてしまったら馬チームの負け。乗る時に落ちてしまったら、乗るチームの負けである。乗る側の全員が「馬」に乗った場合は、壁に立つ人とじゃんけん
で勝負を決める。負けた方が次の馬チームになる。(以上、ネットから引用)
この遊びは1番最初に乗る者は、後に続く者の事を考えて出来るだけ長い距離を飛ぶために体力向上に役立つし、落ちないように身を賭して突進する決断力が養われる。
・②「紙相撲」
やや厚めの紙(ボール紙)で関取を形作った人形を作って、木や厚紙
で拵えた土俵の上でお互いの人形を組ませて「トントン」と土俵の端を
叩いて勝負する。勝ち負けは相撲と同じである。
先ず、強い力士を作るには「技術」が要る。いざ土俵に上がって勝つ
ためには、土俵のどの辺りを叩けばいいか、どんな強さで叩くか、の判
断力」と「集中力」が必要だ。
・③「缶蹴り」以下は 漫⑨ に続く)