人生⑤「天を目指す」 | 獏井獏山のブログ

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・人はもっと「天」に思いを馳せるべきである。

・例えば、この世が厭になって自殺する人は何時の時代にも沢山いる。その際、誰もが手段として地球の引力を利用している。それは当然の如くに見えるが、必ずしもそう考えるべきではない。自殺決意の直前、彼の心が打ち沈んで下を向いているから引力を利用することしか考えられないのである。上を見れば又別の判断が生じたかもしれない。

・この世からの逃避は、「暗闇」即ち「絶望」に向かって突き進むことだけではない。

「希望」の世界だってある。しかし下を向いていてはいけない。そこには「絶望」しかないからだ。この世の絶望から逃れて、より大きな絶望を求めて何になる!

・どうせ「この世からの逃避」を決行するなら、より明るい未来を目指すべきである。下ではなく「上」を目指すことである。

・「あの世」には「天国」と「地獄」がある。「天国」は上、即ち「天」にあり、地獄は下、即ち「地の底」にある。地獄は引力を使って常に人を地の底に引きずり込もうと狙っている。身を投げ出しさえすれば簡単に地の底まで連れて行ってくれる。一方、天国は楽園を設えて、自らの力で其処に来る者を待っている。引き上げては呉れないが、天を目指して上を見上げる者を励まし、力を与えてくれる。そして、人生を全うしてから天に召されるべきだと考える知恵と、勇気をもって前進し難題を切り開く力を与えてくれる。