今更ですが、こげんたちゃん事件を知らない方がおられる様なので、簡単に経緯を書きます。

福岡猫虐待事件(ふくおかねこぎゃくたいじけん)は、2002年 平成 14年)に男性が虐待 した の写真をインターネット 上で公開した事件 である。

インターネット上では、男性のハンドルネーム からディルレヴァンガー事件ディルレ事件と呼ばれることが多い。事件後に猫につけられた名前から、こげんたちゃん事件こげんた事件とも呼ばれるほか、マスメディア 上で報道された際にはインターネット猫虐待事件とも呼ばれた。

概要

この事件は、2002年 (平成14年)5月6日 、電子掲示板2ちゃんねる のペット関連板であるペット大嫌い板(生き物苦手板 )に、ある男性によって、“おい!おまえら”と題されるスレッド が作成されたことに端を発する。

事件

オスカール・ディルレヴァンガー ナチス・ドイツ 武装親衛隊 准将)の名から取ったとされる“ディルレヴァンガー”を名乗る、福岡県 福岡市 在住の男性(事件後、広島県 呉市 内の親元に引き戻された)は、マンション自室のユニットバス内でハサミや針金等を使って尾や耳を切る・首を締めるなどした野良猫 ジタルカメラ で撮影、写真をアップローダー で公開し、虐待の実況中継を行った。また同人物は、2ちゃんねる上で最も人が多い板のひとつであるニュース速報板 にもスレッドを起こし、この行為を自ら2ちゃんねる全体に知らしめた。

反応

同事件はインターネット上で波紋を呼び、数日中に複数の2ちゃんねらー によってログ 解析や写真の分析がなされ、通報が殺到、ついに男性は福岡県警により書類送検 される。この際、男性は「猫は逃がした」と供述したが、事件を知った人々により写真が調べられ、問題の猫が生きていたとは思われない等の理由により、件の男性への刑事訴追を求める署名運動が起こされた。同時に男性の個人情報などがインターネット上のさまざまな場所で公開され、同事件を追及するウェブサイト が乱立した。

この男性への不信感は、警察の尋問に対して「はさみや紐は引越しのために購入した」や「酔っていて、かっとなって」などと答えていたことにも関係する。使用されたはさみが波板 と呼ばれる工事材料を切るための専用の工具であったこと、発作的な殺害という割には問題のスレッドの書き込み時間が長く、また執拗な虐待の内容を延々と書き込んだりアップロードし続けていたこと、加えて同男性が「生き物嫌い」板で以前よりハムスター を虐待する様子を頻繁に文章で書き綴っていたことなどから、2ちゃんねる利用者らに嘘であると判断された。なおこれらの嘘が、後に「証拠隠滅を働くおそれがある」として福岡県警が逮捕に踏み切った理由ともなった。

なお同事件はインターネット上で一斉に広まったため素早く報道各社が反応、テレビ放送 新聞 などのニュース で一斉に報じられ、社会的にも大きな反応を引き起こしている。地元テレビ局の取材した報道番組では、親戚の男性(匿名・顔モザイク)を名乗る者が飼ってるネコを殺したりなんかしたんなら別ですけどね(中略)警察ざたになるのは、何かおかしいような気がすると発言している。

逮捕へ

この際に、事件を知った市民より同県警へと逮捕を求める嘆願書が殺到したことにより(最終的に実刑を求める嘆願書と併せ3,000通を超えたという)、福岡県警側は書類送検から急遽対応を改め、獣医師 に問題の写真鑑定 を依頼、これにより猫の死亡が確認されたため、同男性は逮捕 され、取り調べを受けた。

男性は九州大学卒業後、光学機器メーカーに勤めていたが、職場でリストラ が進み、社内の雰囲気にいたたまれなくなって辞職して蓄えで生活していた時期にこの事件を起こしたという。男性は公判の中で、餌を与えたが糞をされたので憎悪がわいたとも、ネット上で騒がれたかったとも動機を述べている。

取り調べの結果、男性は猫の殺害を認めたため、動物愛護法 違反により懲役 6か月・執行猶予 3年の判決を受けた。このとき、男性の個人情報が不特定多数によって公開されたことなどにより、すでに社会的制裁を受けたとして、減刑措置がとられている。

他の事件への影響

この判決は、後の動物虐待 事件にも影響し、同様の刑量判決が、その後の複数の事件裁判で出されている。

同事件以降、海外の動物虐待事件と凶悪事件の因果関係が取り沙汰され、動物虐待事件は凶悪犯罪の予兆であるともされ、動物虐待事件の予防・検挙が、近年多発する児童に対する通り魔 などの犯罪を予防することになるとする論調も生まれている。

生き物苦手板に関して

なお、この「生き物苦手(旧ペット大嫌い)板」であるが、元々はマナーの悪い飼い主に対する批判で、趣味 のカテゴリー内にあったペット 関連の掲示板が、フレーム問題 荒らし によってコミュニティが混乱したため、この議論や煽りを分離するために設置された板である。

事件・逮捕直後は累を恐れて動物虐待行為を仄めかしていた掲示板利用者が激減、一頃は動物虐待行為に対する非難一色に染まった(→炎上 )。近年では一部の動物虐待行為に嗜好を示す者が舞い戻ってきてはいるものの、実質的な犯罪行為の実行が疑われるケースでは、他の利用者から通報されているともいい、事件当時のように直接的な犯行をほのめかすケースはほとんどなくなっている模様。


ただし全く無いと言うわけでもなく、2006年 (平成18年)4月 に公園で捕まえた猫を踏んで殺害、その写真を投稿した東京都江戸川区の男性(20歳)が逮捕されたケース(→産経新聞報道・発達障害があることを理由に懲役6月執行猶予3年の判決)がある。


現在のところ、ペットを含む動物とその所有者(飼い主)に対する批判といった、元々の掲示板設置経緯に沿った議論も少数見られるものの、動物虐待行為を愛好ないし非難する側が双方荒らすことから真剣な議論は行われておらず、主に古くからあるペットに関する掲示板の方で静かに続いている。現状の内容は、専ら動物虐待行為に対する擁護論と批判論の衝突と並行して、無意味なレスやコピーアンドペーストによる愉快犯 的な荒らし行為が続いていたり、また動物関連のニュースや、他の2ちゃんねるの掲示板同様の他愛ないおしゃべりで埋め尽くされている。

関連事象

この事件は2ちゃんねるのみならず、他のネットコミュニティ にも影響を与え、他方では猫愛好家・動物愛護団体 などが暗数 となっている動物虐待事件の問題で、度々同事件を引用している。

この事件において犠牲となった猫は、後に同事件を最初から最後まで追跡したバラエティ・ニュースサイト 探偵ファイル が手配したペット葬 (なお死体は未発見であるため、男性がネット上に公開した画像のみが用いられた)の際に、僧侶 により戒名 としてこげんたと名付けられた。これに複数サイトが追従したことから、この名が共通呼称として知られている。

同事件に際しては、不特定多数の匿名人物らが犯人探しに奔走、書類送検直後に男性の写真(高校生の時と大学生の時とされる)がネット上に公開される・自宅住所を公開される・家族(親)の職場(公立中学校)が公開されるという事態に発展、親にまで非難の電話がかかることで、その仕事を妨害する事態も発生した。この追及が後に「社会的制裁をすでに受けた」として未決勾留 期間を執行猶予期間から差し引くという減刑にもつながっている。

同事件に際して殺害された猫の追悼サイトから、サイト閲覧者などから寄せられた追悼文等をまとめた書籍が当初、サイト運営者らの自費出版 の形で発売され、後の2004年 (平成16年)7月 には全国的に販売された。同書籍の印税などは、動物虐待を防止する運動に利用されているという。

「懲役6か月・執行猶予3年」の判決に前後して、男性は両親の住む広島県に引き戻された。なお同男性は上の「探偵ファイル」が判決後に行った「ちゃんとネット謝罪してくださいよ」という問いかけに対し、「前向きに考えている」とコメントをしたことが伝えられているが、それ以降は実社会・ネットコミュニティ共に沈黙を保っており、近況は不明である。


それにしてもたった「懲役6か月・執行猶予3年」なんて多くの猫とハムスターの命を奪っといて。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


以下転載
http://ameblo.jp/tanntakatann55/entry-11309702310.html

「サルは自分の身の危険をおかして、ハンターに撃たれて傷ついた仲間を安全なところまで運ぼうとする。群れの一員が死んだときの悲しみは、あまりにも人間と似ていて心を動かされるので、次のサルを撃たないハンターが多い」
(罪なきものの虐殺 ハンス・リューシュ より)

2010年 サルの実験(下写真) 
http://cfcorner.blogspot.jp/2010/09/faces-behind-animal-experimentaion.html




猿・犬・猫・豚・マウス・羊・魚・爬虫類・鳥などあらゆる動物が実験に使われています。
日本の実験動物数は、把握できるだけで年間1000万以上。実数は倍以上と言われています。
http://www.ava-net.net/fact/data.html


人の、ガンによる痛みを調べるために、右坐骨神経周囲をガンにさせられたマウス
(下の写真 帝京大学

http://www.anesth-teikyo-cba.jp/kenkyu.html





マウスは世界中で、あらゆる分野で最もたくさん実験に使われる動物です。
日本では判明しているだけで年間600万以上が使われています。(実際はもっと多いと推定されます)http://www.ava-net.net/fact/data.html

動物は無感覚な生き物ではなく、私たちと同じように痛みを感じ、苦しみます。また動物はお互いを心配し、気遣います。
ねずみは、わなにかかった仲間を、救出しようとします。救出することで、自分の餌の取り分が減ると分かっているときでも、相手を思いやります。
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52054854.html

生まれながらにして病気のマウスが、人の手で作られています。
心筋症モデルマウス独立行政法人 医薬基盤研究所が開発 下の写真)
やせて、呼吸ができなくなっています
生まれて7ヶ月で急激にやせて、呼吸不全で、すべて死にます。
http://animal.nibio.go.jp/j_4c30.html



動物実験に使われた猫


  

妊娠した豚を殺し、その子宮から出された胎児



アステラス製薬(旧 山之内製薬)
は過去、骨粗しょう症に関する実験で、37匹の子犬の足を金属ワイヤーで折ることを計画していましたが、キム・ベイシンガーらの抗議で中止になりました。 http://www.nomoreanimaltests.com/pc/29naiyou.html
この計画は、潜入調査の結果明らかになったものです。
現代の、ほとんどの動物実験は、内部告発がない限り、どのような事がおこなわれているのか、私たちが知ることは困難です。
しかし、表に出てくるものもあります。

2012年 エーザイが、製造販売の承認を受けた不眠症治療薬「ルネスタ 」では、次のような動物実験がおこなわれています。

1.拘束ストレスを受けたラットへ本薬を与える実験。
拘束ストレス実験(空気穴をあけた直径28 mmの50 mlチューブにマウスを長期固定させる)
2.右まぶた縫合後に 6 時間覚醒状態を維持した生後 21~28 日齢のネコに、本薬を投与する実験
3.サルに本薬を投与しコンフリクト実験。
コンフリクト実験(サルに餌と同時に電気ショックを与え、反応を見る実験)
4.犬に本薬を単回投与・長期投与(1年間)し、よろめき、震え、運動失調、痙攣などを観察。

他にもさまざまな実験がおこなわれ、マウス・ラット・ウサギなども実験されています。
この汚らしい実験の詳細
http://www.info.pmda.go.jp/shinyaku/P201200006/170033000_22400AMX00027_A100_3.pdf

2012年7月エーザイ に、電話。
「他にも不眠症治療薬はある。」「この薬はすでにアメリカで販売されているのに、なぜ日本で新たにこんなに動物実験しなければならないのか」「薬に頼らずとも、生活スタイルを見直すという方法があるのに、痛みを感じる生き物をこんなに苦しめてよいものでしょうか」
エーザイ 「安全性を確かめるために動物実験が必要なのです」「アメリカ人と日本人の体は違う」「もし嫌なら、他の薬を買うという選択もできます」

2012年7月PMDA(医薬品の承認審査をする機関) に電話。
「(エーザイの薬の承認について)すでにアメリカで販売されている薬を日本で販売するのに、どうしてこんなにたくさんの動物実験を求めるのか?」
PMDA 「医薬品・化粧品・医薬部外品において、アメリカですでに販売されていても、日本においてはデータを新たにそろえなければならない場合がある。(法律が違うため)アメリカとヨーロッパで使用実績がある薬でも、実験が求められる場合がある。
PMDAと企業が話し合ってどのようなデータをそろえるか決める場合もあるし、マニュアルを持っている企業ならば、話し合いなく、企業がデータをそろえて申請する場合もある」

下の写真はエーザイとは関係ありません。エーザイがどの種類の犬を実験に使っているか分かりませんが、実験用ビーグル犬の養殖施設は、日本にもあります。 
http://www.labes.co.jp/animal/dog/jutaku.html

下の写真 実験に使われたビーグル犬

わたしたちは、どのような医薬品・医療機器が承認されたのかを知り、その審査内容をチェックすることができます。新しく承認されたものをメールで知らせてもらうことができます。
http://www.info.pmda.go.jp/info/idx-push.html
非難されるべきやり方で、商品をつくった企業をチェックして、動物のかわりに、やめてもらえないか、要望することができます。

動物実験はあらゆる分野で行われています。




医薬品、農薬、家庭用品(台所洗剤、漂白剤、かび落としなど)、食品添加物(着色料、発色剤、甘味料など)、タッパーなどのポリ容器(容器が溶ける恐れがあるため)、子供のおもちゃ(子供が舐めても大丈夫かどうか)、抗菌剤入りの文房具、建築資材環境汚染物質(排気ガス・ちり)の毒性、水道水の発がん性、宇宙開発など、あらゆる分野で動物実験が行われます。
また、2種類の洗剤を併せて使うと化学反応を引き起こして有毒ガスを発生する場合、などあらゆることを想定して動物実験が行われます。


ペットフードメーカー「アイムス」で使われた実験動物(下の写真)


 
過去、アイムスが行った動物実験の一部

①腎機能低下の影響
を調べる実験で、24頭の若い犬が、右の腎臓を摘出され、左の腎臓には損害を与えられました。腎機能の低下は、尿を通して除かれるべき毒素が体をめぐり、嘔吐、ケイレン、ただれ、激しい喉の渇きなど、大きな苦痛をもたらします。犬たちは7ヶ月及び14ヶ月の間観察されました。実験の結果に影響を与えないために、犬たちの症状を軽減する処置はとられませんでした。

②生体解剖(生きたまま解剖)。
2~5歳の28匹の猫の胃が、2時間の外科手術の間、露出させられ、繊維の豊富な食物の効果を調べる実験が行われました。実験後、すべての猫は殺されました。
アイムスは今もこのような動物実験を行っている可能性があります。
2011.9月 アイムスへ確認 http://ameblo.jp/tanntakatann55/entry-11033263043.html
2012.9月 アイムス(0120-164-412)へ確認
以前回答した手紙 と、内容はかわらない」とのこと。(以前の回答内容「できるだけ動物実験を行わない、削減に取り組む」など)
「できるだけ行わないということは、アイムスが必要と思えば、今も動物実験を行っているということでよいか?今も2003年のような外科的処置をともなう動物実験を行っているのか?」との問いについて、電話で回答をいただける、とのこと。連絡待。
9/11 連絡有(昨年と同じ方より)。「関連部門に確認し、2週間ほどで、あらためて連絡します」とのこと


タバコお酒も、動物実験がおこなわれます。ビーグル犬に強制喫煙させる実験。
(下写真)
お酒では、本来、お酒を飲まないサルを使ってアルコール中毒にする実験など。







  

独立行政法人 理化学研究所も、動物へ強制喫煙させ、喫煙の体内における「メカニズム」を報告しています。(2012年4月発表

喫煙が体に悪いことはすでにわかっていることであり、このような研究ではなく、なぜ予防対策(タバコを吸わない)にお金を使わないのか。
理化学研究所には何百億もの税金が投入されています。
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2012/04/25/1320191_2.pdf

マウスに強制的に毒物を吸わせる実験
(下の写真 理化学研究所のものではありません)

下の写真 自動車の排気ガスの人に与える影響を調べる実験
ガスを吸わせられているマウス 日本自動車研究所 より

2012.9月 日本自動車研究所へ問合せ。(03-5733-7921 広報グループ(動物実験を行っているつくば市総務部へ電話したところ、問合せは広報グループへして下さい、とのこと)
「今後もこのような動物実験を続けるのか」との問いについて「今後の計画は未定。動物実験は委員会に諮って行っている」
以前(1986年)に行った、サルをはりつけた衝突実験  をやめた理由について問うたところ「昔のことなので、今すぐ答えられない」
「動物実験をするか否か決定する権限のある人と、話をしたい」というと「問い合わせ内容による。総合問い合わせ からメール下さい」とのこと。

日本自動車研究所には、億単位の税金が使われています。
どの法人に、どれだけの補助金が出されているのか、
私たちはチェックすることができます。
※円の単位は、千円です





動物は苦痛に無感覚ではありません。「あと、どれだけ我慢すればこの苦しみから逃れられる」という将来を考えることはできません(霊長類は将来を考えるかもしれません)。その分受ける苦痛は、希望を持つことができない、まじりけなしの苦痛となります。


目に試験薬を入れられたうさぎ(毒性テスト)


猿の脳に電極を埋め込み、脳機能と行動の関わりを調べる実験




2012.7月から、メリアル・ジャパンにより販売されている犬のノミ・マダニ駆除剤 は、犬とラットを実験し、殺して、作られています。
・濃縮した薬を、ビーグル犬(成犬・子犬)に繰り返し投与し、観察。観察後、殺し、解剖。
・この薬を投与されたラットが、どのように歩様異常、異常姿勢、被毛変色、斜視などを起こすか観察

この汚らしい実験の詳細
http://www.maff.go.jp/nval/syonin_sinsa/gijiroku/pdf/gijiroku_bukai_231130.pdf

『ロンドンのデイリー・グラフ紙(1970年)の報道によると、カーディフ大学のS・J・ダイアモンド博士は、動物の行動を研究していたとき、一匹のラットがおぼれている仲間を助けようとしてレバーを押すのを発見した。サルは、食物を自分に与えてくれるが、同時に仲間にショックを与えるようなレバーを押そうとはしない。こうしてサルは、仲間を傷つけるよりも食物無しですます方を選んだのである。ダイアモンド博士はおそらく驚いたのであろうが、「この種の実験で、人間以外の動物にも一種の愛他行為が存在することが示されたようである」という結論を得た。
動物を本当に知っている人なら、動物実験研究者などは全く知らない特質、すなわち同情心を動物も具えていることをダイアモンド博士に知らせてやって、博士の電気料金を節約する助けとしてやれたことだろう』(罪なきものの虐殺 ハンス・リューシュ より)

2012.8月 メリアル・ジャパン03-6301-4724に電話
「やめてほしい」「ノミ・マダニ駆除剤はすでに御社よりフロントライン・プラス という商品が出ている、新たに動物を苦しめなければならないのか」
メリアル・ジャパン「フロントライン・プラスに新たな成分が加わったので」「外資系なので、実験自体はほとんど海外でやっている」「要望はうけたまわります」丁寧な応対。名前を聞かれたので、伝える。

動物用医薬品を販売するために、非難されるべきやり方を行った企業を、チェックすることができます。
→ 動物医薬品検査局 「動物用医薬品等部会議事録」より
http://www.maff.go.jp/nval/syonin_sinsa/
しかし開発をすすめたが、承認申請までいたらなかったもの、失敗作のために実験された動物については知ることはできません。



視力低下の実験のために盲目にされたハト


動物実験の結果を、人に当てはめることができるのかどうかという問題もあります。
日本製薬工業協会の報告では、動物実験がおこなわれ、臨床試験(人によるテスト)にまで進んだ薬のうち4割が「人間への安全性には問題がある」として不許可とされ、そのうち6割は動物実験と臨床試験(人によるテスト)の結果に関連がなかった、としています。(1999年 朝日新聞より)
同じげっ歯類であるモルモットとハムスターへのダイオキシンの毒性を調べるテスト(どれだけダイオキシンを与えたら死ぬかのテスト)でも、その結果に8000倍の差があります。
タマゴテングダケは、少量でも人間一家が絶滅することがありますが、最もあ
ありふれた実験動物、ウサギには無害です。は砒素を大量に飲み込むことができます。

研究者の中にも動物実験に反対する人々は少なくありません。これらの人々は、人の体と大きく違う動物実験の結果を人間に当てはめることの危険性や、また苦痛を感じることができる私たちと同じ生き物に、このようなことを行うべきではないという倫理基準から、動物実験に反対しています。
PCRM  (責任ある医療を目指す会)もそういった人々の団体です。ワシントンに本社を置くPCRMは15万の医療専門家や関係者、市民からなる団体です。

マハトマ・ガンジーは動物実験について、こう言っています。
「今日、人間が神と神の造られた美しい生き物たちに対して犯している罪の中でも、もっとも罪深いものであり、自分たちの生きる代償に、他の有情の生き物たちを苦しめるくらいなら、われわれは自分の生命を断念すべきである」

そのとおりだと思います。抗うことのできない動物に、このような恥ずべき行為をし、それを「人のため」と正当化し、苦痛を感じることのできる生き物に、苦痛を与え、その苦痛を観察するような危険な人たちに、どんな研究もしてほしくない。

人の病気の治療を研究するために、まず動物を、強制的にその病気にかからせます。そして、それから治すための実験がはじめられます。上の写真と、下の文は、実験用動物の開発をおこなう、霊長類医科学研究センター より

「MPTP(神経毒)長期投与によるカニクイザル慢性パーキンソンモデルを樹立している。図の様に動物は四肢の硬直が顕著に認められ、同じ姿勢のまま無表情で停止し、振戦が顕著な場合、餌を持つ手が震え、とりこぼす場合もある」

『1974年に南アフリカで実施された調査によると、その前の2年間に地元の地元の実験室に送られることになっていた500頭から1500頭のヒヒが、実験開始前に死んだが、そのほとんどは輸送中ものどの渇きと熱射病のためであった。この輸送の間に母親は乳飲み子の首を切ってしまうことがよくある。
ドイツ語で「アッフェンリーベ(サルの愛)」という言葉は、大げさな母親の愛情の意味である。であるから、サルの母親が自分の子供を殺そうと決心するまでに、どれほど絶望し、悩むかは想像がつく。しかし、自分の子供が実験者の手にかかるよりは死んだほうが幸せだということがわかる程度の知能は、明らかに持ち合わせているのである』(罪なきものの虐殺 ハンス・リューシュより)

名古屋大学 医学部長 祖父江氏は「アルツハイマーなどの治療薬のために、動物実験が必要」と言っています
(2011年 21回 動物愛護管理のあり方小委員会において)
http://www.env.go.jp/council/14animal/y143-21a.html  
世界でトップ100人のアルツハイマー病研究者のひとりとして認められた、動物実験に反対するハンセン氏は「動物実験は人間の役に立たない」
また「動物実験は人道的ではなく、決して人道的ではありえない」
とも言っています。 
http://www.ava-net.net/world-news/140-1.htm





老化促進モデルマウス (日本で開発 下の写真 下のマウス)マウスの寿命は本来2~3年ですが、1年で脱毛や背骨の曲り、目のただれ、などの老化が始まります。人の高齢者の歯の喪失の影響を調べるために、人為的に歯を抜かれたり、細胞の移植をするなどの実験が行われます。
http://yakushi.pharm.or.jp/FULL_TEXT/130_1/pdf/011.pdf



私たちにできること

「化学物質の毒性試験」はもっとも多く実験が行われる分野です。人の手によりつくられた化学物質の数は100万とも1000万ともいわれています。
なるべく化学物質に頼らない生活を行うこと。
化粧品、洗剤、日用品を買うとき、動物実験されているかどうか、企業に問い合わせること。動物実験しないでほしいと要望すること。
むやみに薬や病院に頼るのではなく、ライフスタイル(食事や運動)を見直すことを心がけること。
研究機関に対して施設の見学や、実験内容の情報公開を求める
地元の議員に動物実験の廃止を求めること。
チラシ配りやパネル展などを行う。






どこからとったのか明記していない、動物実験の写真は以下より
http://www.kinshipcircle.org/fact_sheets/
http://www.facebook.com/pages/Stop-Animal-Testing-SAT/252383371502152
http://www.animalexperimentspictures.com/  

----------以下より転載文になります----------


同じ東海地方として情けない!


なにができるのかしら-ちょこっと考えてみませんか?-



ユーサネイジアさんのブログより以下転載です。



<三重県亀山市みどり町> 全国からの抗議を無視し、自治会が猫の駆除を強行!県は捕獲された猫の殺処分を続行! 「自治会として野良猫の捕獲を実施いたします。捕獲した野良猫は鈴鹿保健所に持って行き収容いたします」といった内容の回覧を、昨年9月、三重県亀山市のみどり町連合自治会(以下、自治会)が流しました。

これがネット上にも流れ、全国から抗議が殺到。

ところが自治会は駆除を強行しました。 いち早くこの問題に取り組んだ地元三重県の動物保護団体の協力依頼を受けたJAVAも自治会長、県、市に対して、猫の駆除や捕獲された猫の引取り等の違法性を指摘し、駆除計画の撤回や捕獲された猫の引取り廃止を求めました。

違法性を理解せず、なにも改善しない県と市ところが、県と市は違法性をまったく認識していないため、自治会に対して弱腰で、さらに動物愛護法を誤った解釈をしていて、改善する姿勢をまったく見せないのです。


三重県内の保健所では、職員が捕獲された猫と知りながらもその猫を引き取っています。

しかし、行政が引取り業務の根拠としている動物愛護法第35条には、あくまで、「飼い犬猫を飼い主が自ら持ち込んだ場合」もしくは「拾った犬猫の引取りをその拾得者から求められた場合」とされているのであって、

「猫が庭に糞をして困っているから」など不当に捕獲したケースは、そもそも引取り対象にはなりえないのです


三重県の場合、これまでにどれだけ多くの猫が猫嫌いの市民によって捕獲され、保健所に持ち込まれ、行政の手によって命を落としていたか計り知れません。


皆様からも厳しい抗議を!


地元の動物保護団体によると、現在もみどり町連合自治会は猫の捕獲をし、県は捕獲された猫の引取りと殺処分を続けていて、状況はなんら改善されていません。

JAVAも引き続き取り組んでいきますが、ぜひ、皆さんからも厳しい抗議をお願いします。



■ 三重県知事 鈴木英敬 〒514-8570 三重県津市広明町13番地 E-mail:https://www1.pref.mie.lg.jp/s_form/o_teian.htm (さわやか提案箱 ご意見フォーム)



■ 三重県 健康福祉部 食品安全課 生活衛生グループ TEL:059-224-2359(生活衛生グループ直通) FAX:059-224-2344(食品安全課共通) E-mail:shokusei@pref.mie.jp (食品安全課共通)



■ 亀山市長 櫻井義之 〒519-0195 三重県亀山市本丸町577番地 TEL:0595-84-5022(企画部広報秘書室) FAX:0595-82-9685(企画部広報秘書室) E-mail:https://www2.city.kameyama.mie.jp/form/cgi-bin/mail/index.cgi (市長への手紙入力フォーム


転載終了



宜しく御願いします


----------以上が転載文になります----------

この様な悪行を行う自治体は許されません!

関係各部署に怒りの抗議の電話・FAX・メールを叩きつけてやりましょう!


BMECTE(ヴメースチェ)

どうして何の罪も無い猫を・・・・Y(>_<、)Y
BMECTE(ヴメースチェ)
猫をいじめるやつは許さない。
BMECTE(ヴメースチェ)
絶対に